第 回 - 経済産業省 九州経済産業局

第
7
回
ものづくり
日本大賞
~いよいよ、新 部 門も~
ものづくり日本大賞 各ブロック事務局一覧
ブロック
担当都道府県
お問い合わせ先
北海道
北海道経済産業局 地域経済部 製造産業課
(TEL)011-709-1784
(FAX)011-707-5324
東北
青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島
東北経済産業局 地域経済部 情報・製造産業課
(TEL)022-221-4903
(FAX)022-223-2658
関東
関東経済産業局 産業部 製造産業課
茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、
(TEL)048-600-0313
神奈川、新潟、山梨、長野、静岡
(FAX)048-601-1293
中部
愛知、岐阜、三重、富山、石川
近畿
近畿経済産業局 産業部 製造産業課 ものづくり産業支援室
福井、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、
(TEL)06-6966-6022
和歌山
(FAX)06-6966-6082
中国
鳥取、島根、岡山、広島、山口
中国経済産業局 地域経済部 地域経済課
(TEL)082-224-5684
(FAX)082-224-5765
四国
徳島、香川、愛媛、高知
四国経済産業局 地域経済部 製造産業課
(TEL)087-811-8520
(FAX)087-811-8558
九州
九州経済産業局 地域経済部 製造産業課
福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、
(TEL)092-482-5442
鹿児島
(FAX)092-482-5538
沖縄
沖縄
北海道
中部経済産業局 産業部 製造産業課
(TEL)052-951-2724
(FAX)052-951-0977
沖縄総合事務局 経済産業部 地域経済課
(TEL)098-866-1730
(FAX)098-860-1375
表彰するは、人にあり。
日本 のもの づくりを担う皆さま、ふるってご 応 募ください 。
応募要領 http://www.monodzukuri.meti.go.jp/
第 7 回 ものづくり日本大賞の募集開始!
今年も、
人が
表彰の対象です。
1
(個人もしくはグループ)
ビジネスチャンス創出、
事業拡大に寄与
内閣総理大臣官邸
での表彰式
2
3
ものづくり日本
大賞冊子制作
ものづくり展の
実施・出展
そして、企業・NPO等を対象にした
新部門もできました!
受賞効果
内閣総理大臣表彰「ものづくり日本大賞」は、
〜受賞企業アンケートより〜
社内外に大きな反響、高い効果
日本の産業・文化の発展を支え、
豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきたものづくりを
全体
着実に継承し、
さらに発展させていくため、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材
受賞者のほとんどが受賞効果の
高さを実 感 。ベスト3は「 従 業 員
の意欲向上」の92.5%を筆頭に、
「マスコミからの取材が増加」
「企
業信用力の向上」と高い割合で続
いています。
や、
伝統的・文化的な「技」
を支えてきた熟練人材、
今後を担う若年人材など、
ものづくりの
第一線で活躍する各世代のうち、
特に優秀と認められる方々を顕彰する制度です。
特に、
昨今我が国製造業が直面している様々な事業環境の変化に柔軟に対応し、
新たな
付加価値を提供する人材にスポットライトを当て、
広く発信していくことが、
ものづくりに携わ
中小企業
る全ての方々の意欲向上につながると考えています。
人からひとへ。
日本の優れたものづくりを未来に受け継いでいくためにも、
より多くの方々が
「ものづくり日本大賞」にご応募いただけることを期待しております。
全体
中小企業
中小企業受賞者の約6割が売上
高増等の業績向上に結び付いた
と回 答 。企 業 信 用 力 の 向 上にい
たっては8割以上、求人・採用面で
のメリットも5割近くとの結果が出
ています。
概要
受賞者の声
ものづくり日本大賞は、下記1~4の4分野において、特に優れた成果をなしえた個人、
グループ等を表彰します。
表彰の対象となる4つの分野のうち、
「1.産業・社会を支えるものづくり」及び「4.ものづくりの将来を担う高度な技術・技能」のうち「③人材育成支援部門」について受
賞候補者の募集を行います。応募のあった候補者の中から受賞者の選考を行い、表彰します。
パブリシティ効果
取材件数が増加。メディア関係での報道により信
(※上記以外は既存の各種大臣表彰制度等の受賞者等の中から選考を行います)
用度がアップし、また講演依頼も増えるなど認知度
1
産業・社会を支える
ものづくり
①製造・生産プロセス部門
②製品・技術開発部門
③伝統技術の応用部門
④「ものづくり+(プラス)企業」部門
2
2
3
文化を支えるものづくり
ものづくりを支える
高度な技能
①ものづくりの現場を支える
高度な技能部門
4
ものづくりの将来を担う
高度な技術・技能
①一般部門(就業者)
②青少年部門(学生)
③人材育成支援部門
も向上した
(第3回受賞者)
求人・採用面での効果
就職希望者が増加。知名度が格段に向上する
きっかけとなった
(第2回受賞者)
業績効果/営業効果/信用力向上
自社の技術そのものが評価されたことにより、
関連技術の提案における信用度が向上した
(第6回受賞者)
ユーザーへの技術力アピール、顧客開拓のプ
レゼンテーションに大きく寄与している
(第5回受賞者)
顧客の信頼性向上につながった。政府(国)が
表彰するという重みがある
(第4回受賞者)
3
“ひもとく”
〜
第6回ものづくり日本大賞受賞案件を 紹介!〜優れた革新性と受賞ポイントを
「ものづくり日本大賞」受賞は高い志のもとに地道な努力を続けてきたことの一つの証明です。毎回、熱きプロフェッショナルた ちが表彰されています。
「第6回ものづくり日本大賞」のいくつかの受賞案件を革新ポイント
(受賞理由)
とともに紹介します。
明日へのヒントが見える“8”の革新ポイント
マザー 機能
!
先端素材加工
産学官連携
伝統技術革新
オンリーワン技術
国際競争力ある国内拠点、
その工夫例
先端素材加工で環境・省エネ・省資源に貢献
産学官連携、ベンチャー企業との協業による新市場開拓
伝統技術革新により既成概念を覆す市場を開拓
デファクト
日本のものづくりでデファクトを目指す
社会課題の解決
社会貢献
オンリーワン技術でイノベーションを牽引
経済産業
大臣賞
海外展開部門
堀 智之 氏、他6名(アイシン・エィ・ダブリュ株式会社)
プレス加工用の機械設備・トランスファープレスは、フレキシビリティーが低
2000トントランスファープレス
く、海外拠点での導入が難しかった。同社では、複雑なプレス品を一つの型の
中で段階的に成形する「複動1ストロークプレス」を開発。金型と加工設備のコ
ンパクト化を実現した新工法により、金型コストは約5分の1に縮小。従来の弱
地下ピット
社業を生かした優れた社会貢献
点だった“軸ズレ”
も発生しにくく、品質も向上する。さらに旋盤や溶接設備との
200トン 複動1ストロークプレス
インライン化による在庫・搬送作業のゼロ化など、多くのメリットを生み出してい
る。本システムは、コンパクトで生産量の変化にも柔軟に対応できるので、海外
1m× 1m×高さ 4 m
プレス機重量:15トン
伝統技術の応用部門
内閣総理
大臣賞
伝統技術革新
藤井 幸光 氏 (有限会社藤井ピアノサービス)
グランドピアノの音色と機能を持つ
アップライト型グランフィールピアノ
製品・技術開発部門
経済産業
大臣賞
!
グローバル展開を実現した超コンパクトフレキシブルな複動1ストロークプレスの開発
8 m× 6 m×高さ 8 m
プレス機重量:180トン
社会課題の解決を稼ぐ力に
マザー 機能
社会課題の解決
受賞理由
青野 孝 氏、他2名 展開に最適であり、米国や中国でも稼働するなどグローバル展開が進む。
◦日本の強みである金型のコア技術はノウハウとして国内に残す戦略的なビジネスモデルであり、地域の発展や雇用創出にもつながる海外展開を実現。
◦コスト競争力と品質優位性を満たしながら、変種・変量生産にも対応でき、設備移動も容易にしたことで、
グローバル生産をより柔軟なものとした。
(ダイオーエンジニアリング株式会社、他1団体)
廃家電等のミックスプラスチックを材料毎に
高速且つ高精度に選別可能とする装置の開発
特別賞
製造・生産プロセス部門
田野井 優美 氏、他6名 (株式会社ミヤギタノイ、他1社)
オンリーワン技術
金属タッピングの大幅コスト削減を可能にするゼロチップタップの開発
①
切削油
従来のねじ加工用タップは、切削面全体への給油がしにくく、中央部に穴
が開いているために強度が低下するという欠点があった。ねじ加工工具メー
カーである同社は、プロジェクトチームを結成し、雌ねじの切削加工時に切屑
詰まりが発生しないタップの開発に着手。軸部の外側に設けた流路溝(サイド
②
スルー溝)から給油する方式を考案。検証を重ねた末に、雌ねじ内の切屑を
サイドスルー溝
(切削油の
流路となる溝)
タップ 軸 部
タップ 切 刃
(加工ポイントに切削油
を直接給油)
ゼロにする「ゼロチップタップ」を完成させた。従来方式に比べて切削速度も
切 屑を 排 出
向上。切屑詰まりによるトラブルも激減している。さらに加工時間の短縮や切
削強度の向上、工具の長寿命化など、そのメリットは計り知れない。
振動フィーダ
グランフィールは、①のショット & ド
近赤外線ランプ
センサー
エア噴射制御部
エアノズル
ミックスプラスチック
受賞理由
◦顧客ニーズに真摯に応える姿勢と高い技術力で、新しい独自の製品を生み出すことを実現しているオンリーワン企業の好事例。
◦技術と営業のチームが一丸となり、顧客の加工時の正確な状況を見極め、改善の提案を行う問題解決型の組織力の高さにより信頼を構築。
ロップスプリングと②のレペティショ
ンスプリングで構成されています。ス
プリングの加減で弾き手の要望に応え
ることができます。
アップライトピアノに連打機能を持たせ、グランドピアノとほぼ
顧客の要望により、従来は不可能だった20mm以下の小粒形ミッ
同じ感覚で弾ける「グランフィールピアノ」を発明。ハンマーをム
クスプラスチックの自動選別を可能にした装置・エアロソータⅢを開
チのようにしならせて弦をたたく動 作とハンマーを押し戻 すスプ
発。1000分の1秒単位でエア噴射制御を行い、95%以上という高
リングにより、力 の 加 減に応じて 鍵 盤 が 戻るように調 整した 。そ
精度での自動選別を可能にした。高速で流れてくるコンベヤー上の
の結 果 、世 界で初めてアップライトピアノに連 打 機 能を搭 載 する
混合プラスチックに近赤外線を照射し、反射光の違いを感知して材
ことに成功。プロの演奏家からも「極めてグランドピアノに近い感
質を瞬時に識別。エアノズルで対象物を吹き落として単一材質に選
覚」と評されている。ピアノの機構の違いにより、従来はコンクー
別する。本装置で選別した再生プラスチックは、選別前の混合プラ
ルで練 習 通りに弾けない 子 供たちが多かったが、グランフィール
スチックの数十倍の価格での販売が可能だという。こうした再生プ
ピアノは、彼らの音楽の才能を伸ばす手助けとなる歴史的な発明
ラスチックを利用した再生品の使用は、石油原料の削減にもつなが
といえるだろう。
り、環境保全への貢献も期待されている。
受賞理由 ◦200年にわたり改良による機能追加がなされていない
ことをよく認識した上で、期待される機能を新たに開発し、ユーザーに低
価格で提供することを実現。◦商店街の様々な立場や分野の人々がフ
ラットにアイデアを出し合って協業することにより、現場発の世界技術が
誕生した好事例。
4
受賞理由 ◦ミックスプラスチックを単一材質のプラスチックにリ
サイクルしたいという顧客の要望から、高速・大量にかつ高純度に選別
する装置を開発、実用化。◦リサイクル可能な環境によい再生可能な
プラスチックを利用する循環型社会の実現に貢献し、商業的なメリット
も生み出した点を高く評価。
特別賞
青少年支援部門
髙丸工業株式会社
社会貢献
尼崎ロボットテクニカルセンター(ARTC)における人材育成事業
尼崎ロボットテクニカルセンター(ARTC)を運営する髙丸工業では、
「ロボッ
トを作る」ことを教えるのではなく、
「ロボットを使える」人材の育成に尽力す
る。地元の高校生や修学旅行生など、若年層を対象に「産業用ロボット特別教
育」を実施し、若者がロボットに触れる機会を提供している。産業用ロボットの
稼働や安全性に関する基礎知識を学びつつ、実技講習では座学で得た知識を
基にプログラムを組み、実際にロボットを動かす講習を行う。
「溶接工を志望し
ており、貴重な機会を得られた」などと、参加者にも好評で、ユニークな人材育
成事業として、地元・兵庫県の産業界からの期待も大きい。
受賞理由
ものづくり産業への就業意欲の醸成に貢献する取り組みとして評価。
◦若年層に対しものづくりやロボット操作に関する機会を創出していることに加え、
◦本取り組みに参加した生徒たちが地元の中小企業に就職することで、雇用環境の改善や中小企業の競争力の向上にも寄与。
5
応募要領
1.ものづくり日本大賞の概要
(1)産業・社会を支えるものづくり
(3)ものづくりを支える高度な技能
❶製造・生産プロセス部門
❷製品・技術開発部門
❸伝統技術の応用部門
❹「ものづくり+(プラス)企業」部門
①ものづくりの現場を支える
高度な技能部門
製造した「もの」を活用してサービス・ソリューションへと展開を図り、新たなビジ
ネスモデルによる新たな付加価値を作った個人又はグループを表彰します。
◎経済産業大臣賞:最大1件程度 ◎特別賞:数件程度 ◎優秀賞
※「ものづくり+(プラス)企業」
とは、一種の企業形態/ビジネスモデルを表す固有
名詞として用いているのであり、本表彰対象はそのようなビジネスモデルの
企業そのものでは無く、個人又はグループが対象となります。
※機 能 的 価 値( 製 品 精 度などの客 観 的な機 能 そのものの価 値 )を求 めた
「ものづくり」に留まることなく、意味的価値(機能を超えた、顧客の主観に基
づく価値)を含んだ「コトづくり」
(ビッグデータ・AI・IoT・ロボット等の活用によ
る製造業のサービス化やソリューション提供の実施(例:保守点検サービスの
提供)等を想定)を行う企業になることが重要である。この2つの付加価値要
素を持ち合わせ、
ものづくりに取り組まれている個人又はグループを募集します。
※参考URL http://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2016/
honbun_pdf/pdf/honbun01_03_01.pdf
も の づ く り+ 企 業
(2)文化を支えるものづくり
①一般部門(就業者)
②青少年部門(学生)
❸人材育成支援部門
表彰の対象となる4つの分野のうち、
「(1)産業・社会を支えるものづくり」及び
「(4)
ものづくりの将来を担う高度な技術・技能」のうち「 ❸人材育成支援部門」
について受賞候補者の募集を行います。
応募のあった候補者の中から受賞者の選考を行い、表彰します。
(※上記以外は既存の各種大臣表彰制度等の受賞者等の中から選考を行います)
2. 表彰部門と受賞候補者の募集
(以下の内容は、今回募集対象となる「(1)産業・社会を支えるものづくり」及び
「
(4)
ものづくりの将来を担う高度な技術・技能」のうち「 ❸人材育成支援部門」
に関して説明したものです)
■募集の対象となる業種
募集の対象となる業種は、日本標準産業分類における「F 製造業」及び「D 鉱
業」に含まれる業種並びに「H 情報通信業」のうち「ソフトウェア業」とします。
■表彰部門と受賞者の人数
以下の
(1)❶ ❷ ❸ ❹の部門については、それぞれ受賞者の選出を行いま
す。受賞者は個人又はグループ(最大7名)のどちらも対象となります。
(4)❸人材
育成支援部門については企業、特定非営利活動法人(以下、
NPO)等から受賞者
の選出を行います。
(1)産業・社会を支えるものづくり
❶ 製造・生産プロセス部門
製造・生産工程における画期的なシステムや手法の開発・導入によって、生産の
抜本的効率化など、生産革命を実現させた個人又はグループを表彰します。
◎内閣総理大臣賞:最大2件 ◎経済産業大臣賞:最大4件程度
◎特別賞:数件程度 ◎優秀賞
※生産性効率等に資するような製造・生産工程における画期的なシステムや手法
を他社に展開・販売するケースは、④に該当します。
❷ 製品・技術開発部門
高度な技術的課題を克服し、優れて画期的な製品若しくは部品や素材等
の開発・実用化を実現させた個人又はグループを表彰します。
◎内閣総理大臣賞:最大5件 ◎経済産業大臣賞:最大9件程度
◎特別賞:数件程度 ◎優秀賞
❸ 伝統技術の応用部門
地域に根ざした文化的な技術や、熟練人材により受け継がれてきた伝統的な
技術の工夫や応用によって、革新的・独創的な製品若しくは部品や素材、生産
プロセス等の開発・実用化を実現させた個人又はグループを表彰します。
◎内閣総理大臣賞:最大1件 ◎経済産業大臣賞:最大3件程度
◎特別賞:数件程度 ◎優秀賞
■審査・選出方法
有識者で構成される選考分科会と選考有識者会議を設置し、第1次審査と第
2次審査による選考を経て、受賞者の選出を行います。
(1)第1次審査
選考分科会を全国9ブロック
(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九
州、沖縄)
に設置し、応募があった担当都道府県内の候補者について審査し、
有望な候補者の絞り込みを行います。第1次審査では、応募書類による審査
のほか、必要に応じてヒアリングや現地調査による審査も実施します。
(2)第2次審査
第1次審査で絞り込まれた候補者について、選考有識者会議が第2次審
査を行い、内閣総理大臣賞、経済産業大臣賞、特別賞、優秀賞について
受賞者を選出します。第2次審査においても、応募書類による審査のほ
か、必要に応じてヒアリングや現地調査による審査も実施します。
フラス
(4)ものづくりの将来を担う高度な技術・技能
❸ 人材育成支援部門
(4)ものづくりの将来を担う高度な技術・技能
4. 応募方法
3. 審査・選出方法
❹「ものづくり+(プラス)企業」部門
ものづくり日本大賞は、日本の産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形
成に大きく貢献してきたものづくりを着実に継承し、さらに発展させていくた
め、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や、伝統的・文化的な「技」を
支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、ものづくりの第一線で活躍す
る各世代のうち、特に優秀と認められる方々を顕彰する制度です。
特に、昨今我が国製造業が直面している様々な事業環境の変化に柔軟に対応
し、新たな付加価値を提供する人材にスポットライトを当て、広く発信していく
ことを目的としています。それによって、ものづくりに携わる全ての方々の意欲
向上、ひいては我が国製造業が今後も力強く成長していくための原動力とな
ることを期待するものです。
具体的には、下記(1)~(4)の4分野において、特に優れた成果をなしえた個
人、グループ等を表彰します。
6
第7回ものづくり日本大賞
青少年育成支援や第4次産業革命に対応したデジタル化対応の人材育
成等、幅広く、日本の将来のものづくり人材育成支援において、その活動
が目覚ましいと認められる企業、NPO等を表彰します。
◎経済産業大臣賞:最大1件程度 ◎特別賞:数件程度 ◎優秀賞
※企業、NPO等は、法人格を有する団体(学校を除く)とします。
※デジタル化対応の人材育成については、自社内の人材育成支援も応募可能で
す。ただし、自社内の人材育成を越えて、学生・社会人・他社の人材など広域に
人材育成支援を行う企業・NPO等を特に評価します。
■候補者に必要な資格
(1)候補者となる個人及びグループは、原則として現役の勤労者(製造・生産
現場の中核を担っている中堅人材や、伝統的・文化的な「技」を支えてき
た熟練人材、今後を担う若年人材など、ものづくりの第一線で活躍する各
世代)
とし、グループを構成する人数は、原則として7名以内とします。
(2)既に国家栄典(叙勲、褒章)を受けている者は表彰の対象とはなりません。
中央省庁又はその他の機関(地方公共団体、業界団体等)による表彰制
度の受賞者は対象となります。
(3)同一人及び同一グループに対して複数部門の表彰は行いません。
(4)過去に本賞を応募された方(受賞者以外も含む)についても、新たな内容
または前回応募時のものと比べて付加的な理由が存在する場合には、再
応募することが可能です。
(5)人材育成支援部門以外の部門においては、表彰の対象となる成果は1件
のみとし、複数の成果を考慮した選考は行いません。
(6)表彰時において、禁固刑以上の刑歴を有する等表彰の対象とすることがふ
さわしくない者は受賞の対象外とします。また、表彰後に禁固刑以上の刑に
処された場合には、表彰を取り消し、表彰状等を返納していただきます。
(7)その他、候補者及び被表彰者の不適格要件にかかる詳細は、別に定める
規定に従っていただきます。
(8)表彰対象となる個人又はグループが属する企業の国籍は問いません。ただ
し、候補者が国内に現に製造現場を有する場合のみとなります。
■推薦者の資格
(1)応募は候補者本人が行うのではなく、候補者を推薦する方(推薦者)が2名の
賛同者を得て、申請してください。候補者本人による申請は認められません。
【参考】企業の経営者が自社の社員を推薦する申請や、またその逆も可能です。
また、法人格を有する団体(地方自治体、業界団体、経済団体、金融機関、企業等)
も推薦者になることができます。この場合、
2名の賛同者を得ることは必要ありま
せん。但し、企業が当該企業の代表者を推薦することは認められません(企業が
当該企業の個人又はグループを推薦することは可能です)。
(2)推薦者の方は候補者と二親等以内の親族関係になく、満年齢20歳以上(平成29年
1月1日現在)であることが必要です。ご所属や役職等の制限は特にありません。
(3)2名の賛同者の方は、候補者と推薦者、一方の賛同者の方と二親等以内
の親族関係になく、満年齢20歳以上(平成29年1月1日現在)であること
が必要です。ご所属や役職等の制限は特にありません。
(4)
1推薦者が推薦できる候補者は、
1部門につき、
1件(個人又はグループ)、
人材育成支援部門については1件(企業又はNPO等)に限ります。但し、
団体が推薦者となる場合は、候補者数の制限はありません。なお、同一人
又は同一グループを複数部門に推薦することはできません。
※ 候補者の審査にあたって、書類内容の確認、追加資料(定款、事業計画など)提出
のお願いや応募書類に関する質問など事務局から推薦者に対して連絡をさせて
いただくことがあります。このため、事務局からの連絡に適切かつ確実に応対でき
る方が推薦者となっていただくようお願いします(適切な応対がなされない場合
や一定期間連絡が取れない場合には、審査対象から除外する場合があります)。
■審査の基準
審査は「(1)❶製造・生産プロセス部門」
「(1)❷製品・技術開発部門」
「(1)
「(4)❸人材
❸伝統技術の応用部門」
「
(1)❹「ものづくり+(プラス)企業」部門」
育成支援部門」の5部門それぞれの受賞者を選出するために行います。各部門
の審査・選考にあたっては、次の評価項目を総合的に勘案して行います。
評価内容(例)
a.
革新性
新規性、独創性
克服技術の難易度、ボトルネック解消の困難性
性能、品質面の優位性・信頼性
効率性、生産性、合理性、能率向上への寄与
b.
波及効果
経営貢献度(売上・収益、コスト削減)
市場シェア、他事業への転用・応用・将来性
新規市場への影響、普及可能性
伝統産業・生産地域の活性化、海外展開、地域雇用
c.社会的課題への 社会環境の変化を踏まえた新たな付加価値の創造や
対応
戦略的なビジネスモデル等、a.
b.
に当てはまらない事項
(4)ものづくりの将来を担う高度な技術・技能(❸人材育成支援部門)
評価項目
評価内容(例)
新規性、独創性、類似する取り組みの有無
a.
革新性
第7回ものづくり日本大賞応募専用のホームページ
http://www.monodzukuri.meti.go.jp/
(1)応募書類の種類
Exce
lファイル(様式1)、Wordファイル(様式2)
(2)応募書類の提出方法
応募にあたっては、応募書類をダウンロードして必要事項を記入の上、下
記のEメールアドレスに送付してください。
郵送の場合には、応募書類に加えて応募書類を記録したCD-Rも同封して
いただき、簡易書留又は宅配便にて下記の応募書類送付先まで郵送して
ください。
詳しくは、応募専用ホームページをご覧ください。
なお、提出された応募書類等は返却致しませんので、ご了承願います。
※ 提出された応募書類に不備がある場合、審査対象から除外する場合が
ありますのでご注意ください。
(1)産業・社会を支えるものづくり
評価項目
■応募書類の作成
応募にあたっては、所定の応募書類を作成していただく必要があります。応募
書類は第7回ものづくり日本大賞応募専用のホームページからダウンロードし
てください。
将来を担う人材がものづくりに対して
応募書類送付先
〒103-8548
東京都中央区日本橋小網町14-1 住生日本橋小網町ビル
第7回ものづくり日本大賞係(日刊工業新聞社内) 宛
T E L:03-5644-7338
E-Mai
l
:[email protected]
■応募書類に関する問い合わせ先
候補者(グループの場合は筆頭者)の勤務先所在地の都道府県を担当する各
ブロックの事務局までお問い合わせください。応募書類提出後の確認や修正
に関するお問い合わせにはお答えできませんので、十分にご確認いただいた
上でご提出ください。
受賞者決定前の候補者に関するお問い合わせや審査状況に関するお問い合
わせには一切お答え出来ませんのでご了承ください。
※各ブロック事務局は、本資料の最終ページに掲載。
応募期間
平成28年9月30日(金)
~12月18日(日)
※期日までに必着
興味を抱くような創意工夫
b.波及効果
自社に留まらず社会・地域で幅広く活躍する人材育成支援
取り組みの継続性、内容や参加人数の拡大可能性
c.社会的課題への 社会環境の変化を踏まえた新たな人材育成モデルの提示や
戦略的な技術伝承等、a.
b.
に当てはまらない事項
対応
「c. 社会的課題への対応」について
ものづくり日本大賞は、昨今我が国製造業が直面している様々な
事業環境の変化に柔軟に対応し、新たな付加価値を提供する人
材にスポットライトを当て、広く発信していくことを目的とするも
のです。
そのため、審査・選考にあたっては、単なる技術的側面のみなら
ず、例えば、
3Dプリンタ等に代表される「デジタルものづくり」の
進展に伴うサプライチェーン構造の変化、東日本大震災後の
防災・環境配慮への意識の高まりや少子高齢化等に代表される
社会環境の変化などを捉えた取組であるかどうかといった社会
的側面について、
「その他特筆すべき事項」として積極的に
評価します。
■応募費用
応募に際して、手数料等は一切かかりません。但し、送料は応募者の負担とさ
せていただきます。
■その他
(1)応募書類に記載された個人情報その他の情報は、本審査以外の目的には
使用いたしません。
(2)応募内容については、他の特許等を侵害していないこと、又は係争中でな
いことが条件です。
5. 受賞者の発表・表彰式
■受賞者の発表
受賞者の発表は平成29年冬を予定しています。受賞者及び受賞内容につい
ては、経済産業省のホームページ等で発表します。
■表彰方法
受賞者に対して表彰式を行います。副賞として、
「ものづくり名人」の称号やメ
ダル等の授与を行います。なお、表彰式等の詳細については追って受賞者に
連絡します。
■受賞後の広報・PR等
受賞者の方に対しては、表彰式後の広報・PR活動、各種イベント等へのご協力
をお願いすることがありますので、あらかじめご了承ください。
■表彰の取消し
表彰後に禁固刑以上の刑に処された場合は、受賞を取り消し、表彰状等は返
納する事とします。
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