平成29年度納税通知書等封入封緘等業務委託(単価契約)仕様書 この仕様書は、発注者の電子計算機器から出力した帳票のカッティング、製本及び封 入、封緘等を行うため、受注者が行う業務の方法、内容等について定める。 1 件名 平成29年度納税通知書等封入封緘等業務委託(単価契約) 2 契約期間 契約の確定した日から平成30年3月16日まで 3 作業日程 別紙1−1「封入封緘等業務委託作業内訳」に掲げる委託時期のとおりとする。 4 定義 本仕様書において使用する次の各号に掲げる用語の意味は、当該各号に定めるとこ ろによる。 (1)本件業務 ア 処理対象物件のカッティング、製本 イ 処理対象物件の封入、封緘 ウ その他、上記ア、イに付随する業務 (2)処理対象物件 別紙1−1「封入封緘等業務委託作業内訳」左欄に掲げる帳票及びこれを封入する 封筒、同封物をいうものとする。 5 業務概要 受注者は、引渡日に発注者から処理対象物件を預かり、受注者の事業所等にて、別 紙1−1「封入封緘等業務委託作業内訳」及び別紙1−2「封入封緘等業務委託作業 内訳明細」に従い、各帳票に応じた本件業務を行った後、納品日までに、その成果物 を発注者の指定する場所に納品する。 6 業務内容 別紙1−1「封入封緘等業務委託作業内訳」に記載の各帳票のバスター、折り加工、 ブッキング、封入・封緘業務とする。 - 1 - 7 履行上の留意点 (1)引渡時 ア 委託物(帳票等)は、発注者指定(本庁舎等)の場所で引渡すものとする。 イ 委託帳票は、作業内訳を明確にするため、ダンボール箱等の側面に別紙2「作 業確認票」を発注者が貼付し、引渡すものとする。同封物及び封筒についても同 様とする。 ウ 別紙3「納品確認票」、別紙4「納品確認総括表」及び別紙6「引渡物品一覧 (業者控)」は、発注者が作成し帳票等と一緒に引渡すものとする。なお、別紙5 「引渡物品一覧(市控)」は発注者にて保管するものとする。 イ 規定帳票の各箱の前後にある、箱またぎ分の取扱い(事前に引抜くのか、その まま引渡すのか)は、受注者と調整の上、決定する。 (2)作業時 ア 何らかの理由により、帳票の一部を手作業にてブッキングを行う場合は、綴り 順等に間違いのないよう最大の注意をもって行うものとし、納品時にそれと分か るようにすること。 イ 箱詰めの際は、納品時の確認作業を考慮し、50冊ごとに輪ゴム止めを行うと ともに別紙3「納品確認票」及び別紙4「納品確認総括表」に必要事項を記入し、 納品確認票はダンボール箱側面に貼付する。なお、ジャム分については、正常分 とは別に束ね、正常分とともに該当する箱に入れ、それと一目で分かるよう色紙 等を付すこと。 ウ 帳票に通し連番があるものは順番をくずさないように留意し、通し連番がない 帳票については、処理前に発注者と調整して順番誤りが発生しないようにすると ともに、封入誤り等がないか3回以上のチェックを行うものとする。 エ 1箱当たりの梱包数は500冊を基準にし、梱包に必要なダンボール箱及びそ の他の消耗品は受注者の負担とする。 ただし、梱包数は発注者の同意を得ればこの限りではない。 (3)納品時 ア 納品場所は発注者指定(本庁舎等)の場所とするが、発注者の申し出により納 品場所を変更することができるものとする。 イ 余った同封物、封筒は、種類ごとにまとめて返却するものとする。 ウ 引渡し時に帳票等を梱包していたダンボール箱は受注者が処分すること。ただ し、発注者より申し出があった場合は返却するものとする。 - 2 - 8 運搬責任 委託業務に関わる資料及び納入すべき処理対象物件の運搬は、別に定めるもののほ か、受注者の責任で充分に安全に配慮した体制(輸送車の種別、必要とされる人員、 警備体制等)を整え行うものとし、その経費は受注者の負担とする。 9 作業場所 (1)受注者は、機密保持または業務遂行上の必要性から、作業場所は、自前1施設内 とし、作業を完結できるようにすること。 (2)作業室内は、入室の履歴管理を保持するなど、入退室管理を徹底して行うことと する。 (3)すべての作業エリア内は、入退室管理及び監視カメラ等の不正防止策が取られて いることとし、監視カメラ等で入退室の画像を保持すること。また、警備員などを 24時間体制で常駐させる等、作業エリア内のセキリュティを徹底すること。 10 運用管理 (1)発注者及び受注者は、運用管理に係わる処理手続き、事務組織、事務担当者の現 況について相互に連絡を取合うものとする。 (2)受注者は、受理した処理対象物件等をリストアップし、常に授受の状況を明確に できるようにするものとする。 (3)業務完了後、受注者は、発注者に返還、納品、特に保管を要するものを除き、事 務処理上作成した一切を抹消・焼却・切断など使用不可能な状態にして処分するも のとする。 (4)受注者は、処理過程の各段階の責任者を定め、処理状況を記録する等必要な措置 を講ずるものとする。 (5)受注者は、処理中の業務に関わる入出力帳票、各種媒体に記録されているデータ 及びデータに関するドキュメントプログラムの管理に必要な措置を講ずるものとす る。 (6)受注者は、電子計算機室、データ入力室、ファイル保管室など施設設備の管理、 保安体制の必要な措置を講ずるものとする。 11 危険負担 (1)成果物がある場合で、納入前に成果物に滅失毀損が生じた場合は、発注者の責に 帰すべき場合を除き、その滅失毀損は受注者の負担とする。 (2)成果物がある場合で、納入後に成果物に滅失毀損が生じた場合は、受注者の責に 帰すべき場合を除き、その滅失毀損は発注者の負担とする。 - 3 - 12 委託料 委託料は、契約単価に実績件数を乗じて得た金額(少数点第2位まで求める)を 合計するものとする。 13 個人情報等の取扱いに関する事項 (1)受注者は、委託業務で取扱う個人情報等について、目的外の利用を行ってはなら ないこととする。 また、搬送等、委託業務の実施に必要な場合を除き、特定の事務室以外の場所へ 持ち出してはならないこととする。 (2)受注者は、個人情報等の取扱い状況に係る規定等の遵守状況について、定期的に 点検・監査を行うとともに、その記録を管理することとする。 (3)受注者は、発注者が損害賠償請求権を行使できる期間の満了に至るまで賠償責任 保険(個人情報漏えい対応)に加入する等、損害賠償に対して必要な措置を講じな ければならない。 14 費用負担等 業務実施に必要な消耗品は、全て受注者の負担とする。 15 仕様書に定めのない事項 この仕様書に定めのない事項又はこの仕様書について疑義が生じた場合は、必要 に応じて発注者及び受注者双方で協議して定めるものとする。 - 4 -
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