運営法人募集要項(PDF形式:197KB)

さいたま市
子育て支援センターにし
運営法人募集要項
平成28年9月
さいたま市子ども未来局
1
公募の概要
(1)単独型子育て支援センターの概要
単独型子育て支援センターとは、児童福祉法(昭和22年法律第164号)第6条の3第6項で規
定される地域子育て支援拠点事業を実施する施設で、「さいたま市子育て支援センター(単独型)事
業実施要綱」を適用する施設をいいます。
さいたま市では、子育て支援機能の充実を図るため、各区に1か所、単独型子育て支援センターを
設置しています。
単独型子育て支援センターは、子育て中の親とその子ども(主に3歳未満の児童及びその保護者)
が気軽に集い、打ち解けた雰囲気の中で語り合い、交流を図る場の提供や、育児不安等についての相
談指導、子育てサークル等の育成・支援などを実施することにより、地域の子育て支援機能の充実を
図り、子育て世帯の子育ての不安感等を緩和し、子どもの健やかな育ちを促進することを目的としま
す。
(2)募集の趣旨
西区で実施している単独型子育て支援センター「子育て支援センターエンゼルキッズさいたま西」
について、平成29年度から事業を運営する法人を募集します。
なお、平成29年度以降の名称については、「子育て支援センターにし」とすることを予定してい
ます。
2 基本事項
(1)履行期間
平成29年4月1日から平成34年3月31日までの5年間
(2)施設の確保及び整備
「
(3)使用施設」の条件に留意のうえ、
「子育て支援センターにし」の開設場所を運営法人が施設
物件も含め選定することとします。施設物件の概容が評価項目となっています。応募に際し、施設物
件確保の見通しをつけ、図面等の提出をお願いすることになります。
なお、賃貸物件を使用する場合は、運営法人が賃貸借契約を行うこととします。
(留意事項)
・運営法人は乳幼児が安全に利用できるよう施設整備等を実施すること。
・施設の整備及び運営を円滑に進めるため、周辺住民の理解と同意を得るよう努めること。
(3)使用施設
「子育て支援センターにし」を運営する施設の選定にあたっては、
以下の条件に留意してください。
場
所:・さいたま市西区指扇小学校区内とする。
・公募施設所在区内の駅近隣の場所が望ましい。
面
積:・概ね10組の親子が一度に利用しても差し支えない程度の広さを確保すること。
・専有面積100㎡以上を確保すること。
2
施
設:・昭和56年6月1日以降に建築確認を受けた建物であること。昭和56年5月以前に建
築確認を受けた建物である場合は、耐震診断の結果、耐震補強の必要性がないと認めら
れる施設であるか、または、耐震補強済みの施設であること。
・建築確認済証及び検査済証が交付されていること。
・検査済証の交付を受けていない場合は、建築確認申請時の設計図書一式を基に遵法性調
査を行った結果により、建築基準法及び関係法令に適合していることが保障されている
こと。
設
備:・ひろば、事務室、相談室、トイレ、授乳室を整備すること。
・埼玉県が実施する「赤ちゃんの駅」
(誰でも自由におむつ替え等ができるスペース)の
条件を満たし、登録をすること。
3 事業内容
児童福祉法(昭和22年法律第164号)第6条の3第6項及び「さいたま市子育て支援センター
(単独型)事業実施要綱」の規定に従い、以下のとおり事業を実施するものとします。
(1)子育て支援センター事業
①
子育て親子の交流の場の提供と交流の促進
②
子育て等に関する相談・援助の実施
③
地域の子育て関連情報の提供
④
子育て及び子育て支援に関する講習等の実施(月1回以上)
⑤
既存の子育て支援ネットワークや子育て支援活動を行う団体等と連携した地域支援活動
⑥
父親の育児参加を推進に資する講座・イベント等の実施
⑦
ブックスタートの実施
⑧
「ウェルカムさいたま」の実施(年2回)
⑨
その他市長が子育て支援の充実に資すると認めた事業
※「ウェルカムさいたま」…本市に転入後1年以内の3歳未満の子どもとその保護者を対象に、イ
ベントを通じ、子育てに関する情報提供や保護者同士が交流する機会を提供する。
(2)オープニングイベント
施設の紹介や実施事業の内容を周知することを目的としたオープニングイベントを実施してくだ
さい。
(3)区役所支援課や子育て関係機関との連携
子育て支援センターは、地域の子育て情報の提供等を行うことも役割の1つとなっているため、当
該区の区役所支援課及び子育て関係機関と連携を密にするよう努めてください。
3
(4)開設日時
毎週月曜日から土曜日(12月29日から翌年1月3日までの期間及び祝休日除く)の週6日、午
前9時から正午及び午後1時から午後4時までの開館を必須とします。
(5)対象者
利用対象者は、主に3歳未満の児童及びその保護者とします。
(6)職員の配置
職員の配置については、以下の①及び②の条件に従ってください。
①
育児、保育に関する相談指導等について相当の知識及び経験を有するものであって、地域の
子育て事情に精通した常勤又は非常勤の者を専任で常時2名以上配置すること。
②
上記の者のうち1名を施設長(業務責任者)とし、当該職員は常勤とすること。
※職員については、保育士、保健師、看護師又は子育て支援員(地域子育て支援コース・地域子育て
支援拠点事業)の資格を持つ者が望ましいです。
(7)再委託
業務の全部を一括して第三者に委託し、又は請け負わせることはできません。業務の一部を他に委
託する場合は、市と協議してください。
(8)その他
① 児童福祉法、建築基準法、消防法その他関係法令等の規程を遵守してください。
② 業務の遂行に際して入手した個人情報及びデータの管理にあたっては、さいたま市情報セキュリ
ティーポリシーの趣旨をふまえ、適切に管理してください。
③ 業務に関して作成した文書等は5年間適正に管理し、市が求めた場合には、必要な文書等を速や
かに市に提出してください。
④ 業務の実施にあたって疑義や問題点が生じた場合には、市と運営法人が協議し、必要な対応につ
いて決定します。
4 事業委託費等
市は、適切な事業運営が確保できると認められる法人と子育て支援センター事業の運営について業務
委託契約を締結し、毎年度予算の範囲内で委託料等を支払います。また、「さいたま市単独型子育て支
援センター事業費補助金交付要綱」に基づき補助金を交付します。
(1)事業委託費
①
委託料(限度額)
委託料(限度額):9,142,000円(1年間)
②
対象経費
対象経費は、「3 事業内容」に掲げる事業の実施に必要な人件費、事務費、事業費とします。
4
③
運営法人が負担する経費
事業の実施に必要な次に掲げる経費は運営法人の負担とします。ただし、市が別途負担すること
が適当と判断した場合は、この限りではありません。
(ア)施設職員の人件費
(イ)施設職員の健康診断、細菌検査に要する経費
(ウ)業務実施に係る施設光熱水費(電気、水道・下水道使用料)
(エ)業務実施に係る電話・FAX、インターネット等の通信費及び機器使用料
(オ)消耗品及び施設・設備等修繕費
(カ)清掃、機械警備等費用
(キ)廃棄物運搬、処理費用(備品、粗大ゴミ等の廃棄)
(ク)保険料(賠償責任保険、来場者を対象とする傷害保険、賃貸物件に係る損害保険等)
(ケ)事業の実施に必要な設備、備品の設置及び購入等に要する経費(ただし、
「(3)その他
①
備品購入費」で購入するものを除く)
(コ)子育て支援センターが主催する講習会、イベント等の実施に要する経費
(サ)実施場所として使用する物件の家賃等に要する経費
(シ)その他、運営法人の負担とすることが適当と認められる経費
(2)補助金
①
家賃補助
賃貸物件を利用して事業を実施する場合の建物賃借料(共益費を除く。
)
限度額:月額120,000円(ただし、施設の最寄駅から1km圏内の物件については、月額
200,000円を限度額とする)
②
新規開設補助
(ア)礼金
新たに賃貸物件を賃借して事業を実施する場合で、賃貸契約の締結に礼金が発生した場合
限度額:家賃補助額の1か月分
(イ)開設準備月家賃
新たに賃貸物件を賃借して事業を実施する場合で、準備のため事業開始月の前月の家賃が発
生した場合
限度額:家賃補助額の1か月分
(ウ)開設準備経費
開設初年度の施設の改修等に要する経費
限度額:1,500,000円
(3)その他
①
備品購入費(限度額)
:1,500,000円
事業開始までの準備期間中に、事務什器や遊具、おむつ交換台等の保育用品など、子育て支援セ
ンター運営に必要な備品について、運営法人と市が協議した上、市が契約し購入します。本件備品
の所有権は市に帰属します。
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(4)留意事項
① 本部会計、施設会計のほか、当該受託事業に係る会計を設定してください。
「評議会」を設置する必要があり
② 事業を実施するにあたり、運営法人が社会福祉法人の場合は、
ます。
③ 事業の実施上、重大な過失があった場合は、運営業務委託契約及び備品の使用許可を取り消す場
合があります。
5 応募に必要な資格等
(1)応募資格
次の①又は②に該当する法人
①
さいたま市内において、単独型子育て支援センターを現に運営している法人
②
さいたま市内において、保育施設併設型子育て支援センターを現に運営している法人
(2)欠格事項
次のいずれかに該当する場合は、提案選定の対象から除外します。
① 審査に関して不当な要求等をした場合
② 提出書類の記載に虚偽がある場合
③ 提出書類の内容に齟齬がある場合
④ 次に該当する場合
・さいたま市暴力団排除条例(平成24年さいたま市条例第86号)第2条第1項に規定す
る暴力団及び同条第2項に規定する暴力団員に該当する者がいる。
・役員等が暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有していると認められる者が
いる。
⑤ その他不正行為があった場合
6 応募方法等
(1)募集期間
募集期間:平成28年9月28日(水)から平成28年10月21日(金)までとします。
(2)応募に必要な書類の配布・提出
応募に必要な書類は「応募書類一覧表」のとおりです。
①
書類配布期間
平成28年9月28日(水)から平成28年10月12日(水)までとします。
※ただし、土曜日、日曜日、祝日を除く
※受付時間は9時から17時まで(12時から13時を除く)
6
②
提出期間
平成28年10月14日(金)から平成28年10月21日(金)までとします。
※ただし、土曜日、日曜日、祝日を除く
※受付時間は9時から17時まで(12時から13時を除く)
③
応募書類の配布・提出場所
さいたま市浦和区常盤6丁目4番4号(さいたま市役所2階)
さいたま市 子ども未来局 子ども育成部 子育て支援政策課
④
提出部数
応募書類一式…2部(正本1部、副本1部)
審査用書類:①様式2の添付書類3、②様式3及び別紙、③様式4及び別紙
…9部(正本1部、副本8部)
注意:審査用書類については、匿名資料として選定会議で使用するため、参考資料等も含め、法
人を特定できるような記載を一切しないよう作成してください。
⑤
提出方法
・応募書類及び審査用書類は、A4−Sのファイルバインダーに1部ずつ綴ってください。
・応募書類及び審査用書類にはインデックスを貼付してください(例:「様式1」「添付書類1」
「別紙①」等)
。
・
「応募書類一覧表」に定める書類は、その内容を記録した電子データ(CD−R 又は DVD−R)
も併せて提出してください。
・郵送による受付は不可とします。事務局(子ども未来局子育て支援政策課)までご持参くださ
い。
(3)質問
①
質問期間
平成28年9月28日(水)から平成28年10月12日(水)まで
②
質問方法
子育て支援政策課あて E-MAIL 又は FAX で質問を送信してください。回答は、随時 E-MAIL
等にて行います。
(4)留意事項
①
応募に関する費用は、応募法人の負担とします。
②
応募法人が作成した提案書等の知的財産(知的財産基本法(平成14年法律第122号)第2
条に規定される知的財産をいう。
)に係る権利及び著作権は各応募法人に帰属します。ただし、公
平性、透明性を期すため、公文書の情報公開請求等があった場合は、市と協議のうえ、非公開部
分を応募法人が指定することができることとし、指定しない部分については公表することがあり
ます。
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7
運営法人の決定までの流れ
(1)選定方法
・
「さいたま市単独型子育て支援センター事業企画提案選定会議」
(以下「選定会議」という。)を設
置し、選定を行います。
・1次選考と最終選考の2段階とします。
・1次選考は、あらかじめ定めた評価項目に基づき、客観的事実を事務局が採点し、選定会議に諮
ったうえで上位2提案を選定します。
・最終選考は、1次選考通過法人の担当者等に選定会議への出席を求め質疑等を行い、選定会議委
員が評価し、最優秀提案を選定します。
◎最終選考(選定会議)の流れ
ア.応募者によるプレゼンテーション(10分程度)
イ.質疑応答(20分程度)
ウ.評価、採点(5分)
・選定会議の選定結果の報告をふまえ、運営法人を決定します。
※応募法人が1法人だった場合についても、2法人以上の応募があった場合と同様に、選定会議に
おいて応募法人から提出された書類等を基に適格性を審査した上で、運営法人を決定します。
(2)選定スケジュール
①
1次選考(書類審査)
10月下旬
応募書類をもとに、上位2提案を選定します。
②
最終選考(選定会議におけるプレゼンテーション、質疑等)11月中旬
1次選考で選定した、上位2提案を行った法人に対し、質疑等を行います。
③
最優秀提案の選定結果通知
12月上旬
※最優秀提案の選定結果は、応募法人に対して書面で通知します。
8 評価項目等
別紙「単独型子育て支援センター運営法人における最優秀提案の選定に係る評価基準」参照
9 担当
〒 330-9588 さいたま市浦和区常盤6丁目4番4号
さいたま市 子ども未来局
子ども育成部
TEL:048-829-1271
子育て支援政策課
支援係
FAX:048-829-1960
メールアドレス:[email protected]
8
担当者:山川
【応募書類一覧表】
応募書類
一式
審査用
書類
Ⅰ 申込書
様式1 さいたま市子育て支援センターにし事業公募申込書
□
Ⅱ 法人の状況
様式2 法人状況報告書
□
添付書類1 定款
□
添付書類2 就業規則(非常勤等職員に係る就業規則等を含む)
□
添付書類3 法人組織図(組織ごとの職員数を記載すること)(任意様式)
□
□
□
□
別紙① 実施子育て支援センター一覧表
□
□
別紙② 子育て支援センター職員配置状況表
□
□
添付書類1 決算状況書類(任意様式)
□
添付書類2 事業実施概要(任意様式)
□
添付書類3 年間行事予定表、しおり、パンフレット等(任意様式)
□
様式3 子育て支援センター実施状況報告書
※複数実施している場合は、単独型を優先に、自ら1ヶ所を選定し書類を提出すること。
Ⅲ 子育て支援センター実施に関する提案書
様式4 子育て支援センターにし実施計画書
□
□
別紙① 子育て支援センターにし施設長予定者履歴書
□
□
添付書類 子育て支援センターにし施設長予定者の資格証明書(有資格の場合
のみ添付すること)
(□)
別紙② 子育て支援センターにし職員配置計画表
□
添付書類1 子育て支援センターにし位置図
□
添付書類2 子育て支援センターにし見取り図
□
添付書類3 子育て支援センターにし事業収支予定表(任意様式)
□
□
Ⅳ 誓約書
□
様式5 誓約書
Ⅴ その他必要書類
事業を実施する施設物件を確保している、又は確保することが担保できる書類(賃借物件
の場合、賃貸借契約書又は賃貸借することについて承諾を受けたことがわかる書類)の写
し
□
※その他、必要な書類について提出を求める場合があります。
※審査用書類は法人が特定できないようにマスキングすること。
【提出物の最終確認】
応募書類一式について、2部(正本1部、副本1部)用意したか。
□
審査用書類について、法人が特定できないようにマスキングしたか。
□
審査用書類について、9部(正本1部、副本8部)用意したか。
□
応募書類一式と審査用書類にインデックスは貼ったか。
□
応募書類一式を記録した電子データ(CD−R又はDVD−R)は用意したか。
□
※詳細は、募集要項「6 応募方法等 (2)応募に必要な書類の配布・提出」を確認してください。
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