タ イ ト ル : 『LMS学習履歴による社会人学習者の階層別学習行動調査』 発 表 者 : 戸田 博人(株式会社 富士通ラーニングメディア ナレッジサービス事業本部) 共 著 者 : 小田 有希子*1;香山 裕子*1 (*1株式会社 富士通ラーニングメディア ナレッジサービス事業本部) 概 要 近年、企業内研修におけるeラーニング利用は標準的なものとなっている。 また、スマートフォン、タブレット端末に代表されるモバイルラーニングも 進んでいる。 著 者 ら は 2012 年 か ら 2015 年 ま で 継 続 的 に LMS 上 に 収 集 さ れ た 社 会 人 学 学習者のログデータ分析を行ってきた。 継続調査の結果、社会人学習者には就業時間内学習が定着している ことが明らかになった。 しかし、社会人の学習対象者は新入社員から シニア社員まで幅広い。 各階層での業務内容も異なっている。 このため、 学習行動も異なっている事が想定される。 また、業務上の繁閑により 1年を通じて常に同じパターンでの学習が可能とは限らない。 今回、個々の階層別の学習行動を明らかにするため、内定者・初心者・ 中級者・上級者の4階層に分け、各層の学習行動を分析した。 合わせて、 四半期別の学習行動、PCとスマートフォン・タブレット端末による学習時間 帯の差異についても分析した。 その結果、各階層により学習時間帯、継続学習時間等が異なること、 特に上級者の学習行動と他者との差異が明らかになった。 また、スマートフォン、タブレット端末によるモバイルラーニングの時間帯が 就業時間外であることも明らかとなった。
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