去る9月3日(土)、当院が事務局となっている都城緩和ケア研究会を開催しました。 今年のテーマを「その人らしい看取りのために~病院・施設・在宅での看取り~」と題し、128名の皆様の参加と、7つ の演題発表を行いました。発表後は、各演題のテーマを基に、グループに分かれ活発な全体討議を行いました。看取 りという難しいテーマでありながら、これ程の方に興味を持って頂けたという事は、多様な多死社会への変化を伺わせ ます。日々、迷いながら、精いっぱい緩和と向き合っている者同士で、分かち合う部分も多く、非常に満足度の高い、 有意義な研究会となりました。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。 都城緩和ケア研究会幹事・急性期病棟 看護師長 久保田 優子 第24回都城緩和ケア研究会 8月22日~25日に、今年も宮崎大学医学部医学科2年学生2名が早期地域医療体験実習来られました。エプロンを つけて、入浴や食事のお手伝い、環境整備など今後経験しないと思われる看護業務を体験して頂きました。医学 教育の早期の段階で地域医療の現場を体験し、患者様のみならずその家族や他職種との関わりを通して、チーム の一員として責任・協働の大切さを学ぶことが研修の一つの目的でした。 積極的でかつ素直な姿勢で一生懸命に研修に取り組んで頂きました。 今回の研修が、将来の立派な医師への階段に少しでもお役に立てる事を願っております。 緩和ケア病棟師長 山下 美穂子 「今回の実習を終えて」 今回の実習を通して、患者さんをケアするためには医師の力だけではなく、看護師、薬剤師、栄養士、放射線技師、 カウンセラーなど多くの職種のスタッフが必要だということを実感しました。将来、そのことを忘れずに、独りで突き 進まず、周りと意見を交換できる医師になりたいと思いました。 知識もなく、仕事も出来なかったのですが、丁寧に教えていただきありがとうございました。 宮崎大学医学部2年 谷口 真典 「緩和ケア実習を終えて」 8月22日~25日までの4日間に渡り、三州病院で早期地域医療体験実習をさせて頂きました。 本来は緩和ケア病棟の見学と仕事の体験だけのはずでしたが、病院側の配慮でその他様々な部署も見学させて 頂きました。その中で感じたことは、どの部署も周りのことまで考えて動いていたことです。それぞれが周囲のこと まで考え動くことで、患者さん中心のチーム医療がより良いものになっているのだと感じました。 今回の実習は本当に充実した4日間で、多くの方にお世話になりました。ここで学んだことを忘れず将来に活かそ うと思います。 本当にありがとうございました。 宮崎大学医学部2年 戸髙 圭祐 <学生さんのマッサージにリラックスされています> <カットボランティアを体験しました> 一次救命処置(BLS)研修会を行いました。 都城南消防署の救命士をお招きし、当院の医師、看護師はもちろん、事務職などスタッフ全員で一次救命処置 の研修を受けました。 「 呼吸や心臓が突然停止してしまった時に、どうしたら良いのか?」参加者全員が真剣に 取り組みました。 また、普及してきているAEDの使用方法についても学びました。 知っているだけでは、いざその 時に何も出来ないという事があります。実際に使う事で使用方法や取り扱い方を体得する事ができました。助か る命を救うことができるよう、 常日頃から救命の意識を持ち、 研修会へ積極的に参加していきたいと思います。 また、 7月を迎え熱中症や水難事故などが心配な季節となりました。 救命処置が必要となる不測の事態になら ないよう、予防にも気を付けていきましょう。 教育委員会 久保田 優子 7月26日都城市内の高校2年生4名がふれあい看護体験に来られました。 ふれあい看護体験は看護協会が主催する企画で、 県内の高校生に看護の仕事を体験してもらい、看護の素晴 らしさを知ってもらうことを目的としております。当院でも6年以上前から積極的に受け入れています。 白衣姿に身を包んだ高校生はどこか恥ずかしげな表情でしたが、 憧れの看護師になりたいという気持ちが、より 強くなったのではないかと感じられました。患者さんとの会話や散歩、入浴介助・更衣・配膳などを通して医療の 現場に触れる機会を設けました。体験後に 「看護師の技術以上に患者さんのことを思いやる気持ちが大切だと いうことを学びました」 という感想が出ました。 今回の体験を通して高校生達の夢が実現し、 一人でも多くの看護師が育ってくれることを願っています。 緩和ケア病棟看護師 上田 美由紀 <緊張しながらも入浴介助を体験しました> <話をお聴きする事も大事なケアです> 8月20日、都城ハイレーンズにて職員ボウリング大会を 行いました。会場には、「三州病院 ボウリング大会」の 横断幕が張られ、院長先生をはじめ、病院スタッフは病 院オリジナルのポロシャツや法被を着用し、とても盛り上 がる大会となりました。団体5チーム、総勢56名が参加 し、運動不足の方、絶好調の方など、チームの1人1人 が力を1つに合わせ、和気あいあいとした雰囲気の中、 楽しい時間を過ごすことが出来ました。私も来年は優勝 目指して頑張ります! 検査室 毛利 友衣奈 朝晩が徐々に冷え込むようになってきました。日中との温度差がありますので、衣服の調整が難しい季節です。風邪な どで体調を崩さないように、体調管理に気をつけましょう。今年もインフエンザワクチンの予防接種が始ります。ワクチン の効果は接種後2週間目ぐらいから5ヶ月程度と言われています。お早目の接種をお勧めします。当院でも接種できま すので、ご希望の方はご予約をお願いします。これから益々寒さが強くなります。ご自愛ください。 文責:谷山 弥生、宮島 瑠一 (財)日本医療機能評価機構 Ver.6 認定施設 日本外科学会外科専門医制度修練施設 (医)倫生会 三州病院 消化器病センター HP:http://www.sanshu.org HP・広報誌委員会委員長:貴島 亮
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