ガイドライン（生産性向上）等講習会

Press Release
平成28年10月12日
配布を持って解禁
市町村向けに“ガイドライン（生産性向上）等講習会”を開催しました！
北陸ブロック発注者協議会において市町村の職員を対象に「ガイドライン（生産
性向上）等講習会」を開催しましたので、お知らせします。
《ガイドライン（生産性向上）等講習会の開催》
昨年度、協議会員を対象に実施した「発注関係事務の課題に関するアンケート」及び「自
治体ヒアリング」で工事発注事務に関する説明会や講習会の要望があったことから、今年
度から新たに講習会を実施したものです。
本講習会は、工事の品質確保と生産性向上を図るため、発注・入札契約・設計積算の担当
者並びに監督及び検査職員などを対象に、受注者と発注者が一体となって取り組む工事の
円滑化４点セット等の手引き・ガイドラインについて講習会を行いました。
新潟県(30 市町村) １２市町１９名
富山県(15 市町村) １０市町２２名
石川県(19 市町)
１９市町３４名
の参加がありました。
講習会で使用した資料は発注者協議会のページ
（北陸地整ホームページ）からダウンロードが可能
です。
開催状況（石川県会場）
（http://www.hrr.mlit.go.jp/gijyutu/burokkukouhyou/hyoudai.html）
また、参加者からの主な質問とその回答については別紙のとおりです。
《発注者協議会今後の市町村支援》
発注者協議会では、市町村が発注関係事務等で抱える悩みや疑問を直接解決できるよう
北陸地方整備局職員及び各県担当者が管内を行脚する「公共工事の発注関係事務相談キャ
ラバン」を予定しており、引き続き、各機関との連携を深めて北陸ブロックの公共工事の
品質確保の促進に寄与していきます。
【同時資料配付先】
・日刊建設通信新聞社新潟支局
・建設ジャーナル
・北陸工業新聞社新潟支局
・日本工業経済新聞社新潟支局
・産業新聞社信越支局
・新潟建設工業新聞社
【問合せ先】
国土交通省北陸地方整備局企画部
技術管理課長
技術検査官
・日刊建設工業新聞社北陸総局
・鉄鋼新聞社新潟支局
・(株)建設速報社
TEL ：０２５−２８０−８８８０（代）
土田稔
（内線３３１１）
佐々木利幸（内線３１２４）
別紙
「ガイドライン（生産性向上）等講習会」質問とその回答
【新潟会場】
①受注者の任意施工範囲の設計変更の取扱いについて
質問：発注者の積算では、大型機械による施工を考えていたが、受注者が機械の運搬に
係る費用を含めて、小型機械での施工を行った場合の設計変更の可否はどう考え
るべきか。
回答：受注者に任された任意の施工方法や仮設方法であれば受注者の利益の有無にかか
わらず、設計変更の対象とはならない。
②工期延期に伴う配置技術者交代の目安について
質問：大幅な工期延期があった場合、主任技術者及び監理技術者の途中交代が認められ
るとあるが、北陸地整では、対象となる中止期間の基準はあるのか。
回答：
「工事一時中止に係るガイドライン（案）
」に示すとおり、
「延期期間が当初工期の
１０分の５(工期の１０分の５が６ヶ月を超える場合は６ヶ月)を超える場合」を
目安としている。
【富山会場】
①工事連携会議の位置付けについて
質問：工事連携会議と工事円滑化推進会議の区分けをどう考えるのか。
回答：工事円滑化推進会議は工事の発注準備段階から完成段階までに開催する各部会全
体を称する名称である。
その中で工事連携会議（三者会議）は、工事発注後の現地や設計の照査段階で、
設計コンサルタントから施工者に設計意図の伝達の他、設計変更が必要な場合な
どは受注者、設計者、発注者の３者で協議を行う会議である。
②設計変更等検討部会の開催時期・内容について
質問：工事円滑化推進会議の STEP3「設計変更等検討部会」はいつ行うのか。どのよう
な内容について協議するのか。
回答：工事施工の段階で変更が生じ、変更契約をどのように行うか、協議が必要となっ
てその都度開催するものであるが、少なくとも工事の変更契約前に開催する場合
が多い。
③設計変更等検討部会について
質問：「設計変更等検討部会」では、どのような内容を協議するのか。
回答：会議では、ガイドラインや事例集を基に変更内容を１つずつ変更契約の対象であ
るか否かを、責任のある副所長等を含めて協議している。会議を行うことによっ
て適切な変更契約につながるものである。
【石川会場】
①円滑化４点セットの自治体への普及について
質問：円滑化４点セットの活用を各自治体に普及するために伝えたいことはなにか。
回答：受注者には『適正な利潤』を得ていただき、品確法に示す品質の確保と担い手の
確保を図ることが必要である。そのためには円滑化４点セットに基づく適切な条
件明示や照査・一部中止・設計変更を円滑に行うことが重要である。是非、今回
の説明を理解していただき、円滑化４点セットを活用していただきたい。
講習会の様子
【新潟会場】９月２７日(火) 13:00-15:00 於：新潟県自治会館
【富山会場】９月２９日(木) 14:00-16:00 於：富山河川国道事務所
【石川会場】９月３０日(金) 10:00-12:00 於：石川県庁

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