伊予市職員等災害時動員計画

伊予市職員等災害時動員計画
(平成 28 年度)
1 趣 旨
市内において災害が発生した場合、災害応急対策を迅速かつ的確に進めるための体制を直ち
に整える必要がある。災害発生直後、あらかじめ定められた職員は勤務時間内、時間外を問わ
ず速やかに参集し、所定の職務に当たることとする。
2 災害対策に伴う動員計画
⑴ 市防災組織体制における職員の動員は、下記の配備計画に基づいて本部長が決定するもの
とする。
(風水害等一般災害)
配備区分
配
備 時 期
配 備 内 容
動
員 人 員
①
事前配備体制
市に気象業務法第 13 初 期の情 報収集活 動を あらかじめ指名された職員
条第 1 項に基づく警報 実 施する ために必 要な
人員
が発表されたとき。
② その他必要により市
長が当該配備を指令す
るとき。
①
災害警戒本部事
前配備体制
市に気象業務法第 13 情 報収集 活動及び 初期 あらかじめ指名された職員
条第 1 項に基づく警報 の 応急対 策を実施 する
体制
が発表されたとき。
② その他必要により市
長が当該配備を指令す
るとき。
①
災害警戒本部体
制
市に気象業務法第 13 情 報収集 活動及び 初期 あらかじめ指名された職員
条第 1 項に基づく警報 の 応急 対 策を実施 する
体制
が発表されたとき。
② その他必要により市
長が当該配備を指令す
るとき。
①
災害対策本部体
制
市に気象業務法第 13 大 規模災 害への応 急対 全職員
条の 2 第 1 項に基づく特 策 を実施 するため に全
別警報が発表されたと 力 をあげ て防災活 動を
実施する体制
き。
② 大規模な災害が発生
し、
又は発生のおそれが
あるとき。
③ その他必要により市
長が当該配備を指令す
るとき。
(地震・津波災害)
配備区分
配
備 時 期
配 備 内 容
動
員 人 員
①
事前配備体制
市内で最大震度4の 初期の情報収集活動を あらかじめ指名された職員
揺れを観測したとき。 実施するために必要な
② 津波注意報が発表さ 人員
れたとき。
③ その他必要により市
長が当該配備を指令す
るとき。
①
災害警戒本部体
制
市 内 で 最 大 震 度 5 配備された職員で被災 あらかじめ指名された職員
弱・5強の揺れを観測し 情報の収集及び応急対
たとき。
策を実施し、事態の進
② 愛媛県瀬戸内海沿岸 展によって災害対策本
に津波注意報が発表さ 部を設置できる体制
れ、
かつ災害が発生した
とき。
※ 他の職員は参集の
③ 愛媛県瀬戸内海沿岸 準備
に津波警報が発表され
たとき。
④ その他必要により市
長が当該配備を指令す
るとき
①
災害対策本部体
制
市内で最大震度6弱 全職員で被災情報収集 全職員
以上の揺れを観測した 及 び 応 急 対 策 を 実 施
とき。
し、全力をあげて防災
② ①未満の震度であっ 活動を実施する体制
ても市内の被害程度が
甚だしく、若しくは本市
を含め複数の市町が被
災する広域災害で、複数
の対策部が連携して対
応する必要があると市
長が判断するとき。
③ 瀬戸内海沿岸に大津
波警報が発表されたと
き。
④ その他必要により市
長が当該配備を指令す
るとき。
(原子力災害)
配備区分
配
備 時 期
Aレベル
配
備 内 容
動
員 人 員
情報通信活動、防
災資機材の準備、情
報収集等環境調査を
実施する体制
あらかじめ指名された職員
あらかじめ指名された職員
施設敷地緊急事態
が発生したとき。
② その他市長が必要
と判断するとき。
情報通信活動、緊
急時環境モニタリン
グへの参画、避難
所・救護所の設営準
備、住民広報等の強
化その他必要な緊急
事態応急対策を実施
する体制
Cレベル
災害対策本部
体制
① 全面緊急事態が発
第2配備
生したとき。
② その他市長が必要
と判断するとき。
住民避難、緊急時モ
ニタリングへの参
画、緊急被ばく医療
の協力、その他必要
な緊急事態応急対策
を実施する体制
災害警戒本部
体制
①
警戒事態が発生し
たとき。
② その他市長が必要
と判断するとき。
Bレベル
災害対策本部
体制
第1配備
①
全職員
(2) 本部職員の動員方法
ア 本部長の配備体制の決定に基づき本部事務局長から各部長にその旨を通知し、同部長は
班長に連絡する。さらに、班長から班員に連絡し動員する。
イ 招集は、庁内放送、電話、電子メール、特使等の方法により速やかに通知するものとす
る。消防団員の動員においては、電話、サイレン等を用いる。
ウ 伝達の際には、次の事項を明確に伝えるものとする。
(ア) 配備の種類
(イ) 市対策本部開設又は招集の時間
(ウ) 市対策本部の位置
エ 各部長は、配備状況について、本部事務局長を通じて本部長に報告するものとする。
3 動員の伝達系統
(1) 勤務時間内における伝達
ア 災害発生が予想され、又は災害が発生した場合、本部事務局長は、本部長の決定した配
備体制について各部長に伝達するとともに、庁内放送等によりこれを徹底する。
イ 各部長は、直ちに関係職員に連絡し、関係職員をして所定の配備による事務又は業務に
従事させるものとする。
勤務時間内における連絡系統
市長(本部長)
副市長・教育長(副本部長)
配
報
備
告
指
示
(
本
部
事
務
局
長
)
総
務
部
長
各部長
各課長
各職員
(部長)
(班長)
(班員)
各地域事務所長
次長
各職員
(部長)
(班長)
(班員)
消防署長
消防副署長
各消防署員
(部長)
各出張所長
各出張所員
(班長)
(班員)
消防団長
各副団長
各分団長
各団員
(部長)
(班長)
(班員)
(班員)
(2) 勤務時間外、休日における伝達及び配備
ア 宿日直者は、非常配備に該当する気象情報が防災関係機関から通知されたときは、直ち
に危機管理課長を経由して総務部長に連絡するものとする。総務部長は、本部長(市長)、
副本部長(副市長・教育長)にその旨を報告し、配備体制の指示を受けた場合には各部長
に、各部長は各班長に、各班長は各班員に伝達する。
イ 職員は、動員命令がない場合であっても、ラジオ、テレビ等により災害が発生し、又は
災害が発生するおそれがあることを覚知したときは、直ちに登庁し上司の指示を受けるも
のとする。
勤務時間外、休日における伝達系統
市長(本部長)
副市長・教育長(副本部長)
配
報
備
告
指
示
(
本
部
事
務
局
長
)
総
務
部
長
各部長
各課長
各職員
(部長)
(班長)
(班員)
各地域事務所長
次長
各職員
(部長)
(班長)
(班員)
消防署長
消防副署長
各消防署員
(部長)
各出張所長
各出張所員
(班長)
(班員)
消防団長
各副団長
各分団長
各団員
(部長)
(班長)
(班員)
(班員)
報
告
危
機
管
理
課
長
宿
日
直
者
4 参集場所
(1)
動員命令を受けた職員は、自己の勤務場所において災害応急対策に従事するものとする。
この場合、平日又は休日あるいは勤務時間内又は勤務時間外を問わない。
ただし、本庁に勤務する職員であらかじめ指名された者は指定の地域事務所において災
害応急対策に従事するものとする。
(2) 交通・通信が途絶し、又は利用できないため定められた参集場所への参集が不可能となり、
上司の指示も受けられない場合は、参集可能な最寄りの本庁又は地域事務所に自主的に参
集し、当該機関の長の指示を受け災害応急対策に従事する。
(3) 消防団員を兼務している職員のうち、消防団部長以上で指揮する立場にある職員(課長以
上の職にある者及び災害対策本部事務局職員を除く。)は、消防団において災害応急対策に
従事する。
5 支部体制の強化
市域に激甚な災害が発生し、又は発生するおそれがある場合に、各地域事務所管内における
防災体制の強化を図るため、予想される災害の規模に応じて、災害対策本部長が指定した職員
を地域事務所管内の防災業務に従事させる。
6 動員状況の報告
(1) 参集場所へ参集した職員は、当該参集場所の機関の課長に自己の所属部署、職名、氏名を
報告する。
(2) 各機関の課長は、職員の動員状況を速やかに把握し、動員状況報告書(別記様式)により
本部事務局長に報告する。
別記様式
動 員 状 況 報 告 書
年
災害対策本部事務局長
月
日
様
(報告者)
課
名
氏
名
㊞
災害時動員状況報告について
このことについて、伊予市職員災害時動員計画の規定に基づき下記のとおり報告します。
記
<参集者一覧>
番号
合 計
年
職 名
人
氏
名
参
集
時
月
日 参集分
間
備 考
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時間
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時間
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