「高齢者インフルエンザ予防接種」説明書 接種を受ける前によく読み、予防接種の必要性や副反応等、十分ご理解ください。 平成28年度接種期間及び広域券の有効期間は 平成28年10月15日から平成29年1月31日までです。 ○インフルエンザとは 空気中のインフルエンザウィルスを吸い込むことによって感染し、咳やくしゃみによってウィルスが空気中に広が り、短期間のうちに子どもから高齢者まで、多くの人に広がります。インフルエンザの流行期は主に1月下旬から3 月上旬にかけてです。症状は突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などで、普通のかぜに比べると、気管支炎や肺炎な どを合併して重症化することが多いのが特徴で、特に、高齢者や慢性の病気をもつ人が重症化しやすくなります。 ○予防の基本は流行前の接種です。 インフルエンザに最も有効な予防法が、流行前の予防接種であると、世界的にも認められています。 予防接種を受けてから季節性インフルエンザの免疫がつくまでに2週間程度かかり、効果が持続する期間は約5ヵ月 間とされています。より効果的に有効性を高めるためには、毎年流行前に予防接種を受けることが望ましいのです。 予防接種を受けていれば、インフルエンザに感染しにくくなり、仮に感染しても重症化を避けることができます。 < 日頃の生活で気をつけること > バランスのとれた栄養や休養をとり、なるべく人込みを避け、外出時のマスクや帰宅後のうがい、手洗いを心が けましょう。また、空気が乾燥するとウィルスが活発になるので、室内の加湿も心がけましょう。 〇 高齢者インフルエンザ予防接種を受けることができない人 ・接種当日、37.5℃以上の発熱のある人 ・急性の病気にかかっていることが明らかな人 ・高齢者インフルエンザワクチンに含まれる成分によって、非常に激しいアレルギー反応が出ることの明らかな人 ・その他、医師が接種できないと判断した人 ※ 予防接種が何らかの理由で接種できないと医師から判断された後に、接種できなかった人が高齢者インフルエン ザに罹患しても、接種をしなかった責任を医師に負わせることはできません。 〇 高齢者インフルエンザ予防接種を受ける前に医師と相談しないといけない人 ・心臓病、じん臓病、肝臓病や血液、その他慢性の病気で治療中の人 ・以前、高齢者インフルエンザの予防接種を受けた後、2日以内に発熱、発疹、蕁麻疹などアレルギー反応が出た人 ・今までにけいれんを起こしたことがある人 ・中耳炎や肺炎によくかかり、免疫状態を検査して異常を指摘されたことのある人 ・気管支喘息の人 ・鶏卵、鶏肉、その他、鶏由来のものに対して、アレルギー反応が出た人 〇 高齢者インフルエンザ予防接種の副反応について 注射のあとが赤みをおびたり、腫れたり、痛んだりする他、微熱、寒気、頭痛、全身のだる さなどが現れることがありますが、ふつうは2~3日のうちに治ります。これらの症状が重いか長く続く場合、直後 に呼吸困難、蕁麻疹、けいれんなどが現れた場合や、近日中に手足に力が入らない、黄疸、喘息発作などが現れた場 合は、接種した医療機関へご相談ください。 〇 高齢者インフルエンザ予防接種を受けた後の注意 接種後30分間は、急な副反応が起こる可能性がありますので、なるべく安静にし、医療機関にすぐ連絡がとれる ようにしておきましょう。 副反応の多くは、24時間以内に出現しますので、体調に注意し、特に当日は、激しい運動や大量の飲酒は避けま しょう。接種当日の入浴は差し支えありませんが、注射した部位を強くこすらないようにしましょう。 東広島市 健康増進課 保健総務係 ・・・ TEL(082)420-0936 FAX(082)422-2416
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