入 札 公 告 次のとおり一般競争入札に付します。 平成

入
札
公
告
次のとおり一般競争入札に付します。
平成28年10月5日
国立研究開発法人国立環境研究所
理事長 住 明正
1.競争入札に付する事項
(1) 件
名:福島県沿岸及び沖合における放射性核種による汚染並びに潜在的生物影響の評価に
関する調査研究に係る試料採取業務
(2) 契約期間:契約締結日から平成29年3月31日まで
(3) 仕
様:仕様書による。
(4) 履行場所:仕様書による。
2.競争参加資格
(1) 平成28・29・30年度環境省競争参加資格(全省庁統一資格)の「役務の提供等」
の「調査・研究」において「B」、「C」又は「D」の等級に格付けされている者である
こと。
(2) 国立研究開発法人国立環境研究所契約事務取扱細則第5条の規定に該当しない者である
こと。なお、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を
得ている者については、同条中、特別の理由がある場合に該当する。
(3) 国立研究開発法人国立環境研究所契約事務取扱細則第6条の規定に該当しない者である
こと。
(4) 契約者等から取引停止の措置を受けている期間中の者でないこと。
(5) 入札説明書において示す暴力団排除に関する誓約事項に誓約できる者であること。
(6) 放射線被ばくによる生物への影響の把握を目的とした調査実績を有する者であること。
又は、本業務を履行する能力を有することを証明できる者であること。
(7) (6)で示す者であることの証明として、該当する業務実績の契約書及び報告書等の写
し、本業務の実施体制(案)並びに放射線防護及び被ばく線量管理等のための安全計画
(案)の書類を提出し、承認を得ること。
3.入札説明書等の交付場所
(1) 入札の方法等は別途交付する入札説明書によるので、必ず参照すること。
(2) 交付場所
〒963-7700 福島県田村郡三春町深作10-2 福島県環境創造センター研究棟
国立研究開発法人国立環境研究所 福島支部管理課会計係 及び 当研究所HP上
TEL 0247-61-6561
FAX 0247-61-6562
(担当:高柳)
4.入札説明書等に対する質問
(1) 質問書受領期限及び提出場所
平成28年10月12日(水)17時00分まで 3.に示すとおり
(2) 提出方法 持参又は郵送(書留郵便に限り、受領期間必着とする)による。
5.回答書閲覧日時及び場所
平成28年10月18日(火)10時00分から平成28年10月31日(月)14
時15分まで 3.(2)に示すとおり
6.提案書等の提出期限
(1) 提出期限及び提出場所
平成28年10月25日(火)17時00分まで
(2) 提出方法 4.(2)に示すとおり
7.入札及び開札の日時及び場所
平成28年10月31日(月)14時15分
国立研究開発法人国立環境研究所 研究本館Ⅰ
(茨城県つくば市小野川16-2)
3.(2)に示すとおり
第2会議室
※入札説明書等の交付場所等と住所が異なるので注意すること。
8.入札方法
入札金額については、1.(1)の業務に関する一切の費用を含めた額とする。
落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の8%に相当する額を加算し
た金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その金額を切り捨てるものとする。)
をもって落札価格とするので、入札参加者は、消費税及び地方消費税に係る課税事業者で
あるか免税事業者であるかを問わず見積もった契約金額の108分の100に相当する金
額を入札書に記載する。
9.その他留意事項
(1) 入札及び契約手続きにおいて使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨に限る。
(2) 入札保証金 免除
(3) 契約保証金 免除
(4) 入札の無効 本公告に示した競争参加資格のない者がした入札及び入札に関する条件に
違反した入札書は無効とする。
(5) 契約書作成の要否 要
(6) 落札者の決定方法
入札書に記載されている入札書の提出方法、競争参加資格、仕様等の要求要件を全て満
たし、仕様書において明らかにした性能等の要求要件のうち必須とされた項目の最低限の
要求要件を全て満たし、当該入札書の入札価格が国立研究開発法人国立環境研究所契約事
務取扱細則第13条の規定に基づいて作成された予定価格の制限の範囲内で最低価格をも
って有効な入札を行った入札者を落札者とする。
入
札
説
明
書
(福島県沿岸及び沖合における放射性核種による汚染並びに潜在的生物影響の評価に
関する調査研究に係る試料採取業務)
平成28年10月
国立研究開発法人国立環境研究所
当研究所の一般競争に係る入札公告(平成28年10月5日付)に基づく入札については、関係法
令に定めるもののほか、この入札説明書による。
1.競争入札に付する事項
(1)件
名
福島県沿岸及び沖合における放射性核種による汚染並びに潜在的生物影響の評価に関
する調査研究に係る試料採取業務
(2)契 約 期 間
契約締結日から平成29年3月31日まで
(3)仕
様
仕様書による。
(4)履 行 場 所
仕様書による。
(5)入札保証金
免除
(6)契約保証金
免除
2.競争参加に必要な資格
(1)平成28・29・30年度環境省競争参加資格(全省庁統一資格)の「役務の提供等」の
「調査・研究」において「B」、「C」又は「D」の等級に格付けされている者であること。
(2)国立研究開発法人国立環境研究所契約事務取扱細則第5条の規定に該当しない者であるこ
と。なお、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得てい
る者については、同条中、特別の理由がある場合に該当する。
(3)国立研究開発法人国立環境研究所契約事務取扱細則第6条の規定に該当しない者であること。
(4)契約者等から取引停止の措置を受けている期間中の者でないこと。
(5)入札説明書において示す暴力団排除に関する誓約事項に誓約できる者であること。
(6)放射線被ばくによる生物への影響の把握を目的とした調査実績を有する者であること。
又は、本業務を履行する能力を有することを証明できる者であること。
(7)(6)で示す者であることの証明として、該当する業務実績の契約書及び報告書等の写
し、本業務の実施体制(案)並びに放射線防護及び被ばく線量管理等のための安全計画
(案)の書類を提出し、承認を得ること。
3.入札心得
(1)入札参加者は、仕様書及び添付書類を熟読のうえ、入札しなければならない。
(2)入札参加者は、前項の書類について疑義があるときは、関係職員の説明を求めることができ
る。
(3)入札参加者は、入札後、仕様書及び添付書類についての不明等を理由として異議を申し立て
ることはできない。
4.入札及び開札の日時及び場所
平成28年10月31日(月)14時15分
国立研究開発法人国立環境研究所 研究本館Ⅰ 第2会議室
(茨城県つくば市小野川16-2)
※入札説明書等の交付場所等と住所が異なるので注意すること。
5.入札説明書等に対する質問
(1)入札説明書に対する質問がある場合においては、次に従い、書面(様式は自由)により
提出すること。
受領期間:平成28年10月5日(水)から平成28年10月12日(水)まで。
持参する場合は、10時00分から17時00分まで。
提出場所:〒963-7700
福島県田村郡三春町深作10-2 福島県環境創造センター研究棟
国立研究開発法人国立環境研究所 福島支部管理課会計係
TEL 0247-61-6561 (担当:高柳)
提出方法:書面は持参し、又は郵送(書留郵便に限り、受領期間必着とする。)
することにより提出するものとし、電送によるものは受け付けない。
(2)(1)の質問に対する回答書は、次のとおり閲覧に供する。
①期
間:平成28年10月18日(火)10時00分から
平成28年10月31日(月)14時15分まで。
②閲覧場所:福島県田村郡三春町深作10-2 福島県環境創造センター研究棟
国立研究開発法人国立環境研究所 福島支部管理課会計係 及び
当研究所HP上
(3)(1)の質問がない場合、(2)については行わないものとする。
6.本入札説明書2.(7)の証明の提出
(1)入札に参加しようとする者は、本入札説明書2.(7)の証明書類を次に従い提出する
こと。
①提出期限:平成28年10月25日(火)17時00分
②提出場所:本入札説明書5.(1)②と同じ
③提出方法:本入札説明書5.(1)③と同じ
(2)(1)のとおり提出された書類による本競争参加の可否については、次の期間までに連
絡をする。
①期
間:入札日及び開札の2営業日前17時00分。
7.入札及び開札
(1)入札書(別紙1)には、入札参加者の住所、氏名を記入のうえ押印し、金額の記入はア
ラビア数字を用いて鮮明に記載すること。
(2)入札書及び入札に係る文書に使用する言語は、日本語に限るものとし、また入札金額
は、日本国通貨による表示に限るものとする。
(3)入札金額については、1.(1)の業務に関する一切の費用を含めた額とする。
(4)落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の8%に相当する額を加算
した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その金額を切り捨てるものとする)
をもって落札価格とするので、入札参加者は、消費税及び地方消費税に係る課税事業者で
あるか免税事業者であるかを問わず見積もった契約金額の108分の100に相当する金
額を入札書に記載するものとする。
(5)入札書は、別紙の書式により作成し、封かんのうえ持参又は郵送により提出するものと
する。なお、電送等その他の方法による入札は認めない。
入札書を持参する場合は、入札書を封かんし、入札参加者の商号又は名称、入札件名及び
開札日時を記載して入札箱に投入すること。
(6)入札書を郵送により提出する場合は、二重封筒とし、表封筒に入札書在中の旨を朱書
し、中封筒に入札参加者の入札参加者の商号又は名称、入札件名及び開札日時を記載して
書留郵便(配達証明付)により、次に従い郵送すること。ただし、郵送による入札書の提
出は1通のみ認める。
①提出期限:入札及び開札の前日(※)17時00分。
※土曜日、日曜日、祝祭日及び年末年始(12月29日から1月3日)を除く。
②提出場所:本入札説明書5.(1)②と同じ
(7)入札参加者は、入札書を提出する際には、本入札説明書2.(1)の競争参加資格を有
することを証明する書類を提出すること。
(8)入札参加者は、代理人又は復代理人(以下「代理人等」という。)をして入札させると
きは、その委任状(別紙2、3)を持参させなければならない。
(9)入札参加者又はその代理人等は、当該入札に対する他の入札参加者の代理をすることが
できない。
(10)開札は、入札参加者の面前で行う。ただし、入札参加者又はその代理人等が開札場所に
出席しないときは、入札執行事務に関係のない職員を立会させて開札する。この場合、異
議の申し立てはできない。
(11)入札参加者又はその代理人等は、開札時刻後においては、開札場に入場することはでき
ない。
(12)提出済の入札書は、その事由のいかんにかかわらず引換え、変更又は取消しを行うこと
ができない。
(13)入札参加者が連合し、又は不穏の行動をなす等の場合において、入札を公正に執行する
ことができないと認められるときは、当該入札参加者を入札に参加させず、又は入札の執
行を延期し、若しくは取りやめることがある。
8.入札の無効
次の各号に該当する入札書は無効とする。
(1)競争に参加する資格を有しない者の提出した入札書
(2)委任状を持参しない代理人等の提出した入札書
(3)記名押印(外国人又は外国法人にあっては、本人又は代表者の署名をもって代えること
ができる。)を欠いた入札書
(4)入札金額の記載が不明確な入札書
(5)入札金額の記載を訂正した入札書
(6)誤字、脱字等により意志表示が不明瞭である入札書
(7)明らかに連合によると認められる入札書
(8)同一事項の入札について、他の入札参加者の代理人等を兼ねた者の入札書
(9)同一入札執行回について、入札参加者又はその代理人等が二通以上の入札書を提出した
場合
(10)その他の入札に関する条件に違反した入札書
9.落札の決定
本入札説明書2の競争参加資格及び仕様書等の要求要件を全て満たし、当該入札書の入札価
格が国立研究開発法人国立環境研究所契約事務取扱細則第13条の規定に基づいて作成された
予定価格の範囲内で、最低の価格をもって有効な入札を行った者を落札者とする。
10.再度入札
開札した場合において、入札参加者の入札のうち予定価格の制限に達した価格の入札が無い
ときは、直ちに再度の入札を行う。なお、再度入札の回数は原則として2回を限度とする。
ただし、郵便による入札を行い、開札当日に入札参加者又はその代理人等が開札場所に出席
しないときは、再度入札による入札に参加できないため注意すること。
11.同価格の入札が2人以上ある場合の落札者の決定
(1)落札者となるべき同価格の入札をした者が2人以上あるときは、直ちに、当該入札をし
た者にくじを引かせて落札者を決定する。
(2)前項の場合において、当該入札をした者のうちくじを引かない者があるとき又は、直接
くじを引くことができないときは、これに代わって入札執行事務に関係のない職員にくじ
を引かせる。
12.落札内訳書の提出
(1)落札者は、落札者の決定後すみやかに落札額に応じた内訳書を提出すること。なお、内
訳書は可能な限り詳細に記載するものとし、内訳書の全ての単価(単価を示すことができ
ないものについては、その価格)についてその単価を証明する書類を添付すること。
(2)内訳書の様式は自由とする。
(3)内訳書は返却しない。
13.契約書等の提出
(1)契約書を作成する場合においては、落札者は、契約担当者等から交付された契約書の案
(別紙4)に記名押印し、速やかにこれを契約担当者等に提出しなければならない。
(2)契約書及び契約に係る文書に使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨による。
(3)契約担当者等が契約の相手方とともに契約書に記名押印しなければ、本契約は確定しな
いものとする。
14.契約者の氏名
国立研究開発法人国立環境研究所
理事長
住 明正
15.契約情報の公表について
① 落札及び随意契約の公表
契約を締結したときは、後日当該契約情報を当法人のHPにおいて公表する。
② 「独立行政法人の事務・事業の見直しの基本方針」に基づく公表
独立行政法人が行う契約については、「独立行政法人の事務・事業の見直しの基本方
針(平成22年12月7日閣議決定)」において、独立行政法人と一定の関係を有する法
人と契約をする場合には、当該法人への再就職の状況、当該法人との間の取引等の状況
について、情報を公開するなどの取組を進めることとされている。これに基づき、以下
のとおり、当法人との関係に係る情報を当法人のHPで公表することとするので、所要
の情報の当法人への提供及び情報の公表に同意の上で、応札若しくは応募又は契約の締
結を行っていただくようお願いする。なお、応札若しくは応募又は契約の締結をもっ
て、同意されたものとみなすこととする。
1) 公表の対象となる契約先
次のいずれにも該当する契約先
ア.当法人において役員を経験した者が再就職をしていること又は課長相当職
以上の職を経験した者が役員、顧問等として再就職していること
イ.当法人との間の取引高が、総売上高又は事業収入の3分の1以上を占めて
いること
2) 公表する情報
上記に該当する契約先との契約(予定価格が一定の金額を超えない契約や光熱水
料の支出に係る契約等は対象外)について、契約ごとに、物品・役務等の名称及び
数量、契約締結日、契約先の名称、契約金額等と併せ、次に掲げる情報を公表す
る。
ア.前記②1)アに該当する再就職者の人数、職名及び当法人における最終職名
イ.当法人との間の取引高
ウ.総売上高又は事業収入に占める当法人との間の取引高の割合が、次の区分
のいずれかに該当する旨
・3分の1以上2分の1未満
・2分の1以上3分の2未満
・3分の2以上
エ.一者応札又は一者応募である場合はその旨
3) 提供を求める情報
ア.契約締結時点における前記②1)アに該当する再就職者に係る情報(人数、職
名及び当法人における最終職名)
イ.直近の事業年度における総売上高又は事業収入及び当法人との間の取引高
4) 公表の時期
契約締結日の翌日から起算して原則72日以内(4月中に締結した契約については
原則93日以内)
(別紙1)
入
札
書
金
円
件名 福島県沿岸及び沖合における放射性核種による汚染並びに潜在的生物影響の評価に
関する調査研究に係る試料採取業務
上記金額をもって貴所入札説明書承諾のうえ入札します。
御採用のうえは確実に履行いたします。
なお、入札説明書別紙5の暴力団排除に関する誓約事項に誓約します。
平成
年
月
住
日
所
商号又は名称
代 表 者 名
国立研究開発法人国立環境研究所

理事長
殿
<記入例>
入
札
書
金
円
※課税事業者又は免税事業者であるか問わず見積金額の 108 分の 100 に相当する金額を記載
件名 福島県沿岸及び沖合における放射性核種による汚染並びに潜在的生物影響の評価に
関する調査研究に係る試料採取業務
上記金額をもって貴所入札説明書承諾のうえ入札します。
御採用のうえは確実に履行いたします。
なお、入札説明書別紙5の暴力団排除に関する誓約事項に誓約します。
平成××年××月××日
住
所
商号又は名称
○○県○○市○○1-2-3
株 式 会 社 △ △ △ △
代 表 者 名
代表取締役 □ □ □ □

<(復)代理人 ◎ ◎ ◎ ◎

>
※代理人又は復代理人が入札の際は記名・押印をすること
国立研究開発法人国立環境研究所
理事長
殿
(別紙2)
平成
委
国立研究開発法人国立環境研究所
任
理事長
年
月
日
状
殿
住
所
商号又は名称
代 表 者 名

今般、私は、
を代理人と定め、平成28年10月5日付け公示された
国立研究開発法人国立環境研究所の「福島県沿岸及び沖合における放射性核種によ
る汚染並びに潜在的生物影響の評価に関する調査研究に係る試料採取業務」に関
し、下記の権限を委任いたします。
受任者:住
所
商号又は名称
役職・氏名
記
1.本入札に係る一切の権限
2.1.の事項に係る復代理人を選任すること
代理人使用印
(別紙3)
平成
委
国立研究開発法人国立環境研究所
任
理事長
年
月
日
状
殿
住
所
商号又は名称
氏
名

今般、私は、
を復代理人と定め、平成28年10月5日付け公示された
国立研究開発法人国立環境研究所の「福島県沿岸及び沖合における放射性核種によ
る汚染並びに潜在的生物影響の評価に関する調査研究に係る試料採取業務」に関
し、下記の権限を委任いたします。
受任者:住
所
商号又は名称
役職・氏名
記
1.本入札に係る一切の権限
復代理人使用印
(別紙4)
契
約
書(案)
国立研究開発法人国立環境研究所 理事長 住 明正(以下「甲」という。)と、
(以下「乙」という。)とは、次の条項により契約を締結する。
1.件
名
2.契 約 金 額
福島県沿岸及び沖合における放射性核種による汚染並びに潜在的生物影響
の評価に関する調査研究に係る試料採取業務
金
円(うち消費税額及び地方消費税額
円)
(注)消費税額及び地方消費税額は、消費税法第28条第1項及び第29
条並びに地方税法第72条の82及び第72条の83の規定に基づき、
契約金額に108分の8を乗じて得た額である。
3.契 約 期 間
自 平成28年
4.契約保証金
免除
月
日
至 平成29年3月31日
5.契約履行の場所 別添仕様書のとおり
(信義誠実の原則)
第1条 甲乙両者は、信義を重んじ誠実に本契約を履行しなければならない。
(権利義務の譲渡等)
第2条 乙は、本契約によって生じる権利又は義務の全部若しくは一部を、甲の承諾を得た場
合を除き第三者に譲渡し、又は承継させてはならない。ただし、信用保証協会及び中小企業
信用保険法施行令(昭和25年政令第350号)第1条の2に規定する金融機関に対して売掛
債権を譲渡する場合にあっては、この限りでない。
(義務の履行)
第3条 乙は、別添仕様書に基づき、頭書の金額をもって頭書の期間中に義務を完全に履行し
なければならない。
(再委託等の禁止)
第4条 乙は、業務の処理を第三者に委託し又は請け負わせてはならない。但し、書面により
甲の承諾を得たときは、この限りではない。
(監督職員)
第5条 甲は、乙の業務実施について、自己に代って監督又は指示する監督職員を選定するこ
とができる。
2 監督職員は、本契約書及び仕様書に定められた事項の範囲内において業務の施行に立会
い、又は必要な指示を与えることができる。
(業務の報告等)
第6条 甲は、必要と認めたときは、乙に対して業務の実施状況について報告を受け、又は説
明を求める等の措置をとることができる。
2 乙は、甲が前項の報告を依頼し、又は書類の提出を求めたときはすみやかにこれに応じる
ものとする。
(業務内容の変更)
第7条 甲は、必要がある場合には、業務の内容を変更することができる。この場合におい
て、契約金額又は契約期間を変更するときは、甲乙協議して書面によりこれを定めるものと
する。
(契約の解除)
第8条 甲は、次の各号に該当するときは、本契約を解除することができる。
(1) 乙が解約を申し出たとき。
(2) 乙が本契約を履行しないとき、又は履行する見込がないと甲が認めたとき。
(違約金)
第9条 乙は、前条の規定により契約が解除されたときは、契約金額の 100 分の 10 に相当す
る金額を違約金として、甲に支払わなければならない。
(報告)
第 10 条 乙は、作業終了後すみやかに甲に作業終了の報告をしなければならない。
(検査)
第 11 条 甲は、前条の報告があったときは、当該届出を受理した日から 10 日以内に検査を行
わなければならない。
(契約金の支払)
第 12 条 乙は、前条の検査に合格したときは、甲に契約金の支払を請求するものとする。
2 甲は、前項の規定により、乙から適法な契約金の請求を受けたときは、請求書を受理した
日から 60 日以内に支払うものとする。
(損害賠償)
第 13 条 甲は、乙が本契約に定める義務を履行しないため損害を受けたときは、その損害の
賠償を請求できるものとする。
(瑕疵担保)
第 14 条 甲は、乙が本契約履行後に提出した成果品について、隠れた瑕疵を発見した場合
は、相当の期間を定めて乙に対してその成果品の修補を求め、またはこれに代えて損害の賠
償を請求できるものとする。
(守秘義務)
第 15 条 甲及び乙は、この契約の履行に際し、知り得た相手方の秘密を第三者に漏らし、又
は利用してはならない。
(本契約に関する疑義の決定)
第 16 条 この契約書に規定がない事項及び疑義のあるときは、甲乙協議のうえ定めるものと
する。
この契約の締結を証するため、本契約書2通を作成し、甲乙記名押印のうえ、各1通を保有
するものとする。
平成28年
月
日
甲
乙
茨城県つくば市小野川16-2
国立研究開発法人国立環境研究所
理事長 住 明正
(別紙5)
暴力団排除に関する誓約事項
当社(個人である場合は私、団体である場合は当団体)は、下記事項について、入札書(見
積書)の提出をもって誓約いたします。
この誓約が虚偽であり、又はこの誓約に反したことにより、当方が不利益を被ることとなっ
ても、異議は一切申し立てません。
また、国立研究開発法人国立環境研究所の求めに応じ、当方の役員名簿(有価証券報告書に
記載のもの(生年月日を含む。)。ただし、有価証券報告書を作成していない場合は、役職
名、氏名及び生年月日の一覧表)及び登記簿謄本の写しを提出すること並びにこれらの提出書
類から確認できる範囲での個人情報を警察に提供することについて同意します。
記
1.次のいずれにも該当しません。また、将来においても該当することはありません。
(1)契約の相手方として不適当な者
ア 法人等(個人、法人又は団体をいう。)の役員等(個人である場合はその者、法人であ
る場合は役員又は支店若しくは営業所(常時契約を締結する事務所をいう。)の代表
者、団体である場合は代表者、理事等、その他経営に実質的に関与している者をい
う。)が、暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第
77 号)第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ)又は暴力団員(同法第2条第
6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)であるとき
イ 役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加え
る目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしているとき
ウ 役員等が、暴力団又は暴力団員に対して、資金等を供給し、又は便宜を供与するなど直
接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与しているとき
エ 役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有しているとき
(2)契約の相手方として不適当な行為をする者
ア 暴力的な要求行為を行う者
イ 法的な責任を超えた不当な要求行為を行う者
ウ 取引に関して脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為を行う者
エ 偽計又は威力を用いて国立研究開発法人国立環境研究所の業務を妨害する行為を行う者
オ その他前各号に準ずる行為を行う者
2.暴力団関係業者を再委託又は当該業務に関して締結する全ての契約の相手方としません。
3.再受任者等(再受任者、共同事業実施協力者及び自己、再受任者又は共同事業実施協力者
が当該契約に関して締結する全ての契約の相手方をいう。)が暴力団関係業者であることが
判明したときは、当該契約を解除するため必要な措置を講じます。
4.暴力団員等による不当介入を受けた場合、又は再受任者等が暴力団員等による不当介入を
受けたことを知った場合は、警察への通報及び捜査上必要な協力を行うとともに、発注元の
国立研究開発法人国立環境研究所へ報告を行います。
(各種規程)
国立研究開発法人国立環境研究所契約事務取扱細則(抄)
第2章 一般競争契約
(一般競争に参加させることができない者)
第5条 契約責任者は、特別の事由がある場合を除くほか、当該契約を締結する能力を有しな
い者及び破産者で復権を得ない者を会計規程第34条第1項の規程による一般競争に参加さ
せることができない。
(一般競争に参加させないことができる者)
第6条 契約責任者は、次の各号の一に該当すると認められる者を、その事実があった後2年
間一般競争に参加させないことができる。これを代理人、支配人その他の使用人として使用
する者についても、また同様とする。
(1)契約の履行にあたり、故意に工事若しくは製造を粗雑にし、又は物件の品質若しくは
数量に関して不正の行為をした者
(2)公正な競争の執行を妨げた者又は公正な価格を害し若しくは不正な利益を得るために
連合した者
(3)落札者が契約を結ぶこと又は契約者が契約を履行することを妨げた者
(4)監督又は検査の実施に当たり職員の職務の執行を妨げた者
(5)正当な理由がなくて契約を履行しなかった者
(6)前各号の一に該当する事実があった後2年を経過しない者を、契約の履行に当たり、
代理人、支配人その他使用人として使用した者
2 契約責任者は、前項の規定に該当する者を入札代理人として使用する者を一般競争に参加
させないことができる。
(予定価格の作成)
第13条 契約責任者は、その競争入札に付する事項の価格を当該事項に関する仕様書、設計
書等によって予定し、その予定価格を記載した書面を封書にし、開札の際これを開札場所に
置かなければならない。
(参 考)
入札参加に当たっての留意事項
1.本調達に関する照会について
本調達に関する照会については、必ず書面によるものとする。
なお、質問回答書は当研究所において直接閲覧できるほか、当研究所HP上でも閲覧可
能である。
2.入札書について
入札書については、応札者において適当部数コピーの上、記名、押印(代表者印)し用意
すること。
なお、代理人をもって入札する場合の記名、押印は、必ず委任状で委任される者のものと
同一とする。
3.委任状について
1)代理人が応札する場合には必ず委任状を提出すること。
2)本社(代表者等)から直接委任を受ける場合には、別紙2の代理人の委任状を、支社等
を経由して委任を受ける場合には、支社長等への代理人の委任状(別紙2)と支社長等か
ら復代理人への委任状(別紙3)の両方を用意すること。
4.資格決定通知書(資格審査結果通知書)の写しを用意すること。
5.郵送による入札を行う場合においても、資格決定通知書(資格審査結果通知書)の写し
等必要書類を提出すること。
仕
様 書
1.件名
福島県沿岸及び沖合における放射性核種による汚染並びに潜在的生物影響の評価に関する
調査研究に係る試料採取業務
2.業務契約期間
契約締結日~平成 29 年 3 月 31 日
3.業務実施場所
請負者及び福島県沿岸及び沖合に定める定点(別紙 図‐1)
4.目的
2011 年 3 月 11 日の東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所での事故により、
大量の放射性核種が環境中に放出された。福島県では他県と比較して空間線量率が高く、土
壌や水質等における放射性核種濃度が高い。また、海洋汚染という観点では、2011 年 3 月
から 4 月初旬にかけて福島第一原発から海域に直接漏洩したとされる高レベル汚染水によ
る汚染と生物影響の懸念もある。
そこで、国立研究開発法人国立環境研究所(以下「NIES」という。)では、福島県沿岸及
び沖合における放射性核種による汚染と潜在的生物影響の実態解明並びに評価に関する調
査研究を実施している。
本業務では、本年 6 月下旬の先行調査を踏まえ、福島県の沿岸及び沖合において更なるサ
ンプリング調査を行い、底質における放射性核種の分布と経時変化、生物(プランクトン、
ベントス及び魚介類)中の放射性核種濃度、食物網経由の核種の移行・蓄積、当該海域にお
ける魚介類の個体群及び群集レベルでの変化(個体群豊度・重量、種数・種組成)等を明ら
かにするための試料採取を行う。
5.業務内容
本業務実施に際しては、NIES 担当者との十分な打合せのうえ実施すること。
(1)調査事前手続き
関係漁協の同意、特別採捕、作業許可等の事前手続きの一切は NIES で実施する。
請負者は、NIES から指示を受けた関係漁協(相馬双葉漁業協同組合及びいわき市漁業協
同組合)との調査の日程調整等の連絡業務を実施すること。また、傭船費や氷代等、調査船
傭船に係る費用の支払いは請負者が行うこと。
(2)各種試料採取・採集調査
福島県の沿岸及び沖合に設定した定点(表 1、別紙 図‐1)において、各種試料の採取・
採集調査を行う。
なお、当該調査は本契約期間中に 1 回(2017 年 1 月を予定)実施する。また、当該調査
は 3 測点/日の計 3 日、北部:相馬港、中部:鹿島港、南部:四倉港を用いて実施する。
表-1 調査地点の位置情報
北部 10 m 水深測点
北部 20 m 水深測点
北部 30 m 水深測点
北緯 37°48′07″
北緯 37°47′41″
北緯 37°47′27″
東経 141°00′00″
東経 141°01′42″
東経 141°03′53″
中部 10 m 水深測点
中部 20 m 水深測点
中部 30 m 水深測点
北緯 37°26′20″
北緯 37°25′19″
北緯 37°25′11″
東経 141°02′30″
東経 141°03′39″
東経 141°05′40″
南部 10 m 水深測点
南部 20 m 水深測点
南部 30 m 水深測点
北緯 37°05′28″
北緯 37°07′27″
北緯 37°08′52″
東経 141°00′04″
東経 141°01′20″
東経 141°03′28″
但し、世界測地系による。
調査の詳細は以下のとおり。
ア)CTD/DO ロガーによる計測
北部、中部(福島第一原発 20 km 圏内)及び南部海域の水深約 10 m、20 m 及び 30 m
の計 9 定点(表‐1 参照)において、CTD/DO ロガーにより水深別の水温、塩分及び溶存
酸素濃度を観測する。また、福島第一原発の北側放水口と南側放水口の近傍(具体的な
場所は NIES が別途指示する)でも同様に CTD/DO ロガーによる観測を行う。
イ)試料の採取・採集
上記ア)の計測を実施した後、各定点で引き続き以下の各試料を採取・採集する。
① 水質分析用試料
② 底質分析用試料
③ 植物プランクトン
④ 大型動物プランクトン
⑤ ベントス
⑥ 魚介類
計 9 定点(表‐1 参照)のうち、北部、中部及び南部海域の、それぞれ水深約 10m と
約 20 m の計 6 定点(表-1 参照)では、⑥の魚介類の試料採集のみを行い、水深約 30 m
の計 3 定点では、①~⑥のすべての試料採取・採集を行う。
ただし、①の水質分析用試料は、水深約 30 m の 3 定点での採取に加え、9 定点(表1)で水深別にも別途採取する(採水容器は NIES で用意し、採水層は NIES が別途指示
する)
。また、上記ア)の計測を行った北側放水口と南側放水口の近傍でも、水質分析
用試料の採取を行う。なお、上述の測点と調査項目の関係を表-2 に示す。
表-2 測点と調査項目の関係
①水質分析用
調査
地点
水深
CTD
試料採取
計測
別途
②底質分
③植物プ
析用試料
ランクト
採取
ン採集
採取分
北部
中部
南部
④大型
動物プラ
⑤ベント
⑥魚介類
ンクトン
ス採集
の採集
採集
10m
○
○
○
20m
○
○
○
30m
○
10m
○
○
○
20m
○
○
○
30m
○
北放水口
○
○
南放水口
○
○
10m
○
○
○
20m
○
○
○
30m
○
○
○※
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○は各調査地点の実施内容を示す。
※ 水深 10 m 間隔で採水を実施(後述)
各試料の採取・採集の詳細は次のとおりとする。
①水質分析用試料の採取
表層と底層(海底直上 1 m)で GO/FLO 型等の採水器により採水する。
(但し、中部海
域のみ水深 10 m 間隔での採水を実施する。
)採水量については、NIES 担当者の指示に
従うこととする。
②底質分析用試料の採取
スミスマッキンタイヤ型採泥器により表層泥を採取する。また、採取した表層泥につ
いて ORP メーターにより酸化還元電位、線量計により放射線量の測定を行う。採取する
表層泥の量については、NIES 担当者の指示に従うこととする。
③植物プランクトンの採集
水質分析用試料と同様に、表層と底層で GO/FLO 型等の採水器により採集する。採水
したサンプルを 1 L サンプル瓶に移し、最終濃度が 3%になるよう中性ホルマリン液に
より固定する。
④大型動物プランクトンの採集
底層~1/2 水深及び 1/2 水深~表層の計 2 層を北原式定量ネットの鉛直曳きにより実
施する。採集された大型動物プランクトンは 300 mL サンプル瓶に移し、最終濃度が 3%
になるよう中性ホルマリン液により固定する。
⑤ベントス試料の採集
スミスマッキンタイヤ型採泥器による採泥を各定点 3 回実施し、各回についてコア
サンプラーによりメイオベントス試料を採取する。また、メイオベントス試料以外の採
取された泥については、目合い 0.5mm の篩でふるい、篩上に残ったものをマクロベント
ス試料とする。メイオベントス試料及びマクロベントス試料については、最終濃度が
5%になるよう中性ホルマリン液により固定する。
⑥魚介類の採集
餌料板曳き網による 15 分間の試験底曳きにより実施する。採集後は、船上にて動物
群ごとに分別し氷冷する。なお、試験底曳きにおいては、原則として、表-1 に示した
定点から南に向かって曳網することとする。
ウ)使用機材等
上記計測及び各種試料の採取・採集に使用する機材として、CTD/DO ロガー、ORP メー
ターについては NIES が準備するものとし、その他の調査機材等一式(採水器、スミス
マッキンタイヤ型採泥器、北原式定量ネット、餌料板曳き網等の漁具、線量計、試料容
器等)については請負者が用意するものとする。請負者が用意すべき試料容器等一式を
表-3 に示す。
表-3 請負者が用意すべき試料容器等一式
試料
①水質分析用試
試料容器
ロンテナー(中部)
大きさ/
20L
料
ロ ン テ ナ ー( 北 部 ・南
数量
船上での取扱
1 定点×4 層+
直射日光避けてお
底層
く
容量
20L
2 定点×2 層
2L
NIES の指示箇
同 上
部)
プラスチックビン
②底質分析用試
(NIES 用意)
所
コア(NIES 用意)
3 定点×2 回
料
直射日光避けてお
く
タッパー(NIES 用意)
3 定点
直射日光避けてお
く
③植物プランク
プラスチックビン
1L
3 定点×2 層
トン
④大型動物プラ
ンクトン
3%中性ホルマリン
固定
プラスチックビン
300mL
3 定点×2 層
3%中性ホルマリン
固定
⑤ベ
メイオベ プラスチックビン
ント
ントス
ス
マクロベ プラスチックビン
1L ま た は
ントス
2L
⑥魚介類
300mL
3 定点×3 回
5%中性ホルマリン
固定
厚手ビニール袋
100 × 50cm
3 定点
固定
90 枚+予備
程度
チャック付きビニール
40 × 28cm
袋
程度
チャック付きビニール
34 × 24cm
袋
程度
ビニール袋
45L
発泡スチロール
5%中性ホルマリン
テンタル等に氷付
け
90 枚+予備
90 枚+予備
50 枚+予備
70 箱+予備
(陸上作業→冷凍)
※ NIES が用意する容器も参考として掲載している
(3)魚介類試料等の梱包及び発送処理など
請負者は、前述「
(2)各種試料採取・採集調査」において採集された魚介類試料について、
帰港後、発泡スチロール箱に梱包の上、冷凍宅配便等により NIES へ凍結試料として発送す
る(宅配代金は着払いとし、NIES が負担する)。
なお、魚介類以外の試料(水質、底質、動植物プランクトン、及びベントス試料)につい
ては、調査終了後、NIES 担当者が NIES へ搬送する。
6 . 業 務実 施 体制
請負者は、本業務履行可能な体制を整えること。
請負者は、本業務の実施に際して、関係漁協と適宜連絡を取り合いながら、放射線防護を
含めた、試料採取調査当日の安全対策も適切に講じる必要がある。
また、地域配慮、円滑な業務遂行のために、福島県内に事業所等を有し、その事業所等を
含めた実施体制を構築するとともに、以下の体制を整える必要がある。
(1)放射線防護
放射線量の高い試料を採取する可能性があるため、作業の際には、放射線管理区域内の作
業手順を参考にして作成した安全計画に基づき、作業者への被曝線量を管理すること。また、
放射線取扱主任者と常に連絡がとれる体制を整えること。なお、「被曝線量を管理」とは、
請負者の責任に基づいて、線量計を用いて被ばく線量を管理することを意味する。個人線量
計は請負者で準備すること。
(2)安全管理等
気象・海象情報に基づき、調査の可否判断を NIES 担当者と協議すること。また、調査員
の安全管理システムを整備すること。さらに、漁業者の操業方法を理解し、船上での危険を
回避して安全に作業を行うこと。また、餌料板曳き網で採集された魚介類のうち、危険な種
(毒棘を持つ、鰭条や尾部等が鋭い等の特徴を有する魚介類)を直ちに取り除くなど、安全確
保に努めること。
(3)生物調査技術
本調査に必要な底曳き網調査及びマクロベントス及びメイオベントス採集調査の経験が
豊富であること。
(4)水質・底質調査技術
本調査に必要な採水(GO-FLO 採水器または同等の機能を有する採水器)
、採泥(スミス
マッキンタイヤ型採泥器)作業に精通し、CTD をはじめとする各種調査・測定機器及び観
測手法を熟知していること。
7.成果物の提出
請負者は、
業務契約期間終了時までに以下の報告書を NIES 担当者に提出するものとする。
(1)業務結果報告書
5部
(2)一般水質項目測定結果データ集
一式
(3)
(2)を収録した電子媒体(CD-R)
一式
なお、報告書等の提出にあたっては、「環境物品等の調達の推進に関る基本方針」(平成
28 年 2 月 2 日変更閣議決定。以下「基本方針」という。)に従うものとする。
裏表紙に古紙パルプ配合率等その他基本方針の「印刷」に係る判断基準のうち該当する事
項について明記するものとする。また、可能な限り市中回収古紙を含む再生紙を使用するよ
うに配慮すること、ただし、リサイル適性の表示は以下のとおりとする。
リサイクル適性の表示:紙へリサイクル可
本冊子は、グリーン購入法に基づく基本方針における「印刷」に係る判断の基準にした
がい印刷用の紙へのリサイクルに適した材料[Aランク]のみを用いて作製しています。
な お、 リサ イ クル 適性 が 上記 と異 な る場 合は NIES 担 当者 と協 議の 上 、基 本方 針
(http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/kihonhoushin.html)を参考に適切な
表示を行うこと。
8.検
査
本業務終了後、NIES 担当者立会いによる本仕様書に基づく検査に合格しなければならな
い。
9.協議事項
本業務に関し、疑義等を生じた時は、速やかに NIES 担当者と協議の上、その指示に従う
ものとする。
10.そ の 他
請負者は、本業務実施に係る活動において、国等による環境物品等の調達の推進等に関
する法律(グリーン購入法)を推進するよう努めるとともに、物品の納入等に際しては、
基本方針で定められた自動車を利用するよう努めるものとする。
以上
棒線は魚介類調査の曳網範囲
丸印は曳網開始の位置を表す
北部海域
中部海域
南部海域
図-1 調査位置図