(CIR) である私 市の国際交流員 エドゥアール・ブレナが、地域のた たが、すぐにその面白さの一端にふ を発揮している人に話を聞いていく ましたが、 そのすごさがよく理解でき 目まいがするような高い岩 山を 登っている杉田さんの写真を拝見し れました。 このコーナー。初回は、備中町のク めなら恐怖を克服できるようになる」 ました。杉田さんは 「 達 成 感 を 得 るた した。 いても教訓になると私は思いました。 力 を 生 か し、 自 宅 の 倉 庫 に ポ ッ プ 備中の岩山には「ニホンイチ」の ポテンシャルがあると話す杉田さ んです。 ふるさと備中町の可能 性に挑戦し続ける杉田さ れています。 計画にも開拓者精神が溢 け、地域を賑わすための ティーの未来にも心を向 た、自分たちのコミュニ る登山ルートを開拓。ま ん は、 こ れ ま で に 3 0 0 本 を 超 え と話しています。 これは他の分野にお 杉田さんは 代後半に趣味として ロ ッ ク ク ラ イ ミ ン グ を 始 め ま し た。 ライマー、杉田守二さんを訪問しま めにイニシアチブ (先導、主導の意) 「クライミング競技が、4年後の東京オリ ンピック正式種目に決まったことで、ク ライミングが広まっていくことを期待し ています」と杉田さん。 アートからヒントを得た色彩豊かな いう屋内ボルダリング 施設を自作。ロックク ライミングに興味のあ る人たちに練習場所を 提供しています。 何事にも好奇心のあ る私は、初めてのボル ダリングに挑戦しまし 飯芽 久美子さん くみこ 29 歳 川上町領家 いいが 備中町長屋のボルダリング施設「ポップ・ ロック」は、アート好きな杉田さん(写真 左)の想像力が溢れる空間。 以来、クライミングへの情熱と創作 30 「 ポ ッ プ・ ロ ッ ク 」 と 知るぶぷれは、高梁を知ることと 「シルブプレ」 (フランス語で「失礼 します」)をかけ合わせた言葉です。 ⑨ 川上町生まれ、川上町育ち。「家族のみんなが 大好き」という久美子さんは、お母さんがいない と泣いてばかりいた子どもだったそう。 地元企業の備北バス(株)観光課での仕事は、プ ライベートでも旅行が大好きな久美子さんにピッ タリ。「いろんな人にお会いできて、楽しいだけ でなく、すごく良い経験になっていると感じる。 お客さんからの『ありがとう』が本当に嬉しい」 と話します。 高梁市について、「人が優しくて、町の人たち との身内のような距離感が良くて、地域に育てら れている感じがする。とても住みやすい」と大の お気に入りの様子。そして、「ずっと高梁に住ん でいたいので、できたら市内の人と結婚したいで す」と笑いました。 26 H28 (2016) 10 月
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