2010年10月から2015年9月までの間に北里大学病院で大腸腫瘍と診断され内視 鏡的大腸粘膜下層剥離術(Endoscopic submucosal dissection, ESD)を受けた方へ 「大腸腫瘍におけるバルーンオーバーチューブ使用下での内視鏡的大腸粘膜下層剥離術の 統計学的検討」:医学情報の研究利用について 北里大学医学部消化器内科では国内での有数のESD施行数を有しており、大腸腫瘍の診 断、治療の発展に貢献しております。このたび、2010年から北里大学病院で右側結腸に 対しESDを施行された86例の方々の統計学的解析を行うことで、今後のさらなるES Dの治療発展に努める所存です。調査対象となるのは、 2010年10月から2015年9月までの間に北里大学病院で右側結腸(上行結腸、盲 腸)の大腸腫瘍と診断されESDを施行された患者様です。 研究期間は医学部倫理委員会承認後から2017(平成29年)12月31日までで、調査 項目は年齢、性別、身体所見、既往歴、常用薬、血液検査データ、画像所見(主に内視鏡画 像)、病理検査結果です。 データ上、すべての患者さんは匿名化され、お名前や住所のようなプライバシーにかかわ る情報が外部に漏れることのないように取扱います。また、診療録および画像からのデー タ収集ですので、患者さんにご負担をかけることもありません。調査したデータは、研究事 務局において集計を行います。集計後のデータは当科のデータベースに登録し、厳重に管 理いたします。 本研究の調査対象となる患者さんで調査に同意されない方はお申し出ください。下記実施 責任者へご連絡いただければ調査の拒否ができます。また診療情報の提供をされないこと による不利益は一切ありません。集計の関係上、同意されない方は 2017年11月末までに お申し出ください。 本研究は過去の検査・治療結果を振り返って調査するものですので、書面によるインフォ ームド・コンセントはいただかずに、この掲示によるお知らせをもって実施されます。この 件につきまして、ご質問がございましたら担当医に遠慮なくお尋ねください。 実施責任者 北里大学病院消化器内科 まつもと やすひろ 松本 育宏 電話:042-778-8111(北里大学代表) 対応可能時間:平日 9:00-15:00
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