AWBC と ASWT 社は新技術の日本での販売を開始

アジア・ウオータービジネス・コンサルタント AWBC News No.2
2015 年 12 月
AWBC と ASWT 社は新技術の日本での販売を開始
・AWBC と上海交通大学張振家教授が日本に設立した新会社アジア S-ウオーターテ
クノロジー㈱は、新技術の日本市場での販売を開始しました。
・今回の販売開始した技術は「嫌気処理 AnaEG 法」
「好気処理 BioAX 法」と「包括
固定化硝化菌担体 MBS 法」であります。
・AWBC は、7 月初旬より新技術の日本国内での実証試験を開始しました。
・AWBC は、日本と開発途上国向けに現地で実証・適用試験を実施し、現地のエン
ジニアリング企業に技術ライセンス供与と販売支援を行います。
<好気処理 BioAX 法>
技術名:生物担体法好気処理技術
市場:濃厚有機排水設備の改造・合理化
対象:食品加工排水
◆既設の標準活性汚泥処理法の改造
市場:中小規模分散型有機排水処理市場
①嫌気塔 AnaEG 設置
対象:①生活排水処理(小規模)
②既設活性汚泥処理を好気性 BioAX に改造
②食品加工排水処理
◆特徴
◆合理化効果
①曝気用電力費の大幅削減
①汚泥減容型の活性汚泥処理です。
②余剰汚泥処分費の大幅削減
②溶解性有機物(CODcr、BOD)
、有機性固形物
③発生メタンガスをボイラー補助燃料に利用
(SS)、アンモニア(硝化)を除去します。
③シンプルで設備費が大幅に低減します。
◆権利確保と実績
①中国で食品加工排水に数十件の稼働実績が
あります。
②開発途上国で小規模分散型生活排水処理に
数十件の稼働実績があります。
<嫌気処理 AnaEG 法>
技術名:流動層法嫌気処理技術
市場:濃厚有機物処理市場
対象:食品加工排水処理
◆特徴
①濃厚有機物を効率的に処理できます。
CODcr2,000mg/L 以上が対象、除去率 90%
②余剰汚泥に発生が極めて少ない。
③運転コストが大幅に節減できる。
汚泥処分費が節減、空気曝気電力費が不要、
発生メタンガスをボイラー補助燃料に利用
<嫌気処理 AnaEG+好気処理 BioAX>
技術名:多段式生物処理法
改造のための設備投資費は運転費の大幅な節減に
より数年で回収できます。
<MBS 担体マスバイオ-システム>
技術名:MBS 担体アンモニア分解システム
市場:低濃度アンモニア除去市場
対象:陸上養殖池循環処理、地下水飲料水化
◆特徴
①アンモニアを効率よく硝酸に分解する。
②処理水アンモニア濃度 1mg/L 以下まで処理可
能です。
③コンパクトな反応槽で連続処理が可能である。
<日本における性能実証試験を開始>
◆嫌気処理 AnaEG と好気性 BioAX 処理方式
による食肉加工排水の処理試験を 7 月初旬
より開始し、11 月末に終了しました。
期待通りの成果が得られました。
◆Mass Bio-System による低濃度アンモニア
除去試験を 10 月初旬より、実排水で開始
し、順調に進んでおります。