リン酸エステル「クロニテックスTCP」「デュラッドTCP」

リン酸エステル「クロニテックスTCP」
「
デュラッドTCP」
「クロニテックスTCP」「デュラッドTCP」は、合成クレゾールを原料とするトリアリールリン酸エステルです。ビニル系樹脂に
汎用に用いられている難燃性可塑剤です。また、農業用ビニルの安定剤、ニトロセルロースラッカーやコーティングへの
添加剤、合成ゴムの加工助剤としても使用できます。一方、油剤用途(
極圧添加剤)
としても幅広く用いられております。
製品名
クロニテックスTCP、デュラッドTCP
化学名
リン酸トリクレジル
O P O
化学構造
Me
3
外 観
透明液体
臭 気
ほとんど無臭
2
60
粘 度(mm /s, 25℃)
引火点
234℃
酸 価(
mgKOH/g)
0.1以下
リン含有量(%)
8.4
LD50=2.0g/kg以上(
マウス)
毒 性
溶解性
溶解:
メタノール、アセトン、トルエン、クロロホルム、MEK等の一般的な有機溶媒
不溶:
水
1330−78−5
CAS No.
化審法
3−2613
海外登録
on TSCA, on EINECS, on DSL, on AICS, on ECL, on PICCS
主な用途
PVC、熱可塑性エラストマー、フェノール樹脂、ウレタン、ゴム、塗料、農業用ビニル、極圧添加剤
取り扱い上の注意
危険物第4類第四石油類に該当します。
詳細は、弊社MSDS(整理番号A−22)をご参照下さい。
この資料中の数値は代表値であり規格値ではありません。