第223回佐保カルチャー 奈良公園における鹿と植物の関係 ~もし,奈良公園に鹿がいなかったら?~ みなさんは,「イラクサ」ってご存知ですか?林の縁に生える雑草で,知らずに触れると, とっても痛い思いをします。中でも,奈良公園に生育しているイラクサは,多くの刺を持って います。その理由は,鹿!奈良公園の鹿はとても有名ですが,長い歴史の中で,鹿は植物の生 態に大きな影響を与えているのです。 講演では,佐藤宏明先生に,奈良公園の鹿と植物の関係について,生物進化の観点も含めて お話しいただきます。これまで目にしてきた奈良公園の見方を深める興味深いお話です。 皆さまのご参加をお待ちしています。 日 時 平成28年10月15日(土) 午後1時30分~3時 会 場 佐保会館(奈良市北魚屋西町 奈良女子大学構内) ※参加費 500円 (学生は無料) ※当日参加もできますが,準備の都合上,事前申し込みにご協力ください。 申込先:佐保会奈良支部 [email protected] 鹿がつくった奈良公園の 風景とは? 答えは講演で・・ トゲだらけのイラクサ (奈良公園) トゲがほとんどない イラクサ(高取城址) 講師紹介 佐藤宏明先生(奈良女子大学理学部 化学生命環境学科准教授) 「植物と動物の相互作用」を研究しています。 最近精力的に取り組んでいる研究課題は,奈 良公園に生育するイラクサの極端に高い刺毛 密度の進化過程の解明です。その裏で「潜葉 性蛾類の系統と分類」もしています。 座右銘は「visionをもて」「頭は後からつ いてくる,まずは体力だ」「努力は裏切らない」 奈良女子大学のHP「教員からのメッセージ」より引用 主 共 後 催 催 援 奈良女子大学同窓会佐保会奈良支部 奈良女子大学 社会連携センター 奈良女子大学 理系女性教育開発共同機構 佐保会館 正門 南門 (土曜日は閉門)
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