がんは予防できますか - 北海道大学 大学院医学研究科・医学部

第53回北海道医学会市民公開シンポジウム
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先生!
がんは予防できますか
日時
平成28年10月22日(土) 13:00∼15:00
第一部
40分
第二部 各
20分
会場
総論 がん予防とは?「がんにならない、がんで死なない」
▶国立がん研究センター 社会と健康研究センター長
津金 昌一郎
胃がん「ピロリ菌感染の除去の重要性」
▶北海道大学病院 消化器内科
肺がん「禁煙の実践の重要性」
▶北海道大学病院 内科Ⅰ
第三部
20分
北海道大学医学部 学友会館
「フラテ」
(札幌市北区北15条西7丁目)
講 師 工藤 俊彦
助 教 菊地 英毅
前立腺がん「PSA検査の重要性―PSA監視療法の解説」
▶北海道大学病院 泌尿器科
講 師 丸山 覚
総合討論
▶北海道大学大学院医学研究科 腎泌尿器外科学分野
教 授 篠原 信雄
司会
●主催:北海道医学会 ●共催:札幌市
●北海道医学会事務局(札幌市北区北15条西7丁目 北大医学部内)
TEL(011)706- 5007(10:00 ∼ 17:00)
E-mail:[email protected]
第53回北海道医学会市民公開シンポジウム
「先生!がんは予防できますか?」の開催にあたって
北海道医学会会長 笠原 正典
北海道大学大学院医学研究科長・医学部長
北海道医学会は、医学の進歩に寄与することを目的として大正
12 年に発足した北海道の医師、医学研究者の集まりです。
本会では毎年この時期に市民公開シンポジウムを開催しており
ますが、本年は「先生!がんは予防できますか?」をテーマとして
開催することになりました。
我が国では人口の高齢化、食生活を含む生活習慣の変化に伴い、
各種悪性腫瘍が著しく増加しています。今日では2人に1人はが
んに罹患し、3人に1人はがんで亡くなっております。このよう
に、がんは国民病とも言えるものであり、罹患率、死亡率を減らす
ために様々な対策が講じられています。
中でも、重要なのはがんの予防です。多くのがんは加齢により引
き起こされるとされていますが、加齢は避けることができません。
一方、喫煙やアルコール摂取によりもたらされるがんや、ピロリ
菌、肝炎ウイルス、ヒト乳頭腫ウイルスの感染に伴うがんは予防可
能です。後者では、原因となる病原体の除去が直接的にがんの予防
に繋がることが証明されています。喫煙や過剰なアルコール摂取
に伴い発症するとされる食道がん、肺がん、膀胱がんなどでは、喫
煙やアルコール摂取を中止することにより、発がんリスクが減少
することが疫学的に示されています。したがって、若年層を含めて
広く一般市民の方々にがん予防の意義とその方策について知って
いただくことには大きな意義があります。
本シンポジウムでは、第一部で、がん予防研究の第一線で長らく
疫学研究に携わってこられた国立がん研究センターの津金昌一郎
先生に「がん予防とは?『がんにならない、がんで死なない』」と題
してご講演いただきます。その後、第二部では、北海道大学病院で
がん患者さんの治療にあたっている工藤俊彦先生、菊地英毅先生、
丸山覚先生にそれぞれ、
「胃がんにおけるピロリ菌感染除去の重要
性について」、
「肺がんにおける禁煙の実践の重要性について」、
「前
立腺がんにおけるPSA検査の重要性について」と題して、ご専門
の立場から解説していただきます。第三部では、北海道大学大学院
医学研究科の篠原信雄教授の司会により総合討論を行います。
本シンポジウムを通じて、がんの予防について皆様の理解が深
まり、がんを減らすことに繋がれば何よりの幸いです。
MEMO
第53回北海道医学会市民公開シンポジウム
「先生!がんは予防できますか?」の開催にあたって
北海道医学会会長 笠原 正典
北海道大学大学院医学研究科長・医学部長
北海道医学会は、医学の進歩に寄与することを目的として大正
12 年に発足した北海道の医師、医学研究者の集まりです。
本会では毎年この時期に市民公開シンポジウムを開催しており
ますが、本年は「先生!がんは予防できますか?」をテーマとして
開催することになりました。
我が国では人口の高齢化、食生活を含む生活習慣の変化に伴い、
各種悪性腫瘍が著しく増加しています。今日では2人に1人はが
んに罹患し、3人に1人はがんで亡くなっております。このよう
に、がんは国民病とも言えるものであり、罹患率、死亡率を減らす
ために様々な対策が講じられています。
中でも、重要なのはがんの予防です。多くのがんは加齢により引
き起こされるとされていますが、加齢は避けることができません。
一方、喫煙やアルコール摂取によりもたらされるがんや、ピロリ
菌、肝炎ウイルス、ヒト乳頭腫ウイルスの感染に伴うがんは予防可
能です。後者では、原因となる病原体の除去が直接的にがんの予防
に繋がることが証明されています。喫煙や過剰なアルコール摂取
に伴い発症するとされる食道がん、肺がん、膀胱がんなどでは、喫
煙やアルコール摂取を中止することにより、発がんリスクが減少
することが疫学的に示されています。したがって、若年層を含めて
広く一般市民の方々にがん予防の意義とその方策について知って
いただくことには大きな意義があります。
本シンポジウムでは、第一部で、がん予防研究の第一線で長らく
疫学研究に携わってこられた国立がん研究センターの津金昌一郎
先生に「がん予防とは?『がんにならない、がんで死なない』」と題
してご講演いただきます。その後、第二部では、北海道大学病院で
がん患者さんの治療にあたっている工藤俊彦先生、菊地英毅先生、
丸山覚先生にそれぞれ、
「胃がんにおけるピロリ菌感染除去の重要
性について」、
「肺がんにおける禁煙の実践の重要性について」、
「前
立腺がんにおけるPSA検査の重要性について」と題して、ご専門
の立場から解説していただきます。第三部では、北海道大学大学院
医学研究科の篠原信雄教授の司会により総合討論を行います。
本シンポジウムを通じて、がんの予防について皆様の理解が深
まり、がんを減らすことに繋がれば何よりの幸いです。
MEMO
第53回北海道医学会市民公開シンポジウム
?
先生!
がんは予防できますか
日時
平成28年10月22日(土) 13:00∼15:00
第一部
40分
第二部 各
20分
会場
総論 がん予防とは?「がんにならない、がんで死なない」
▶国立がん研究センター 社会と健康研究センター長
津金 昌一郎
胃がん「ピロリ菌感染の除去の重要性」
▶北海道大学病院 消化器内科
肺がん「禁煙の実践の重要性」
▶北海道大学病院 内科Ⅰ
第三部
20分
北海道大学医学部 学友会館
「フラテ」
(札幌市北区北15条西7丁目)
講 師 工藤 俊彦
助 教 菊地 英毅
前立腺がん「PSA検査の重要性―PSA監視療法の解説」
▶北海道大学病院 泌尿器科
講 師 丸山 覚
総合討論
▶北海道大学大学院医学研究科 腎泌尿器外科学分野
教 授 篠原 信雄
司会
●主催:北海道医学会 ●共催:札幌市
●北海道医学会事務局(札幌市北区北15条西7丁目 北大医学部内)
TEL(011)706- 5007(10:00 ∼ 17:00)
E-mail:[email protected]