苗代の助成制度 *H29年5月に植え付けをする場合は『苗代の助成制度』が活用できます。 *苗の注文締切期限は12月になりますので、早めの注文をお願いします。 栽培のメリット 津山地域を代表する特産野菜のアスパラガ で栽培を スは、現在105戸の生産者が しています。市場からは、他県産を凌ぐ品質 につけました。そのような中で、アスパラガ スが軽量で露地野菜の中では比較的収入がよ いと聞いて栽培を決意しました。 栽培をする上で心がけていることは? り受けたりして、できるだけ初期投資を抑 ・始める時には離農者からパイプや農機を譲 今回は、JAつやまアスパラガス部会の部 会長である犬飼 一さんを取材しました。 経営の概況は? 1人で、アスパラガス7a 、ブロッコリー a を栽培しています。 アスパラガス栽培を始めた動機は? 農地を持たない非農家でしたが、サラリー マン時代から家庭菜園を楽しんでおり、定年 を機に夢だった農業を本格的に始めようと思 いました。 長期間収入が得られるようにしています。 出荷できるブロッコリーを組み合わせて、 ・アスパラガスの作業が楽になる秋から冬に ます。 うに、早め早めに作業をするようにしてい ・薬剤散布や追肥のタイミングが遅れないよ 発生状況を観察するように心がけています。 ・毎日ほ場へ足を運び、生育状況や病害虫の えるようにしました。 そこで、JAでは更なる産地の拡大を目指 し、苗代の助成制度の導入をはじめ、初心者 新たに 名の方が栽培を始められています。 このような取り組みによって、ここ2年間で、 規栽培者の確保に向けて取り組んでいます。 を対象とした栽培講習会を開催するなど、新 と評価されており、増産を求められています。 9.5 ha まずは農地が必要なので、車で津山市内を まわり耕作放棄地を見つけて、自ら地主と交 2 0 1 6 年 1 0 月: 0 4 0 5 :2 0 1 6 年 1 0月 アスパラガス栽培に興味のある方は、最寄りの営農経済センターまでお問い合わせ下さい。 東部営農経済センター TEL(0868)29−2911 西部営農経済センター TEL(0868)54−0582 南部営農経済センター TEL(0868)66−3500 ■永年生作物であるため、一度定植すれば10年程度収穫を続けることができます。 ■収穫期間が長く、換金できる期間が長いです。 ■アスパラガス栽培で使用する特殊な機械「畝面焼却用のガスバーナー」は部会員への無料貸出 制度があります。 ■条件によっては、支柱やかん水設備の補助が受けられる場合があります(要相談)。 渉して今の農地を見つけました。 犬飼 一さん(津山市川崎) 22 栽培技術については、津山市主催の援農塾 や農業大学校の社会人就農研修を活用して身 ■生産組織(JAつやまアスパラガス部会)があり、販売先が確保されています。 生産組織が共同で出荷することによってロットを大きくできるので、単価が安定しています。 17 ■共同選果場が整備されているため、労力のかかる選別や箱詰め作業をする必要がありません。 生産者の方は、収穫したアスパラガスを写真②の出荷用コンテナに入れて、各地区に設けられ ている集荷場に持ち込むだけですみます。 特集2 始めましょう!! 3a以上改植された方 改植 写真② 出荷用コンテナ 写真① 共同選果場 3a以上新植または増反された方 全額助成 新植または増反 条件 助成措置
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