プレイス 木のぬくもり プロジェクト 武蔵野プレイス創設時の 市民活動としてスタート プレイス木のぬくもりプロジェ クトは、地域にゆかりのある木材 を使って武蔵野プレイス内で使え るものを皆で楽しく工作する市民 活動です。 プロジェクトの始まりは、武蔵 野プレイスの建設前に、3階にで きる市民活動フロアをどう利用し ていくかを考える市 民ワーク ショップでした。 全9回のワークショップ最終日 に、栗原毅さんが﹁ 地域の木材を 使 って何か作らないか ﹂と提 案。 賛同したメンバーで活動を開始。 境南コミュニティーセンタを中心 に、月 回ほどの集まりで計画を 具体化してきました。 これまでに市民活動フロアの本 立てを製作したほか、今年 月に はテラスに設置する丸太椅子の3 自分の地域の木に親しむ 気持ちを大切にしたい と 市民であれば﹁あそこの木か﹂ 心当たりのあるような木材だから こそ、親しみを感じさせる作品に 仕上がります。本立ては﹁ むさし のジャンボリー﹂で訪れる長 野 県 の川上村で伐採された白樺を、丸 太椅子は新たなクリーンセンター 建設のために伐採された桜の木を 使用しました。 提供を受けた木材は、この 月 の完成で使い終わります。今後は 何を作るのでしょうか? ません﹂︵栗原さん︶ 動していくことはこの先も変わり 方に感じてほしい。その思いで活 な木のぬくもりを一人でも多くの 子の木工教室もいいですね。身近 で何かできるかもしれないし、親 とはこれから考えます。まだ端材 ﹁ゆっくりした活動なので次のこ 10 2010 年発足。現在は会員 12 名。武蔵野プレイスを 中心に平日の夜、月1回活 動するほか、イベントなど では工作教室を実施する ことがある。工作の作業 は プレ イス 内 の 駐 車 ス ペースの一角を使わせて もらっている。 作目と4作目が完成します。 また、市の環境フェスタなどで は工作教室の企画で参加し、子ど もたちに木のコースター製作や丸 太の皮はぎ体験なども提供してき ました。 プレイス 木のぬくもり プロジェクト 1 今年3月に完成した2つの丸太 椅子。乾燥に約1年かけた。 誰でも工作しやすいよう配慮し、 宮方さんが考案した本立て。 環境フェスタの工作教室は毎年、 子どもたちに大好評。 エンジン式チェーンソーは山口 さんが仕事で使うものを借用。 10 地 域 に ゆか りの あ る 木 に 親 し も う と ﹁ プレイス木のぬくも り プロジェクト ﹂は 、 建 設 な どで 伐 採 さ れ た 白 樺 や 桜の 木 を 工 作 して 、 武 蔵 野 プレイスの 施 設 内に 活 用していま す。 左から山口雅也さん、栗 原毅さん、宮方義 仁さん 22 M U S A S HI N O
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