熊本県育成いちご新品種「ゆうべに」について

熊本県育成いちご新品種「ゆうべに」について
平成 28 年10月5日
農産園芸課
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育種について
○農業研究センターが平成 17 年から 9 年間をかけ育成した新品種
○平成 26 年 9 月 1 日に国(農林水産省)に品種登録出願
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「ゆうべに」の特長
○ 色は既存品種の「さがほのか」に比べ濃い赤色で、粒が大きい。
○ 甘さと酸味のバランスが良く、上品な食味。
○ 既存品種に比べて、販売単価の高い 11 月~12 月にかけての収量が特に多く、
収穫期全体を通しての収量も多い。
ゆうべに
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「ゆうべに」の命名について
この新品種のPRを目的に、平成 27 年6月 25 日~7月 17 日の期間で愛称募集
を行った結果、全国から 5,178 通の応募があった。
選考は、学識経験者、消費者及び生産者を含む9名の選考委員会で8点に絞り込んだ
あと、知事が最優秀作品として「ゆうべに」を選定した。
○命名理由
熊本の熊を取り入れて「ゆう」、イチゴの紅色から「べに」で「ゆうべに」。
果実の中の赤色や女性の口紅や頬紅の色、そしてクリスマスを華やかに彩るイチゴ
というイメージからです。
平成 27 年産「ゆうべに」の生産・出荷について
○ 玉名、菊池、鹿本、阿蘇、八代、球磨の6地区で約2ha栽培。
○ 初出荷は平成 27 年 11 月 1 日に行われ、平成 28 年 5 月まで出荷。
○ 出荷先は東京、大阪、名古屋、熊本の市場。