第 26 号 平成 28 年9月 29 日発行 「かながわ 高校生チャレンジボランティア」という言葉には、どんな小さなことでもいいから、社会に貢献することに チャレンジしてみようという思いが込められています。 まず、自分ができる、ちょっとした活動から始めてみましょう! ◆「高校生のためのボランティア活動応援コース」を開催しました! 「ボランティア活動に興味があるけど、どう始めたらいいのか分からない…」そのよう な高校生がボランティア活動の第一歩を踏み出すための「高校生のためのボランティア活 動応援コース」を、神奈川県立図書館にて開催しました。 ボランティア活動応援コースは全3回。第1回(6月 12 日)は講義などでボランティア に関する理解を深めました。また、地域ボランティアエアポートなどから高校生が参加で きるボランティア活動の情報を数多く提供していただきました。第2回は、各自が都合の 良い日程で、紹介された情報などをもとにボランティア活動に参加し、第3回(8月 28 日)は参加したボランティア活動の情報交換やグループワーク、交流などを行いました。 高校生が各自で参加したボランティア活動は、海岸清掃や街の落書き消し、車いすの修 理、デイサービスやイベントでのボランティア活動などさまざまで、高校生同士の情報交 換や交流を通して「他の高校生の意見が聞けてさらに考えが深まった」 「これからもボラン ティア活動を続けていきたい」 「他のボランティア活動を体験してみたくなった」等の声が 寄せられました。 (神奈川県立図書館生涯学習サポート課) 第 1 回 講義の様子 第3回 グループワークの様子 ◆「地域ボランティアエアポート」は、地域での高校生のボランティア活動を支援します! 県教育委員会では、高校生のボランティア活動を地域において支援する拠点として、県内 20 か所の 市民活動サポートセンター及び市民活動推進センターなどを地域ボランティアエアポートとして位置 付けています。ボランティア活動にチャレンジしたい高校生の皆さんは、ぜひご利用ください! 地域ボランティアエアポートの詳細はこちら! 近くの地域ボランティアエアポートを探してみよう→ わが校の地域貢献活動・ボランティア活動 第14回 国際的な視野と福祉の心を身につける 県立横須賀明光高等学校 私たちの学校、横須賀明光高等学校は、様々なボランティア活動に取り組み、国 際的な視野と福祉の心を養っています。今回、私たちは夏休み期間中に一般財団法 人海外産業人材育成協会(HIDA)の外国人看護師・介護福祉士候補者向け研修の中 で日本語学習ボランティアに取り組みました。将来、日本で働くために勉強をして いるフィリピンの人たちと交流するボランティアです。 初日は3クラス担当しましたが、どのクラスも漢字に興味があるらしく、漢字そ れぞれの意味を聞かれました。漢字について深く考えたことがなかったので答える のが難しかったです。次の日は1クラス担当し、日本文化の紹介として折り紙をし たり、金平糖を試食してもらいました。最終日は3クラス担当し、フィリピンで流 行っているゲームをしたり、私たちの学校生活の話をし、質問に答えたりしまし た。 この活動は、日本や日本語を見直すきっかけとなりました。日本語や漢字を教え に行ったつもりが、私たちが言葉の大切さに気づかされたり、お互いがお互いの国 について学べたり、とても貴重な体験となり、成長できたと感じます。後輩にも学 んだことをしっかりと伝え、いろいろなボランティアに参加できるようにしていき たいと思います。 (横須賀明光高等学校 国際科3年 小堀 龍之介、近 駿輔) 神奈川県 神奈川県教育委員会教育局指導部 高校教育課高校教育企画室高校教育企画グループ 横浜市中区日本大通 33 〒231-8509 電話(045)210-8254 (フィリピンの人たちへ日本語学習 ボランティア) ■過去のNEWSはこちら http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f300249/
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