熊本市保育所等業務支援事業費補助金交付要綱 制定 平成28年10月7日健康福祉局長決裁 (趣旨) 第1条 この要綱は、熊本市保育所等業務支援事業費補助金(以下「補助金」という。 )の交付に関し、熊本市補 助金等交付規則(昭和43年規則第44号。以下「規則」という。 )に定めるもののほか必要な事項を定める。 (実施方針) 第2条 本事業の実施に係る次に掲げる事項の取扱いについては、この要綱に定めるもののほか、保育所等にお ける業務効率化推進事業実施要綱(平成28年2月3日雇児発0203第3号各指定都市市長宛厚生労働省雇 用均等・児童家庭局長通知。以下「国要綱」という。 )の定めるところによる。 (1) 事業の内容(ただし、支給額の端数処理については第4条の定めるところによる。 ) ア 保育所等におけるICT化の推進 イ 事故防止等のためのビデオカメラの導入 (交付基準額及び交付対象経費) 第3条 補助金の交付基準額及び交付対象経費は、保育所等におけるICT化の推進については別表第1、事故 防止等のためのビデオカメラの導入については別表第2に掲げる金額の範囲内で市長が定める額とする。 (交付額の算定方法) 第4条 補助金の交付額は、第3条に定める交付基準額と同条に定める交付対象経費の実支出額から寄付金その 他の収入額を控除した額とを比較していずれか少ない方の額とする。ただし、当該額に千円未満の端数が生じ た場合には、これを切り捨てる。 (交付申請) 第5条 補助金の申請をしようとする保育所等の代表者は、補助金交付申請書(様式第1号)に関係書類を添え て、市長が指定する日までに市長に提出しなければならない。 (決定通知) 第6条 市長は、補助金の交付を決定したときは、補助金交付決定通知書(様式第2号)により申請者に通知す るものとする。 2 補助金の交付決定額に変更が生じたときは、保育所等の代表者は、補助金変更交付申請書(様式第3号)を 提出しなければならない。 3 市長は、前項の申請書の提出があった場合において、補助金の交付額の変更を必要と認めたときは、変更交 付決定通知書(様式第4号)により申請者に通知するものとする。 (交付の方法) 第7条 補助金の交付にあっては、実績報告書に基づき確定交付する。 (実績報告) 第8条 補助事業を行う保育所等の代表者は、補助事業が完了したときは、実績報告書(様式第5号)を市長に 提出しなければならない。 (確定通知) 第9条 市長は、補助金の交付額を確定したときは、補助金交付確定通知書(様式第6号)により申請者に通知 するものとする。 (経理) 第10条 補助金の交付を受けた保育所等は、補助金の交付に当たって収入及び支出を明確にした書類を常に整 備しておくものとする。 2 市長は、補助金の交付を受けた保育所等に対して当該補助金の執行状況について帳簿その他必要な書類を調 査し、又は資料の提出を求めることができる。 (補助金の返還) 第11条 市長は、補助金の交付を受けた保育所等が、当該事業に関して次の各号のいずれかに該当すると認め るときは、補助金の交付の決定の全部又は一部を取り消すことができる。この場合において、当該取消しに係 る補助金が既に交付されているときは、期限を定めてその返還を命ずるものとする。 (1) 補助金の交付の決定の内容又はこれに付した条件その他の法令、規則、実施要綱又はこの要綱に基づく市 長の指示に違反したとき。 (2) 補助金を他の用途に使用したとき。 (3) 虚偽その他の不正の手段により補助金の交付を受けたとき。 (補則) 第12条 この要綱に定めるもののほか、この要綱の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。 附 則(平成28年10月7日決裁) 1この要綱は、平成28年10月7日から施行し、平成28年4月1日から適用する。 2この要綱は、平成29年5月31日限り、その効力を失う。 別表第1(第3条関係) 必須機能 ア 他の機能と連動した園児台帳の 交付対象経費 交付基準額 保育士の業務負担の軽減に資する機 作成・管理機能 能を有した保育業務支援システムの導 ※園児台帳には、氏名・住所等の基 入のために必要な購入費、リース料、保 本情報のほか、家族の連絡先、メ 守料、工事費、通信費及びその消費税と ールアドレス、身体測定、出生時 する。 イ 記録、成長記録、既往症、かかり なお、当該システムの導入に当たっ つけ医師、生活記録、健診と予防 て、最低限必要となる備品等の購入等を など、様々な情報管理が可能とな 含めても差し支えないが、この場合の費 っていること。 用は、当該システムのソフトウェアの購 園児台帳と連動した指導計画の 入費の半額以下とする。 1施設あたり 100万円以内 作成機能 ウ 園児台帳や指導計画と連動した 保育日誌の作成機能 別表第2(第3条関係) 対象経費 基準額 備考 購入費、リース料、保守料、工事費 1施設あたり ア 及び消費税 10万円以内 本事業は、保育所等における事故防止 を目的としたものであることから、ビデ オカメラは、子どもが食事・午睡を行う 場所やプールなど、事故が起きやすい場 所に設置すること。 イ ビデオカメラの導入に当たり、防犯を 目的としたものは本事業の対象外とす る。
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