環境放射線モニタリング設備及び 同データ処理装置点検作業 仕様書 平成28年10月 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 高崎量子応用研究所 管理部 保安管理課 1. 件名 環境放射線モニタリング設備及び同データ処理装置点検作業 2.目的 本仕様書は、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構高崎量子応用研究所に設 置している環境放射線モニタリング設備及びこれらのデータ処理装置が正常かつ円滑 に作動し、その性能を健全に維持するための点検作業について定めたものである。 3. 作業場所 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 高崎量子応用研究所 総合管理棟 環境放射線監視室及び構内モニタリングポスト設置場所 4. 納期 平成29年3月17日 5. 点検対象測器及び数量 Ⅰ)環境放射線モニタリング設備 ①中性子線モニタ 4台 ②ガンマ線モニタ 4台 Ⅱ)データ処理装置 ①データ処理装置 1式 6. 点検項目 各点検対象機器は、以下の項目について点検等を実施するものとする。 Ⅰ)環境放射線モニタリング設備 ①中性子線モニタ (1) 外観検査及び清掃 (2) 単体動作・性能検査 (a) 計測演算装置(アロカ㈱製、型番:ACM-R72-1670-1) イ)指示精度 (b) インターフェースユニット(アロカ㈱製、型番:IFC-R72-21141) イ)ディスプレイ機能 ロ)設定機能 (c) 加温制御装置(アロカ㈱製、型番:TC-300-2) イ)メータ指示精度 ロ)記録計指示精度 ハ)ヒータ、ブロア動作 ニ)アラーム動作 ホ)総合指示精度 ヘ)絶縁抵抗 (3) 線源照射試験 ②ガンマ線モニタ (1) 外観検査及び清掃 (2) 単体動作・性能検査 (a) 電離箱検出器(アロカ㈱製、型番:RIC-327) イ)検出感度 (b) 加温制御装置(アロカ㈱製、型番:TC-300-2) イ)メータ指示精度 ロ)記録計指示精度 ハ)ヒータ、ブロア動作 ニ)アラーム動作 ホ)総合指示精度 ヘ)絶縁抵抗 (c) 計測演算部(アロカ㈱製、型番:ACM-R72-1670) イ)低圧電源 ロ)高圧電源 ハ)指示精度 ニ)絶縁抵抗 (3) 線源照射試験 Ⅱ)データ処理装置(アロカ㈱製、型番:MSR-R72-1670) (1) 外観検査及び清掃 (2) 単体動作・性能検査 (a) 演算装置 イ)測定値表示機能 ロ)アラーム制御機能 ハ)気象データ表示機能 ニ)報告書表示・印刷機能 ホ)指示計-CRT対向試験 ヘ)単体動作試験 (b) 印刷装置 イ)外観検査及び清掃 ロ)用紙搬送機構点検・清掃・注油 ハ)印字品質点検 ニ)単体動作試験 (3) 総合動作検査 7. 実施要領 点検に係る機材等は、受注者側において準備するものとする。また、点検期日は土 曜日、日曜日、祝日及び 12 月 29 日から 1 月 3 日を除いた当機構の勤務時間内(午前9 時から午後5時半)とし、契約後別途打合せにより決定するものとする。 8. 提出書類 (1) 点検要領書 契約後、速やかに 2部 (2) 作業工程表 作業開始の2週間前までに 2部 (3) 作業日報 毎日の作業終了後 1部 (4) 点検報告書 納期までに 2部 本報告書には、点検要領、点検項目、判定基準、検査結果及び調整等の処置に ついて記載すること。また、検査において使用した線源仕様及び測定機器の型式 等を明記した一覧を添付すること。 9. 検収条件 上記8.(4)の点検報告書の確認をもって検収とする。 10. 協議事項 本仕様書に定めのない事項及びその他の疑義事項あるいは機器に異常の見られた場 合にあっては、当機構職員担当者と受注者間において協議し処置するものとする。な お、協議を行った場合にあっては、受注者側において協議の議事録を2部作成し、作 成後速やかに当機構職員担当者の承認を得るものとする。 11.グリーン購入法の推進 (1) 本契約において、グリーン購入法(国等による環境物品の調達の推進等に関する法 律)に適用する環境物品(事務用品、OA 機器等)が発生する場合は、これを採用 するものとする。 (2) 本仕様書に定める提出図書(納入印刷物)については、グリーン購入法に定める「紙 類」の基準を満たしたものであること。 以 上
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