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B 型肝炎ワクチンの定期予防接種化について
B 型肝炎は、B 型肝炎ウイルスが血液や体液を介して感染して起きる肝臓の病気で、ワク
チン接種によって防ぐことができます。B 型肝炎は 3 歳までに感染すると、「キャリア(B 型肝
炎ウイルス持続感染者)」化しやすいことが
わかっています。そのため、乳児への接種
が大切と言われています。
このため、B 型肝炎ワクチンは従来、任意
接種(自費接種)として運用されてきましたが、
2016 年 10 月より定期接種(公費接種)となり
ます。
2016 年 10 月 1 日より B 型肝炎ワクチンが定期接種になります
(定期接種とは公費負担で接種することができる予防接種です)
Q.どういう子どもが対象になるの?
A.対象は、平成 28 年 4 月 1 日以降に生まれた、生後 1 歳に至るまでの間(1 歳の誕生日の
前日まで)のお子様です。標準的には、生後 2 か月から生後 9 か月の間に接種を行いま
す。
Q.何回接種するの?、接種の間はどれぐらいあけたらいいの?
A.以下のように、3 回接種を行います。
4 週間以上
20 週間以上
・標準的には、生後 2 か月、3 か月、7~8 か月
時に接種をすることになります。
・1 回目は、2 か月時に、肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンと一緒
2 回目は、3 か月時に、肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチン、四種混合ワクチンと一緒
3 回目は、7~8 か月時に、四種混合ワクチンと一緒
に行うとわかりやすいです。
Q.もう何回か受けてしまっていたら、定期接種では受けられないの?
A.平成 28 年 10 月 1 日より前に任意接種で受けられた方も、生後 1 歳に至るまでの間(1 歳
の誕生日の前日まで)であれば、残りの回数は、定期接種として受けることができます。
*問診票をお持ちでない方は、病院に、定期接種用の問診票がありますので、小児科の受
付にて申し出ください。
ご不明なことがあった場合、当院スタッフにご確認ください。
千船病院 小児科