4 事業実績・案内・連絡 4-1 平成28年度板橋環境管理研究会事業 (1)平成 28 年度事業の実績について ① 環境管理ニュース 環境マネジメント関連情報 (4 月~9 月(379 号~384 号)) 法律・条例の制定・改定情報等の提供 (毎月 1 日発行) ② 2016 年度第 1 回研修会(6 月 22 日) 会場:板橋産連会館 3 階会議室 ○フロン排出抑制法研修会 講師:東京都環境局環境改善部環境保安課 フロン対策担当 光沢圭子 氏 ○板橋区の支援事業等のご案内 説明:板橋区資源環境部 環境戦略担当課職員 参加者:44 名 ③ 総会(6 月 22 日) 会場:板橋産連会館 3 階会議室 ○平成 27 年度 事業・収支決算報告及び監査報告 ○平成 27 年度末 剰余金処分案承認 ○平成 28 年度 事業計画及び収支予算案 ○役員選任 (2)平成 28 年度事業の今後の予定(10 月以降)について 毎月 1 日:環境管理ニュース 385 号~390 号発行 2016 年 10 月 1 日 :環境管理 第 25 号発行 10 月 6 日 :騒音・振動測定講習会 10 月 7 日 :第 2 回研修会 (ISO14001:2015 規格説明会) 11 月 :見学研修会 2017 年 2月 :第 3 回研修会 - 51 - 4-2 その他ご案内 (1)板橋エコアクションについて 板橋エコアクション(IEA)は、事業所の皆様の可能な範囲で、環境に配慮した行動を行い、そ の行動を評価・継続することにより、新たなライフスタイルの定着に繋がることを目的とした事業で す。マネジメントシステムの手法を用いて、省エネルギーや環境負荷の低減を促進します。板橋 区では、板橋エコアクションの取組事業者を募集しています。 ① 板橋エコアクションを取り組むためには ○エコレポートと呼ばれるエクセルのシートに、事業所の概要や過去のエネルギー使用実 績、これから取り組む内容を記入し、提出します。 ○事務局が審査を行い、認定されれば『活動確認書』を送付いたします。これで、板橋エコ アクション取組事業者となります。 ○年に1回、エコレポートを記入・提出し、事務局が審査を行います。認定されれば引き続き、 板橋エコアクション取組事業者となります。 ※エコレポートの詳細は、下記アドレスからホームページにアクセスし、ご参照ください。 http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/011/011059.html 板橋エコアクションは、事業所の責任者が定めた環境に対しての方針や目標について、 「いつ」・「誰が」・「どのように」目標達成していくかを計画し、それを実行・評価するものです。 いわゆる環境マネジメントシステムの一種であり、このほかに「ISO14001」や「エコアクション 21」といった環境マネジメントシステムがあります。これらは、作業量が非常に多いことや登 録・審査に費用がかかることがあり、事業所の規模などによって取り組むことが難しい側面が あります。しかし、板橋エコアクションは、ほかのマネジメントシステムと比べて作業量は少な く、登録・審査費用がかかりません。表(4-2-1)に、板橋エコアクション、ISO14001、エコ アクション 21 について、特徴を一覧表にまとめました。 ② 板橋エコアクションの利点 ○ISO14001 を基盤として、内容を様式に簡潔にまとめているので、環境マネジメントシステ ムについて知識がない場合でも簡単に取り組める。 ○登録・審査料が無料 ○レベルが 3 段階に分かれているので、可能な範囲で取り組める。 ○新エネルギー・省エネルギー機器導入補助金の上限金額増加(50 万円→100 万円) ○工場変更認可手数料の免除(7,600 円/件) ○産業融資制度利子補給の優遇措置(利子補給割合加算率:1 割) ○板橋区施工能力審査型総合評価方式における企業の地域貢献評価点加点 ③ IEA 取組事業者様の声 ○電気使用量などは、料金でしか管理していなく、検針票などを探すのが大変だった。記 録を継続し、取り組んでいくうちに使用量が下がっていったので、社員のやる気が上がり、 自主的になり意識が変わった。 ○ISO14001 などは書類が多く、理解するのが大変でやる気がなくなり、悪循環になりやす い。更新費用がかかったり、担当者を付けないといけなかったりして、規模の小さいところ では厳しい。その点、IEAは書類が多くなく、だれでも取り組みやすい。環境に対する取 り組みが当たり前になっている時代に、このような制度は非常にありがたい。ISO がないと いう理由により取引などで不利が生じたことは今のところない。 ○補助金増額などのインセンティブは、正直ありがたい。 - 52 - 表(4-2-1) 板橋エコアクション・ISO14001・エコアクション 21 の比較 規格 板橋エコアクション (IEA) ISO14001 エコアクション 21 (EA21) 規格の 発行主体 板橋区 国際標準化機構 (ISO) 環境省 日本での 運営主体 板橋区 公益財団法人 日本適合性認定協会 (JAB) 一般財団法人 持続性推進機構 (IPSuS) 登録件数 168 件 約 18,000 件 (板橋区は 129 件) 約 7,700 件 (板橋区は 36 件) 認証・登録経費 無 約 100 万円※ 約 30 万円※ 更新登録経費 無 約 50 万円※ 約 10 万円※ 審査の方法 書類審査 (コンサル可) ※レベルにより現場審査あり 認証機関による 現場審査 (コンサル不可) 認証機関による 現場審査 (コンサル可) 内部監査 不要 要 従業員 100 人未満は 不要 審査までの 所要期間 短 約 10 カ月※ 約 6 カ月※ 国際規格 国内規格 (書類確認に 1 週間程度) 板橋区独自 特徴 (3 段階のレベルに合わせ、 可能な範囲で取り組める) 平成 28 年 7 月 15 日現在 ※事業所の規模によって経費・期間は異なります。あくまでも目安です。 (2)ミラサポについて 中小企業庁では、中小企業・小規模事業者の未来をサポートするサイト「ミラサポ」を開設して います。具体的には、国や公的機関の支援情報・支援施策、補助金情報、創業や経営の悩み に対する先輩経営者や専門家との情報交換の場を提供するというものになっております。詳細は、 ホームページよりご確認ください。 ホームページ:https://www.mirasapo.jp/ (3)板橋区環境基本計画 2025 について 板橋区基本構想の実現に向けて、平成 28 年度から 10 年間、区政を総合的・計画的に推進し ていく方向性と目標を示した施策体系である「板橋区基本計画 2025」を策定しました。詳細は、 ホームページに掲載しています。 ホームページ:http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/075/075814.html - 53 -
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