事業計画書 (概要)

【別紙2】
東京都人権プラザ本館管理運営
事業計画書
(概要)
私がつくる、差別のない21世紀
(公財)東京都人権啓発センター
1 財団の概要
設立の経緯
・(財)東京都同和事業促進協会(昭和46年設立)を改組
・東京都産業労働会館(昭和47年開設)の業務の一部を受託
・東京都産業労働会館を廃止
・東京都人権プラザ開設
・東京都人権プラザの業務を受託
・指定管理者の指定を受ける
・東京都人権プラザの事業を受託
事業目的・理念と組織
【事業目的】
同和問題をはじめとする人権問題の解決に資するため、人権に関する教育・啓発及
び人権の擁護等の事業を実施し、都民の人権意識の高揚を図る。
【理念】
中立性・公平性の確保に十分留意しつつ、社会状況や都民の視点の変化を感知しな
がら、より広く、より深く人権尊重の理念を社会に発信し浸透させていく。
【特色】
東京都の人権課題に係る
事業の補完・代替を行う
公益財団法人
【組織】
評議員会
顧 問
理事会
理事長
監 事
専務理事
事務局
【基本財産】
136百万円
→ 都の出捐:1億90万円
(出捐率:74.2%)
経営状況
【平成27年度決算】
経常収益 196百万円
経常費用 195百万円
自己収支比率
58.53%
(経常収益合計-都補助金)÷(経常費用-突発的工事等の経費)
1
1 財団の概要
主な事業- 1
1 普及啓発事業
・啓発行事(コンサート等)
・映画会
・ラジオ提供番組
・ポスター作成
2 研修・学習会
・講師出講事業
・人権問題体験学習会
3 情報収集・提供・調査
・ウェブサイトの運営
2
1 財団の概要
主な事業-2
4 出版物発行
・「TOKYO人権」の発行
5 施設の管理運営
(東京都人権プラザ
指定管理者としての業務)
・展示室
・図書資料室
・人権学習会
・人権問題都民講座
・子供人権教室
・人権啓発指導者養成講座
・相談事業
・施設提供
3
2 次期指定管理者としての基本方針
管理運営の理念
国、地方公共団体、関係機関等と連携して
効果的に事業を実施
東京都
人権施策
推進指針
幅
広
い
人
権
課
題
東京都
人権プラザ
設置目的
公平性
中立性
中立性・公平性の確保
都の指導と人権施策の
方針に則り、中立・公平
性の確保に十分に留意
都
の
監
理
団
体
公
益
財
団
法
人
次代を担う子供や若者を
対象とした事業を実施
わかりやすく、利用しやすい
人権啓発拠点
東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会を契機に
「多様性を尊重する共生社会」の実現に寄与
法令の遵守
人権に関する
様々な
法律
条例
指針
答申
受託事業・
財団運営
労働関係
契約関係
等法令
人材の育成
・職務と違う事業にも参加
(OJT)
・目標を定めた業務
・学習会・研修会に参加
専門員
有資格者(学芸員・ 司書)
等を活用
相談員
人権問題に経験
豊富な者を確保
→カウンセリング講習
人権啓発事業
4
2 次期指定管理者としての基本方針
都・国・区市町村・関係団体との連携
都との企画会議
東京都
都の説明会・研修会へ参加
出張展示
区市町村
東京都人権プラザ
人権教育・啓発の支援
連携・支援
法務省
事業協力
(公財)人権教育
啓発推進センター
研修協力
関係団体
5
3 事業の実施計画
人員体制・能力向上
経験豊かな
スタッフの確保
【専門員】
専門的な知識を
有する者(学芸
員等)
人権に関する
知識・理解
高い知識・技能
(講習会・イベ
ント参加)
【相談員】
人権行政経験者
や相談業務経験
者
スキルアップ
(カウンセリン
グ研修等)
【受付案内】
接遇経験者
(人材派遣会社)
プラザについて
理解の徹底
施設の管理運営・安全
目視による点検
緊急修繕等
管理業者との
連携
災害発生時の
安全確保
来
館
者
の
快
適
か
つ
安
全
な
利
用
6
3 事業の実施計画
展示室
国、地方公共団体、
関係機関等と連携
見
や
す
く
次代を担う子供や若者
を対象に
わかりやすく、利用しやすい人
権啓発拠点
わ
か
り
や
す
く
常設展示・特別展示
必要に応じ更新
企画展示
社会的関心を踏まえた
魅力的なテーマ/入替
関連事業
展示をより深め発展
ワークショップ・ブックトーク
東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会
「多様性を尊重する共生社会」
を目指して
上
質
に
出張展示
展示のアウトリーチ活動
区市町村・企業へ
セミナールーム
子供人権
人権問題
教室
都民講座
・夏休みの
・深く人権を
自由研究に
学びたい方に
人権
学習会
ワークショップ・ブックトーク
映像の活用
指導者
養成
セミナー
・プラザ見学と
フィールド
・企業等の
ワーク等
人権担当者を
対象
7
3 事業の実施計画
図書資料室
• 展示
セミナールーム
事業との関連
• コミック
絵本
新書 等収集
ビギナー
に重点化
出張
展示
特別
コーナー
設置
図書
システム
の活用
• (公財)人権教育啓発推
進センターとの連携
• 企画展示
「読むじんけん」
のパッケージ化
人権相談
一般相談
法律相談
の連携
一般
相談員の
スキル
各種相談
機関との
アップ
人権相談の
PR
連携
8
3 事業の実施計画
利用者サービスの向上
来館者利便性の向上
親切ていねいな
受付案内
多様な利用者
への対応
・適切な施設
・点字館内案内
事業案内
・色覚障害対応
・手話通訳
インターネット等
出張展示
の活用
・ホームページリニューアル
で情報をわかりやすく
・ツイッター活用
・施設外でも
展示が見ら
れるようアウ
リーチ活動
・託児
・英語版
館内案内
利用者の増加
魅力ある
展示・講座等
• わかりやすく 効果的
社会的関心を踏まえたテーマ
• 専門員による企画実施
PR
• 財団実施行事で
• 市区町村に対し
• 地域に(区広報紙、FM放送、
ケーブルTV)
• マスメディアで
利用者増加
との連携
• 人権問題体験学習会を通じて
(港区等の学校に働きかけ)
• 都教委の会議で指導主事にPR
教育機関
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3 事業の実施計画
個人情報の保護
苦情・意見等への対応
個人情報の保護に関する規程
図書・ビデオ等の貸出
・図書システムにより個人
来館者
ご意見箱の
アンケートの
設置
実施
情報を適正に管理
相 談
苦情・
・氏名は名のらない限り
意見への
対応
聞かない。
・住所は区市町村のみ聞く。
・記録の適正な管理の徹底
職員の情報管理
・パスワード・ID番号に
よりPC管理
建物管理面に
ついては
ビル管理業者へ
速やかに連絡
実施事業への
苦情・意見には
速やかに対応
新規事業の提案
国、地方公共団体、
関係機関等と連携
次代を担う子供や若者を
対象に
【展示関連事業】
・常設展示を活用した
ワークショップ
・企画展示テーマに関連した
ブックトーク、ワークショップ等
わかりやすく、利用しやすい
人権啓発拠点
東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会
「多様性を尊重する共生社会」
を目指して
【図書資料室関連事業】
展示や講座等の内容に関連した
・ブックトーク
・絵本読み聞かせ会
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