4-2 待機児童対策

4-2
待機児童対策
4-2-1
待機児緊急対策
新しい中野をつくる 10 か年計画(第2次)(以下「10 か年計画(第2次)」という)において、より身近なと
ころで安心して子育てができる環境を整備することを目指し、平成 26 年度までに待機児数を0人にすること
を目標に、区立園の建替え民営化による定員増等を計画的に進めてきた。しかしながら、平成 20 年度頃から
保育需要が大幅な増加に転じ、追加的な定員増対策が求められたことから、平成 22 年度に「今後の保育需要
への対応方針」を策定し、保育定員の増対策を実施した。以降、年度毎に必要な保育定員数を確保する対策を
検討し対策を更新してきた。
平成 27 年3月に子ども・子育て支援新制度のもとで策定した、子ども・子育て支援事業計画において、需
要予測に基づいた保育施設の整備計画を立て、施設整備を進めている。また、新規開設した私立認可保育所の
空きスペース(4歳・5歳児クラス)を活用して、認可保育所等の利用が待機となっている児童を保育する定
期利用保育事業を平成 28 年4月から開始している。
平成 28 年度に向けて平成 27 年度中に行った保育施設定員増加施策
種別
整備内容
定員増数
認可保育所の新設等
保育所
479
(4-2-2 民間保育施設新規開設支援 参照)
認可小規模保育事業の新設
地域型保育事業
76
(4-2-2 民間保育施設新規開設支援 参照)
4-2-2 民間保育施設新規開設支援
○認可保育施設の新規誘致
保育所の待機児童の解消に資する施設整備を図ることを目的として、比較的短期間に整備が可能な賃貸物
件による認可保育所5施設、施設建設型の認可保育所1施設の新規誘致を行った。また、東京都認証保育所
から認可保育所への移行も2施設実施し、併せて定員増を図った。さらに、待機児童数の多い0から2歳児
の保育定員の増を図るため、認可小規模保育事業についても平成 26 年度繰越分2か所を含む計4か所の新
規誘致を行った。また、子ども・子育て支援新制度における地域型保育事業の一つとして創設された事業所
内保育事業所の開設に対する支援を行う。
平成 28 年4月に開園した認可保育所
施設名
整備種別
定員
にじいろ保育園中野野方
70
なかのさくらさくほいくえん
66
まなびの森保育園鷺ノ宮
賃貸物件型
60
ピノキオ幼児舎野方保育園
98
中野南台ちとせ保育園
90
中野ひかり保育園
施設建設型
ひまわり保育園
コンビプラザ中野保育園
73
45
※認証保育所から移行
67
※認証保育所から移行した2園の実質的な定員増は、ひまわり保育園が5名分、コンビプラザ中
野保育園が 17 名分、計 22 名分である。
平成 28 年4月に開園した認可小規模保育事業所
施設名
定員
あーす保育園中野鷺ノ宮
19
TAC未来こども保育園大和町
19
ふたばクラブ鷺宮保育園
19
平成 27 年6月開園(26 年度繰越分)
TAC未来こども保育園南台
19
平成 27 年7月開園(26 年度繰越分)