「」について

平成28年10月13日
内閣府(防災担当)
「平成二十八年八月十六日から九月一日までの間の暴風雨及び豪雨による災害に
ついての激甚災害並びにこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令の一部を
改正する政令」について
平成28年9月23日に公布・施行された、
「平成二十八年八月十六日から九月一日まで
の間の暴風雨及び豪雨による災害についての激甚災害並びにこれに対し適用すべき措置の
指定に関する政令」について、その一部を改正する政令が10月7日(金)に閣議決定さ
れ、本日(10月13日(木))公布・施行されました。
この改正は、上記激甚災害に適用すべき措置として、全国を対象として、水産動植物の
養殖施設の災害復旧事業に対する補助の措置を追加するものです。
Ⅰ 激甚災害(本激)の追加指定と適用措置
全国を対象として、次の措置が適用されます。
○水産動植物の養殖施設の災害復旧事業に対する補助(激甚法第7条第3号)
水産動植物の養殖施設(ほたてがい、かき類、ほや類、こんぶ類及びわかめ類)が被害を受
けた場合の災害復旧事業に対して補助率9/10で補助を行います。
※全国の海面養殖施設の被害見込額 10.7億円 (平成 28 年 10 月 5 日現在)
うち 北海道内の被害見込額 8.5億円 (同上)
(参考:指定基準)
全国の海面養殖施設の被害見込額が10.45億円(※1)を超え かつ
①ある都道府県の被害見込額が当該都道府県の海面養殖業の所得推定額の40%を超える
又は
②ある都道府県の被害見込額が5.22億円(※2)を超える
(※1)全国の海面養殖業の所得推定額の2%
(※2)全国の海面養殖業の所得推定額の1%
Ⅱ スケジュール
・10月
7日(金)
・10月13日(木)
閣議決定
公布・施行
本件問合せ先
内閣府政策統括官(防災担当)付
参事官(事業推進担当)付
後藤、玉田、阿部
03-5253-2111(代表、内線 51382・51383) 03-3593-2847(直通)
政令第三百二十六号
平 成 二 十 八 年八 月 十 六 日 か ら 九 月 一 日 まで の 間 の 暴 風雨 及 び 豪 雨 に よ る 災 害 に つ いて の 激 甚 災 害 並 び
にこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令の一部を改正する政令
じん
内閣は、激甚災害に対処す るための特別の財政援助等 に関す る法律(昭和三十七年法律第百五十 号)第二
条第二項及び第七条の規定に基づき、この政令を制定する。
平成二十八年八 月十六 日から九月一日まで の間の暴風雨及び豪雨による災害 について の激甚災害並びにこ
れに対し適用すべき措置の指定に関する政令(平成二十八年政令第三百九号)の一部を次のように改正する。
本 則の表中「第六条まで 」の下に「、第七条(第三 号に係る部分に限る。)」を加え 、本則を第一条とし
、同条に見出しとして 「(激甚災害及びこれに対し適用すべき 措置の 指定)」を付し、同条の次 に次の一条
を加える。
前条の激甚災害について の法第七条第三 号の政令で 定める養殖施設は、次に掲げるもので あって 当
(法第七条第三号の政令で定める養殖施設及びその災害復旧事業の補助率)
第二条
該激甚災害の発生の際に養殖の用に供されていたものとし、それぞれその災害復旧事業に係る同条の政令
三
二
一
こんぶ類養殖施設
ほや類養殖施設
かき類養殖施設
ほ たて が い 養 殖 施 設
で 定 め る率 は、いずれも十分の九とす る。
四
わかめ類養殖施設
則
五
附
この政令は、公布の日から施行する。
平成二十八年八月十六日から九月一日までの間の暴風雨及び豪雨による災害についての激甚災害並びにこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令の
一部を改正する政令案新旧対照条文
正
案
現
行
(傍線部分は改正部分)
次の表の上欄に掲げる災害を激甚災害に対処するための特別の財政援助等
じん
○平成二十八年八月十六日から九月一日までの間の暴風雨及び豪雨による災害についての激甚災害並びにこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令(平成
二十八年政令第三百九号)
改
じん
次の表の上欄に掲げる災害を激甚災害に対処するための特別の財政
(激甚災害及びこれに対し適用すべき措置の指定)
第一条
激
甚
災
害
適 用 す べ き 措 置
に関する法律(以下「法」という。)第二条第一項の激甚災害として指定し
適 用 す べ き 措 置
援助等に関する法律(以下「法」という。)第二条第一項の激甚災害とし
害
、当該激甚災害に対し適用すべき措置を同表の下欄に掲げるとおり指定する。
災
て指定し、当該激甚災害に対し適用すべき措置を同表の下欄に掲げるとお
り指定する。
甚
平成二十八年八月十六日から九月一 法第三条から第六条まで、第十六
激
平成二十八年八月十六日から九月一 法第三条から第六条まで、第七条(
日までの間の暴風雨及び豪雨による 条、第十七条、第十九条及び第二
道空知郡南富良野町並びに岩手県
十四条に規定する措置並びに北海
十四条に規定する措置並びに北海道
宮古市、久慈市及び下閉伊郡岩泉
災害
空知郡南富良野町並びに岩手県宮古
町の区域に係る激甚災害にあって
同年台風第十号及び同年台風第十一号によるものをいう。
上欄の暴風雨とは、平成二十八年台風第七号、同年台風第九号、
市、久慈市及び下閉伊郡岩泉町の区
備考
は、法第十二条に規定する措置
上欄の暴風雨とは、平成二十八年台風第七号、同年台風第九号、
十二条に規定する措置
域に係る激甚災害にあっては、法第
六条、第十七条、第十九条及び第二
日までの間の暴風雨及び豪雨による 第三号に係る部分に限る。)、第十
災害
備考
同年台風第十号及び同年台風第十一号によるものをいう。
(法第七条第三号の政令で定める養殖施設及びその災害復旧事業の補助率)
第二条 前条の激甚災害についての法第七条第三号の政令で定める養殖施設
は、次に掲げるものであって当該激甚災害の発生の際に養殖の用に供され
ていたものとし、それぞれその災害復旧事業に係る同条の政令で定める率
一
かき類養殖施設
ほたてがい養殖施設
は、いずれも十分の九とする。
二
三 ほや類養殖施設
わかめ類養殖施設
四 こんぶ類養殖施設
五
(新設)