山手西洋館使用要綱 - 公益財団法人 横浜市緑の協会

山手西洋館使用要綱
制
定
最近改定
平成 11 年7月 19 日
平成 28 年6月 1 日
(趣旨)
第1条 (公財)横浜市緑の協会(以下「協会」という)が管理する山手西洋館は、横浜を
代表する施設のひとつとして、横浜・山手の持つ「歴史」「伝統」「文化」を継承する資
料館としての役割とともに、新しい山手の文化を発信する場と位置付け、その使用方法
その他必要な事項は、この要綱の定めるところによる。
2 山手西洋館の名称及び位置は別表第1のとおりとする。
(使用)
第2条 山手西洋館は、山手地区の地域性、西洋館の特性を踏まえ、次に掲げる事項のた
めに使用し、それ以外の目的では使用できない。
(1)集会(会議、講演会、講習会)等、グループ・サークルの自主的な活動
(2)展示・演奏等、知識と教養の向上のための活動
(3)文化向上と相互交流のための各種催物等の自主事業
2
前項について、理事長が特に必要と認めた場合は、この限りではない。
(開館時間)
第3条 開館時間は別表第2に定める時間とする。
(休館日)
第4条 休館日は次のとおりとする。
(1)別表第3に定める日(ただし、その日が国民の祝日に当たるときは、その直後の休
日でない日)
(2)年末・年始(12 月 29 日から1月3日まで)
2 協会の理事長(以下「理事長」という)は、前項の規定にかかわらず、特に必要があ
ると認める場合は、休館日に開館し、または休館日以外の日に開館しないことができる。
(占用使用)
第5条 山手西洋館の一部は、市民等により占用使用させることができる。
2 各館の占用使用できる範囲、定員及び使用目的は別表第4の掲げるところとする。
(占用使用の禁止)
第6条 山手西洋館を占有使用する者は、次の各号の一つに該当する場合、使用できない。
(1)営利・葬祭・布教活動・飲食を目的として使用する場合
(2)施設を損傷する恐れのある場合
(3)騒音、臭いなど、他人に迷惑を及ぼす恐れのある場合
(4)横浜市暴力団排除条例に該当する場合
(5)その他山手西洋館の設置趣旨に反する場合
(占用使用の例外)
第7条 第2条及び第6条の規定にかかわらず、次の各号の一つに該当する場合には、
山手西洋館の占用使用を認めることができる。
(1)特に山手西洋館の管理運営に必要な場合
(2)山手西洋館の自主事業・共催事業及び横浜市の主催・共催事業
(3)災害時の救援活動等、特別な必要があると認められる場合
(占用使用の申込及び決定)
第8条 山手西洋館の占用使用は、抽選又は先着順による占用使用仮決定を経て、申込を
行い、第 12 条に定める運営協力費の支払い後、決定する。
2 抽選による占用使用の仮決定は、別表第5に掲げる抽選により行う。山手西洋館の占
用使用を希望する者は、抽選場所に直接来所し、「抽選申込」を行わなければならない。
ただし、
「抽選申込」を行う者が団体のときは、1団体1名の出席とする。
3 抽選後に空室が生じた場合は、先着順で占用使用の仮決定を行う。空室の占用使用を
希望する者は、来館または電話により「空室申込」を行わなければならない。
4
占用使用の仮決定を受けた者は、様式第1から様式第4までの申込書のうち、該当す
る館の申込書を、同館に提出し、占用使用の申込を行うこととする。
5 前各項の規定について、理事長が特に必要と認めた場合は、この限りではない。
(占用使用期間及び回数)
第9条 占用使用期間及び回数は、占用使用者一人または一団体につき別表第6号のとお
りとする。ただし、理事長が特に必要と認めた場合は、この限りではない。
(占用使用の時間帯)
第 10 条 占用使用の時間帯は、別表第7のとおりとする。
2 占用使用者一人または一団体につき、原則として、一日一時間帯のみの利用とするが、
使用目的等に応じて一日二時間帯を使用することができる。
(占用使用にかかる遵守事項)
第 11 条 山手西洋館を占用使用する者は、次に掲げる事項を遵守しなければならない。
(1)使用時間を遵守すること。
(2)使用時間内で搬入及び搬出(清掃及び後片付け)をすること。
(3)使用した物品の点検確認を行い、所定の位置に返却すること。
(4)禁煙を守り、火気は使用しないこと。
(5)館内を傷つけないこと。
(6)展示物は使用者が責任を持って管理すること。
(7)山手西洋館の設備または貸与を受けた物品を、故意又は重大な過失により破損もし
くは紛失した場合は、使用責任者が弁償すること。
(8)各館への車両の乗り入れは、搬入・搬出のみとすること。
(9)占用使用の権利又は義務の全部又は一部を譲渡、貸与、委託、請負、承継、その他
名目の如何を問わず第三者に遂行させないこと。
(運営協力費)
第 12 条 山手西洋館を占用使用する者は、運営協力費として別表第8に定める額を申込日
から1週間以内に、占用使用する館に現金で納入する。
2 前項に定める期日までに運営協力費の納入がないときは、当該占用使用の仮決定は効
力を失う。
3 納入された運営協力費は、返金しない。
4 前項について、理事長が特別の理由があると認めた場合は、この限りではない。
(使用の取り消し)
第 13 条 理事長は、使用者がこの要綱の規定に従わない場合、または架空の使用者名によ
って重複して申込を行い、あるいは使用した事実が明らかになった場合は、その使用を
取り消し、又は禁止することができる。
(免責)
第 14 条 この要綱の規定により山手西洋館を使用する者、入館した者又は使用する者が展
示する作品等について損害が生じた場合、協会は一切の責を負わない。
(委任)
第 15 条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は理事長が別に定める。
附
則
この要綱は、平成 11 年7月 19 日から施行する。
この要綱は、平成 28 年 10 月 1 日から施行する。