プレス発表資料

プレス発表資料
平成28年10月6日
琉球大学 地域連携推進機構
グーグル、沖縄銀行、サイバーエージェント、シーエー・アドバンス 寄附講義
「地域創生のためのデジタルマーケティング入門」の開講について
琉球大学では、COCプラス事業「新たな地域社会を創造する『未来叶い(ミ
ライカナイ)プロジェクト)』」の一環として、10 月から始まる後学期より、
「地域
創生のためのデジタルマーケティング入門」を開講することになりました。
本講座は、全国各地のデジタル化推進を担う人材育成を目指してグーグル株式
会社が主催する「イノベーションジャパン」とも連携して実施することになりま
す。この考えに賛同する沖縄銀行およびサイバーエージェント、シーエー・アド
バンスの4社によって開講されます。
COCプラス事業における企業等による寄附講義の実施は、本講義が第1号と
なります。
本講義では、マーケティングの基礎的な考え方を学びつつ、マーケティングに
インターネットがどのように活用され、影響を与えているのか、消費者・企業に
どのようなメリットがあるのかを学びます。
琉球大学では、大学COC事業及びCOCプラス事業を地域の企業等との連携
により展開することによって、沖縄県における新産業及び雇用創出、若者の地域
定着を図り、地域に貢献して参ります。皆様のご支援・ご協力を賜りますよう、
よろしくお願い申し上げます。
別添
【講義の内容及びCOCプラス事業の概要について】
実施の背景
平成 27 年度より琉球大学では、文部科学省の「地(知)の拠点大学による地方創生
推進事業」の補助事業に採択された「新たな地域社会を創造する『未来叶い(ミライカ
ナイ)プロジェクト)』」において、沖縄県をはじめとする自治体、NPO、民間団体、
企業及び大学で構成する事業協働機関が連携し、地域における雇用創出・若者の定着の
ための取組の推進やグローカルマインドを持った地域志向型リーダー育成のためのカ
リキュラムの開発・実施などを行っています。
このCOCプラス事業は、政府が進める地方創生の一環として位置付けられており、
これまでの大学COC事業に加え、大学と事業協働機関が連携し、地域が抱える課題(ニ
ーズ)と大学の資源(シーズ)のマッチングによる新産業・雇用の創出と、地域が求め
る人材養成による若年層の地元定着を目的としています。
ミライカナイプロジェクトでは特に沖縄県における取組みとも連動し、IT、農業、
モノづくり、観光、健康の各産業分野を重点対象と位置づけています。このうちITに
ついては、インターネット(デジタル)の発達は我々の生活を大きく変え、その変化に
よって、企業の行うマーケティング活動にも大きな変化が生じてきています。また、こ
のようなインターネット(デジタル)の利用においては地理的な制約を受けないため、
企業活動にも変化をもたらすことになるので、地域創生においても注目されており、こ
れらの技術やノウハウを活用できる人材が求められています。
このような地域が求める人材養成を目的として、琉球大学では本年 10 月からの後学
期より、グーグル株式会社、株式会社沖縄銀行、株式会社サイバーエージェント及びそ
の運用子会社である株式会社シーエー・アドバンスの4社による「地域創生のためのデ
ジタルマーケティング入門」を開講することになりました。
本講義を通して、マーケティングの基礎的な考え方を学びつつ、マーケティングにイ
ンターネット(デジタル)がどのように活用され、影響を与えているのか、消費者・企
業にどのようなメリットがあるのかを学びます。授業は前半の講義と、後半のグループ
ワークからなり、特に後半では地元企業を事例とした地域創生の事例研究として、企業
のマーケティング活動へどのようにインターネット(デジタル)を活用できるのか検討
しレポート作成を行います。
COCプラス事業における企業等による寄附講義の実施は、本講義が第1号となりま
す。
講義の概要
講 義 名:地域創生のためのデジタルマーケティング入門
実施企業:グーグル株式会社、株式会社沖縄銀行、株式会社サイバーエージェント、
株式会社シーエー・アドバンス 以上4社
実 施 日:金曜日 3 時限 12:50~14:20 2016 年 10 月 7 日~2 月 3 日 全 15 回
場
所:琉球大学 法文 201 教室
対象学生:琉球大学 全学部全学科 学生 1~4 年生