業務説明資料

業務説明資料
1 件名
第 50 回アジア開発銀行年次総会ネットワーキングエリア企画・準備業務委託
2 目的
2017(平成 29)年 5 月開催の「第 50 回アジア開発銀行年次総会」
(以下「年次総会」という。
)にお
いて、参加者の交流を促進する場としてネットワーキングエリアを開設する。ネットワーキングエリア
に多くの人が集まるような仕掛けや、横浜及び日本の魅力を世界に発信できるような展示等を実施する
にあたり、その具体的な内容・実施方法等の検討・企画をし、効果的なPRを行うことを目的とする。
3 履行期間
契約締結日から平成 29 年 3 月 31 日まで
4 用語の定義
この説明資料における用語の意味は、それぞれ以下のとおりとする。
(1) ネットワーキングエリア:年次総会参加者同士で自由にネットワークを形成することができる場
所。展示、休憩スペース、昼食などを複合的に提供することによって、参加者の交流を促進し、ネ
ットワーク形成を促すことを目的とする。
(2) ミーティングポイント:年次総会参加者が、ビジネスマッチング、打合せ及び休憩等を行うため
の机・いす等を設置した空間。
(3) プレゼンテーションステージ:年次総会のスポンサー企業等によるPRや、日本文化体験、先端
技術体験等を実施するためのステージ。
(4) CSO/NGОセンター:市民団体や非政府組織等の代表が使用するためのエリア。展示やセミナ
ーなども行う。
5 委託業務内容
ネットワーキングエリアで行う以下の内容の企画及び実施に向けた調整を行う。なお、日程・会場等
は全て現段階での想定であり、今後財務省及びアジア開発銀行(以下「ADB」という。
)との協議に
より変更になる可能性がある。
(1) ネットワーキングエリア概要
ア 日程(予定) 2017(平成 29)年 5 月 4 日(木)~7 日(日)
イ 会場
パシフィコ横浜展示ホール内 約 1,500 ㎡予定
ウ 来場予定者
第 50 回年次総会出席者(各国財務大臣、中央銀行総裁、民間金融機関関係者、
NGO、報道関係者等)
エ 来場予定者数 3,000~5,000 人
(2) 展示
ア 時間(予定) 9:00~18:00(4 日間)
イ 想定する内容
・横浜市の取組紹介(上下水道、ごみ処理、先端技術など)
・スポンサー企業紹介
・エンターテイメント性を持たせた技術体験
(3) ミーティングポイント
ア 時間(予定) 9:00~18:00(4 日間)
イ 想定する内容
・ビジネスマッチングや打合せのためのスペース
・昼食時のスペースとしても活用
(4) プレゼンテーションステージ
ア 時間(予定) 9:00~18:00(4 日間)
イ 想定する内容
・企業等によるPR
・エンターテイメント性を持たせた技術体験
・横浜らしいエンターテイメントの実演
(5) 昼食の提供
ア 時間(予定) 12:00~14:00(4 日間)
イ 対象数(予定)
1,200 食/日
ウ 料金
無料
エ 想定する内容
・
「日本のビジネスパーソンの昼食を体験する」ことをコンセプトとする
・ケータリングとスポンサー企業が提供する食事を組み合わせて提供
・スポンサー企業からの提供(想定)は、植物工場の野菜、インスタントヌードル、コンビニ食品
など
・宗教上・健康上などによる食事制限への配慮
・防災対応紹介を兼ね、キッチンカーを使用したインスタントヌードルの提供
・環境に配慮したごみの分別収集やリサイクル
(6) その他
(2)~(5)に付随する必要な業務を行う。委託者との打合せも週に 1 回程度を見込み、またメール等
で適宜状況の連絡・共有を行う。なお、状況に応じて情報共有や助言等を行っていただくため、文化
観光局内の打合せへの出席を依頼することもある。
(7) 留意事項
・(2)~(5)を組み合わせた空間構成とし、レイアウトを検討すること。横浜及び日本の魅力を世界
に発信するような内容とする こと。また、室内会場での実現可能性を考慮した体験型展示を基
本とすること。
・(2)~(5)を実施するにあたり、来場者に向けた案内表示や説明パネルなどは英語とすること。
、災害リスクマネジメント、貧困
・ADBが重要視している、持続可能性(サステイナビリティ)
削減、質の高いインフラ、ハイテク等の要素を取り入れる こと。
・ネットワーキングエリアと同じ会場に、メディアセンター、CSO/NGOセンター、執務室な
どが設営される可能性があり、レイアウト変更など柔軟に対応すること。
・財務省及び関係機関が展示を実施する可能性もあるため、企画内容や展示方法などの調整が必要
となる場合もある。
・(2)~(5)については、受託決定後、スポンサー企業、会場等、関係者との諸調整、各種準備・手
配等を行うこと。委託者が指定する出演者等との諸調整を行っていただく場合もある。
・提案された内容について、受託決定後、委託者と協議・検討を行い、最終案を決定するため、必
ずしも提案内容通りにはならない可能性がある。また、その後、財務省及びADBとの調整によ
り案が変更になる可能性もあるが、柔軟に対応すること。
・企画及び今後の実施に向けて横浜市内事業者を最大限活用すること。
・ADBとの調整状況に応じて、企画書等の資料を英語で作成していただく場合もある。
6 成果品
(1) 提出先
横浜市文化観光局MICE振興課アジア開発銀行年次総会担当
(2) 提出物・提出方法・納期
ア 企画書
5(2)~(5)の企画内容(設営図面、展示イメージ、実施計画、タイムテーブル、設営・撤去等に
かかる費用の積算等)について、委託者と協議の上、企画書にまとめて書面 5 部(A4 両面カラー)
とデータ一式(CD-R 又は DVD 等)を平成 29 年 1 月 16 日(月)までに提出すること。
提出後、企画書の内容及び委託者の指示に基づき、実施に向けて必要な手配調整・準備を行い、
準備状況について随時委託者に報告する。
イ 業務報告書
報告書にまとめて書面 2 部(A4 両面カラー)を平成 29 年 3 月 31 日(金)までに提出すること。
7 概算金額
4,000 千円(消費税及び地方消費税を含む/営業管理費を含む)
8 留意事項
(1) 今回の委託業務は「ネットワーキングエリアの企画」であり、実施にかかる業務(例:会場設営、
飲食物提供等)は含まない。
(2) 委託業務の全部を第三者に委任し、又は請け負わせることは認めない。また委託業務の一部を第
三者に委任し、又は請け負わせようとするときは、あらかじめ書面により横浜市の承諾を得なけれ
ばならない。
(3) 契約条項に違反等があった場合は、委託契約を解除し委託料を支払わないこと、若しくは既に支
払っている委託料の一部又は全部を返還させることがあるので十分留意すること。
(4) 今回の委託業務を適切かつ効果的に実施するために、横浜市と常に密接な連携を取ること。
なお、事業の実施にあたり、横浜市から6に掲げる以外の成果物の提出の求めがあった際は、こ
れを提出すること。また、6に掲げるものを含め、成果物は原則として横浜市に帰属する。