ブレスターZ600 標準図

木造筋かい用接合金物
岡 部株式 会社
木造戸建部材グループ
設計
〒131-8505 東京都墨田区押上2-8-2
ブレスターZ600 標準図
施工
1.構成部材・寸法
2.工法概要
http://www.okabe.co.jp/brastarz/
2016年8月作成
3.計画時の留意事項
2-1 筋かい耐力壁
1-1 ブレスターZ600 右用
TEL.03(3624)5401
HP評定(木)-16-001
ver.1
3-1 筋かいビスの打ち込み例
3-4 引きボルト穴・座堀穴
半間の場合
梁
筋かいの角度が45度の場合
柱
45
柱
柱
柱
梁
45
ブレスターZ左用
ブレスターZ右用
左図においてWは
90cm以上 かつ H/Wが3.5以下
梁
筋かい
100
右
170以下
45
筋かい
4本
柱
柱
柱
柱
柱
柱
6本
H
6本
HP(木)-16-001
筋かい
右用
270
左用
柱
引きボルト
170
柱
筋かい
筋かい
梁
270以上
240以上
土台
土台
土台
土台
引きボルトを使用する場合は、穴位置を
柱心より220mm 以上離した位置としてください。
また、内使いとして引きボルトにあたらないように
ビス止めしてください。
W
100
80
180
45
標準穴:○ 予備穴:◇
標準穴に取り付けられない場合は、予備穴を使用してください。
取付部の座彫りは避けてください。
ビスは予備穴も使い、所定本数打ってください。
2-2 ブレスターZ600 取付け図
(1) 標準仕様
3-2 継手部取合い
250以上
1-2 ブレスターZ600 左用
ブレスターZが取りつく耐力壁での継手は
できるだけ避けてください。
やむを得ない場合は、土台・梁の継手位置を
柱心から250mm程度離れた位置としてください。
また、継手部分を十分に補強してください。
4
45
45
4
4本
筋かい
45×90
柱
筋かい
45×90
柱
柱
45
4.施工時の留意事項
4-1 床合板との取合い
柱
梁
・合板端部に添え板を足す
4
4
4
4
4
柱
1
1
100
左
筋
か
い
柱
6本
6本
柱
添え板
HP(木)-16-001
270
床合板
土台
土台
土台
土台
4
170
4
外使い
内使い
3-3 土台アンカー・ホールダウン金物との取合い
(1) 土台アンカー
外使い
(2) 床合板仕様
80
(3) ファイヤーストップ仕様
100
柱
45
柱
筋かい
45×90
180
添え板により合板厚と同レベルに合わせ
専用ビス75mm(レッド)を用いて
取り付けてください。
筋かい
45×90
柱
柱
柱
4
4
4
添え板
4
4
1
4
材 質:JIS G 3302 溶融亜鉛めっき鋼板 板厚2.3mm
1
外使い
床合板
100
柱
表面処理:Z27 以上
80
内使い
ファイヤーストップ材
床合板
床合板
土台
土台アンカー
土台
土台
土台
1-3 専用ビス
床合板用座付ナットを使用してください。
ビスは予備穴も使い、所定本数打ってください。
ブレスターZ600は内使い・外使い どちらでも取り付けできます。
土台
6
5
120以下
※ 床合板とファイアストップ材の厚さの合計は75mm以下
5.その他
※ 床合板は厚さ30mm以下
専用ビス30mm(OK-30:グリーン)
(4) 1.5倍筋かい仕様
本紙は、「平成12年建設省告示 第1460号」その他関連告示、建築基準法、建築基準法施行令に準拠しています。
(5) 3倍筋かい仕様
(2) ホールダウン
筋かい
30×90
柱
筋かい
90×90
柱
柱
外使い
内使い
柱
3
4
20
専用ビス45mm(OK-45:グレー)
4
4
4
1
1
ホールダウンアンカーのオフセット不要
ホールダウンアンカーのオフセット
20 mm
ホールダウン金物の下端が柱の下端から
270mm以上であれば、ブレスターZ600は
外使い・内使いのどちらでも可能です。
また、この場合、ホールダウンアンカーの
オフセットも不要です。
上記以外の場合、ブレスターZ600は
内使いとし、ホールダウンアンカーは
20mmオフセットしてください。
外使い
専用ビス75mm(OK-75:レッド)
土台
4
土台
土台
4
専用ビス120mm(OK-120:イエロー)
270以上
土台
柱
材 質:JIS G 3507 冷間圧造用炭素鋼線材
表面処理:高耐食性クロムフリー処理
1
2
3
4
5
6
ブレスターZ600左用
ブレスターZ600右用
専用ビス 30mm (グリーン)
専用ビス 45mm (グレー)
専用ビス 75mm (レッド)
専用ビス 120mm (イエロー)
ビスの本数
柱:6本
横架材:4本
筋かい:6本
柱
土台
土台
本紙に記載のない事項については、以下に示す資料を参照の上適宜ご検討ください。
2007年版 建築物の構造関係技術基準解説書(工学図書株式会社)
木造軸組み工法住宅の許容応力度設計(2008年版)(財団法人 日本住宅木材技術センター)
木質構造設計規準・同解説(社団法人 日本建築学会)
フラット35対応 木造住宅工事仕様書(住宅金融支援機構)
木造住宅の耐震診断と補強方法(2012年改修版)(一般財団法人 日本建築防災協会)
※記載の内容は予告なく変更することがあります。