経 的肝灌流

「経皮的肝灌流化学療法(PIHP)の開発および難治性癌患者に対する新治療法の提供」
事業プロモーターユニット:日本戦略投資株式会社(旧 つくばテクノロジーシード株式会社)
研究開発機関:国立大学法人神戸大学 研究代表者:具英成(医学研究科 教授)
経皮的肝灌流化学療法(PIHP)とは
難治性肝がん治療のために生み出された、抗癌剤、
バルーンカテーテル及び血液体外循環システムを
組み合わせた革新的コンビネーションプロダクト
製品の特長:
・高容量の抗癌剤を肝局所に投与可能であるため、全身
副作用を大幅に軽減
・鼠蹊部1ヶ所の切開によるカテーテル治療のため、
低浸襲で反復治療が可能
・約2時間で治療が可能のため、患者のQOLが大きく向上
神戸大学のPIHP肝分離灌流システム
技術概要:
社
名:PIHPメディカル株式会社
(神戸大学発バイオベンチャー)
設立日:平成28年3月14日
所在地:神戸市中央区港島南町一丁目5番6号
神戸大学インキュベーションセンター内
資本金:300万円
役 員:代表取締役社長 浅尾一寛
事業内容:
・経皮的肝灌流化学療法(PIHP)に用いる医療機器の
製造及びそのセット販売
・PIHP用医療機器の情報提供、医師の教育活動を含む
コンサルタント業務
・海外患者の受け入れに関する業務とその情報提供
製品の強み:
 世界で唯一成功した肝灌流化学療法システム
 2016年3月で230例以上の治療実績
 競合システムと比較し、圧倒的な安定性
特許出願した新型カテーテルにより
肝上部バルーンの最適化が可能で
副作用のさらなる低減が期待できる
 肝静脈血の分離効率が改善可能な新規カテーテル
を開発し、特許出願中
PIHPの治療風景