(別添1) 平成29年度FS募集要項 平成28年10月11日 (一社)日 本 舶 用 工 業 会 当会では、日本財団の助成を得て、実用化を目指した「新製品開発助成事業」を公募により 実施しております。そして、可能性調査(以下、 「FS」という。 )を併せて実施しています。 FSの位置付けは、 「新製品開発助成事業」の応募(日本財団の助成事業の応募)に繋げるための ものです。すなわち、個別企業レベルで取り組む課題で、新製品開発の一歩手前にあるものに 対して、その問題点や道筋等を検討することとしています。 平成29年度においても、以下の要領で、FS課題を募集いたします。 1 実施概要 1.1 募集課題 FSの実施者(応募者)は当会会員企業といたします。FSは、原則として、ユーザー との連携、産学官との連携により新製品開発に繋げる可能性を明らかにするために実施 するもので、下記の(1)又は(2)の観点を有する実用化を目指した舶用工業に係るものを 対象とします。 (1) 産業戦略の観点 ① 国際的な差別化に資する技術開発 ② IMO等における国際標準化を目指した技術開発 ③ 新規需要開拓のための技術開発 (2) 社会ニーズの観点 ① 環境保全 ② 航海安全 ③ 省エネ・高効率(新技術) 毎年度当初、ユーザーである船主様や造船所様等に事務局がヒアリングを行い、舶用 工業に係るニーズの調査を実施しています。本年(平成28年)度当初に行った調査の 結果から判明した課題(以下、「ユーザーニーズ型課題」という。)を整理したものが 別添3です。課題選定の一助として頂きたく存じます。 なお、ユーザーニーズ型課題を選定された場合には、その旨の記述をお願いいたしま す。 1.2 課題の選考 応募が多数の場合には、学識者及びユーザー業界識者よりなる技術開発評価委員会に て、当会が別に定めた「課題の評価要領」に従い、提出された課題を比較して採点を行 い、採用課題を決定します。 1/2 1.3 助成費用 FS助成費は1件当たり、原則として 100 万円とします。(但し、内容により、200 万円を上限として助成することがあります。) 助成内容は、FSに直接必要となる以下の経費について行います。 ①人件費:技術指導や委員会のために要する講師、謝金、指導料、委員手当等の謝礼 金と臨時傭人給等 ②調査研究費:設計、製作、実験、解析、調査等に要する人工費(1 人・日=40 千円を 基本とします)、設備使用費等 ③物件費:機械器具費、図書費、印刷費等 ④事務費:通信費等 ⑤会議費:会場借料等 ⑥雑 費:その他 1.4 実施期間 平成29年2月以降、平成29年12月末日までの約1年間とします。 1.5 成果の報告 FS終了後、新製品開発助成事業へ進展する可能性の有無、商品化に当たっての問題 点や道筋等を明らかにした報告書を当会に提出するものとします。また、8月上旬に、 中間報告書を提出するものとします。 2 応募要領 2.1 応募書類 別添2の書式に従い、FS計画書を作成し提出願います。当該書式は、事務局までご 要求いただければ電子ファイルでお送り致します。また、図・表等、実施内容を詳しく 説明した資料も併せて御提出下さい。いずれも提出部数は 1 部です。応募内容は部外秘 として取り扱います。 受付け後、必要に応じて、応募内容のヒアリングを行う場合があります。 2.2 応募期限 平成28年12月15日(木)、当会事務局必着とします。 2.3 事務局 〒105-0001 一般社団法人 東京都港区虎ノ門1-13-3(虎ノ門東洋共同ビル5階) 日本舶用工業会 TEL 03-3502-2041 担当者 文屋(ぶんや) 技術部 FAX 03-3591-2206 E-mail:[email protected] 以上 2/2
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