文化 薫道 - 筑紫野市ホームページ

どう
くん
∼文化の風が吹くまち
ちくしの∼
■問い合わせ先
☎
︵921︶
8419
文 化 情 報 発 信 課︵ 歴 史 博 物 館 内 ︶
て奉納されており、多くの人が
見学に訪れます。昭和 年には、
市の無形民俗文化財に指定され
ました。
りが、古事記に伝わる﹁天の岩戸﹂
表現しています。その締めくく
山家岩戸神楽は、演目全体で
古代の神話を題材とした物語を
山々の木々が色づき、深まり
ゆく秋と共に、自然の恵みに感
が開かれる場面であるために﹁岩
に舞われていたといわれる﹁山
し た﹁荒振神
︵あらふるかみ︶
﹂
らくたけきかみ︶
﹂をモデルに
号 の 由 来 と さ れ る﹁ 麁 猛神
︵あ
す。 こ の 中 に は、
﹁筑紫﹂の国
ときに猛々しく舞を繰り広げま
鈴の音とともに、ときに優雅に、
神々は祝詞奏上によって天降
られ、太鼓や横笛、鉦
︵しょう︶
、
ように、世代を超えて、伝統と
空のもと、穀物が繰り返し実る
を奉納しています。美しい秋の
神楽鈴の音も凛々しく優雅な舞
する子どもたちが練習に励み、
校 で は、
﹁神楽クラブ﹂に所属
います。また、地元の山家小学
楽保存会﹂によって継承されて
戸神楽﹂と言われています。
家岩戸神楽﹂が伝わっています。
も登場します。荒振神が豪快な
地域を愛する人々の思いが受け
日に境内の神楽殿
毎年
水 し ぶ き で 場 を 清 め た り、
﹁事
継がれています。
月
で、氏神様に秋の豊作を感謝し
代主命
︵ことしろぬしのみこと︶
﹂
宮地岳の東麓に鎮座する山家
宝満宮には、江戸時代にはすで
た。
謝する秋祭りの時期となりまし
豊穣の秋と受け継がれ
る伝統∼山家岩戸神楽
其の十
文化
薫道
が、子どもたちに菓子の振る舞
いをする際には境内に歓声が響
市歴史博物館では、秋季企画
展﹁ちくしの博覧会﹂において、
います。地域に息づく歴史を今
き渡ります。
人々に愛されるこの神楽は、
明治期までは神職によって舞わ
に伝える神楽面、この機会にぜ
神楽で用いられる面を展示して
れていましたが、現在は神職と
ひご覧ください。
広告
〒818-8686 福岡県筑紫野市二日市西一丁目1番1号 ☎092(923)1111 FAX092(923)5391
■発行/筑紫野市 ■編集/秘書広報課
氏子で結成された﹁山家岩戸神
Chikushino No.1071
2016年10月15日号
広告
広告
51
か
ぶん
10
17
筑紫野市ホームページ
筑紫野市フェイスブック
筑紫野市ツイッター
http://www.city.chikushino.fukuoka.jp/
http://www.facebook.com/ChikushinoCity/
http://twitter.com/ChikushinoCity/
発行部数/40,900部
■印刷/大成印刷株式会社
広告の掲載は、株式会社ホープ ☎(716)1404に問い合わせください。