平成27年度京都府留置施設視察委員会の活動概要等 1 活動概要 (1) 視察先 27留置施設 ※ 1年間に京都府内全留置施設(28施設)のうち、工事のため閉場中の1施設を除く27施 設に対して視察が行われました。 (2) 被留置者との面接状況等 ア 委員が面接した被留置者 25人 イ 委員会に提出された被留置者からの意見・提案書 10通 (3) 会議の開催 3回 2 委員会が留置業務管理者に対して述べた意見及び留置業務管理者が講じた措置 総数は6件です。内容は、被留置者の処遇に関する事項が3件、留置施設・設備等に関する 事項が2件、留置担当官の勤務環境等に関する事項が1件です。 留置施設視察委員会の意見 留置業務管理者が講じた措置 被留置者の処遇に関する事項 衛生上の観点から、電気カミソリは、一 電気カミソリは、一人1台の運用とし、使 人1台の運用と消毒の徹底を図るべきであ 用の度にアルコール等により消毒を実施して る。 いる。 官本(被留置者貸出用書籍)は、増冊、 職員から寄贈を受けて、小説、漫画等の増 新しい物への交換等の充実を図るべきであ 冊、充実を図っている。 る。 被留置者の投薬管理は、処方薬の一包化 と確実なチェックを図るべきである。 処方薬の一包化に努め、投薬管理は、複数 の担当者により確認している。 留置施設・設備等に関する事項 面会を効率よく行うためには、面会室を 複数設置するべきである。 留置保護室は、計画的に整備するべきで ある。 警察署建替工事等に合わせて、面会室の増 設を検討する。 引き続き、警察署の建替工事等に合わせて、 留置保護室の整備を検討する。 留置担当官の勤務環境等に関する事項 施設の建設や改修に際しては、留置担当 警察署の建替工事等に合わせて、留置担当 官の休憩室に窓を設置し、精神的に休ませ 官の休憩室に窓を設置するよう検討する。 るよう整備するべきである。
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