PDF形式 525キロバイト

世田谷区における避難勧告等の判断基準
1河川氾濫による避難勧告等の判断基準
(1)多摩川の洪水に伴う避難勧告等の判断基準
区分
避難準備情報
判断基準
観測所
世田谷区が注視する観
石原水位観測所
避難判断水位
測所の水位が避難判断
(調布市)
4.30m
田園調布(上)
避難判断水位
水位観測所
7.7m
避難勧告等
水位
対象地域
多摩川の浸水想定区域
水位に達してはん濫警
戒情報が発表され、さ
らに水位の上昇が予想
される場合等
多摩川の浸水想定区域
(大田区)
田園調布(上)
避難判断水位
玉川 1 丁目 1~11 番、玉川 3 丁目
水位観測所
6.50m
1、3 番
多摩川の浸水想定区域
(大田区)
世田谷区が注視する観
石原水位観測所
はん濫危険水位
測所の水位がはん濫危
(調布市)
4.90m
田園調布(上)
はん濫危険水位
水位観測所
8.50m
険水位に達してはん濫
避難勧告
危険情報が発表され、
さらに水位の上昇が予
想される場合等
多摩川の浸水想定区域
(大田区)
田園調布(上)
はん濫危険水位
玉川 1 丁目 1~11 番、玉川 3 丁目
水位観測所
7.30m
1、3 番
(大田区)
①世田谷区が注視する観測所において、はん濫被害を及ぼす恐れのある箇所の水位が堤防高に到
避難指示
達するおそれが高い場合(越水・溢水のおそれがある場合)
②異常な漏水の進行や亀裂・すべり等により決壊のおそれが高まった場合
③決壊や越流が発生した場合
④樋門・水門等の施設の機能支障が発見された場合
判断基準
「はん濫危険情報」が発表された場合
において都の設定する基準(はん濫危険水位)を超過した場合
②鎌田橋野川、鎌田橋仙川いずれかの基準点において都の設定する基準(はん濫危険水位)
を超過し、「はん濫危険情報」が発表された場合
②世田谷区内において野川・仙川のはん濫が発生した場合
※野川・仙川は水位の上昇が早く、突然の集中豪雨の場合などは上記のような段階を踏んでの
避難情報発令が間に合わないことが考えられる。
※避難勧告等対象地域:野川・仙川の浸水想定区域
①大雨警報(土砂災害)が発表され、かつ土砂災害に関するメッシュ情報の「実況または予想で大雨警報
の土壌雨量指数基準に到達」し、都または気象庁から土砂災害警戒情報発表の可能性が示唆された
場合
②大雨注意報が発表され、当該注意報の中で、夜間~翌日早朝に大雨警報(土砂災害)に切り替える可能
①土砂災害警戒情報が発表された場合
②土砂災害の前兆現象が確認された場合(例 斜面のはらみ、擁壁・道路等にクラック発生)
①土砂災害警戒情報が発表され、かつ、土砂災害警戒情報を捕捉する情報で土砂災害警戒情報の基準を
避難指示
避難指示
①「はん濫危険情報」が発表されている状態で、水位が天端まで到達しはん濫のおそれが高
まっている場合
判断基準
性が言及されている場合
「はん濫危険情報」が発表されている状態で、鎌田橋野川、鎌田橋仙川いずれかの基準点
避難勧告
避難勧告
①大沢池上(三鷹市)の基準点において都の設定する基準(はん濫危険水位)を超過し、
土砂災害による避難勧告等の判断基準
避難準備情報
避難準備
情報
大沢池上(三鷹市)の基準点において都の設定する基準(はん濫危険水位)を超過し、
2
区分
区分
(2)野川・仙川の洪水に伴う避難勧告等の判断基準
実況で超過した場合
②土砂災害警戒情報が発表されており、さらに記録的短時間大雨情報が発表された場合
③土砂災害が発生した場合
④土砂災害の前兆現象(斜面の亀裂等)が確認された場合
⑤避難勧告等による立ち退き避難が十分でなく、再度、立ち退き避難を住民に促す必要がある場合
※上記に関わらず、避難情報は今後の気象状況等を踏まえ総合的に判断して発令する。
※避難勧告等対象地域:土砂災害(特別)警戒区域及び土砂災害危険箇所