浦幌町留真温泉指定管理者 募集要項

浦幌町留真温泉指定管理者
募集要項
平成28年9月
浦
幌
町
〈目
次〉
1 指定管理者制度について ・・・・・・・・・・・・・・・・ 1P
2 管理運営を行う施設 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1P
3 指定管理者が行う業務の範囲・・・・・・・・・・・・・・・
1P~2P
4 指定期間 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2P
5 指定管理料
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2P
6 利用料金制度
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2P
7 自主事業について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8 リスク分担及び保険加入に関する事項
9 申請資格等
2P
・・・・・・・・・・ 3P
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3P
10 選定スケジュール等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4P
11 申請の手続き
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5P
12 申請に当たっての留意事項
・・・・・・・・・・・・・・・
5P~6P
13 指定管理者候補者の選定等
・・・・・・・・・・・・・・・
6P~7P
14 協定に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7P
15 事業計画及び事業報告等に関する事項 ・・・・・・・・・・ 7P
16 業務の引受け、引継ぎについて ・・・・・・・・・・・・・ 7P~8P
17 指定取消及び管理業務の停止 ・・・・・・・・・・・・・・ 8P
18 業務の継続が困難となった場合の措置等 ・・・・・・・・・ 8P
19 その他管理運営に当たっての留意事項 ・・・・・・・・・・ 8P~9P
20
協定書の解釈に疑義が生じた場合等の措置 ・・・・・・・・ 9P
21
問合せ先及び申請書類提出先
・・・・・・・・・・・・・・ 9P
資料1 指定管理料上限額の算出表 ・・・・・・・・・・・・・・ 10P
資料2 浦幌町留真温泉利用実績 ・・・・・・・・・・・・・・・ 11P
資料3 項目別のリスク分担表 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 12P~13P
資料4 選定基準 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14P~15P
1
指定管理者制度について
平成15年6月の地方自治法(昭和22年法律第67号)の改正により、公の施設の管理について、
指定管理者制度が創設されました。この指定管理者制度は、公の施設の管理運営に民間の能力
を活用し、多様化する住民ニーズに、より効率的かつ効果的に対応しつつ、住民サービスの向
上を図るとともに、経費の節減等を図ることを目的としています。
今般、浦幌町(以下「町」という。)では、平成29年4月から管理運営を行う「浦幌町留真温
泉」の指定管理者選定にあたり、次のとおり広く事業者を公募し、管理運営について創意工夫
のある提案を募集します。
2
管理運営を行う施設
(1)
名称
浦幌町留真温泉
(2)
所在地
十勝郡浦幌町字留真177番地1外9筆(多目的交流施設を含む)
(3)
施設の設置目的等
浦幌町留真温泉の設置目的である町民同士のふれあいを深め、町民の福祉及び健康増進並
びに観光の振興を目的に、同施設の利用促進を図るため、引き続き、指定管理者制度による
管理運営を行うこととし、設置目的などに沿った管理運営及びこの施設を活用した新たな利
用者の掘り起こしを期待します。
3
指定管理者が行う業務の範囲
(1)
施設の管理運営に関して行う業務
ア
浦幌町留真温泉(多目的交流施設を含む)の利用の承認及び行為の許可に関する業務
イ
浦幌町留真温泉(多目的交流施設を含む)の施設及び備品の維持管理に関する業務
ウ
ア及びイに掲げるもののほか、浦幌町留真温泉の管理運営に関して町長が認める業務
※詳細については、別添の「浦幌町留真温泉指定管理業務仕様書」のとおりとします。
(2)
関係法規の遵守
管理業務の遂行に当たっては、関係する法令等を遵守することとします。なお、指定期
間中にこれらの法令等に改正があった場合は、改正された内容とします。
〈主な関係法令〉
ア
地方自治法
イ
浦幌町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例(平成17年浦幌町条例第
24号。以下「指定手続条例」という。)
ウ
浦幌町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例施行規則(平成17年浦幌
町規則第30号)
エ
浦幌町留真温泉設置及び管理等に関する条例(平成22年浦幌町条例第11号。以下「留
真温泉条例」という。)
オ
浦幌町留真温泉設置及び管理に関する条例施行規則(平成22年浦幌町規則第15号)
カ
浦幌町情報公開条例(平成13年度浦幌町条例第19号)
キ
浦幌町情報公開条例施行規則(平成13年浦幌町規則第12号)
ク
浦幌町個人情報保護条例(平成13年度浦幌町条例第20号)
ケ
浦幌町個人情報保護条例施行規則(平成13年浦幌町規則第13号)
コ
浦幌町行政手続条例(平成11年度浦幌町条例第13号)
1
サ
浦幌町暴力団排除条例(平成25年浦幌町条例第1号)
シ
労働関係法令(労働基準法、労働組合法、労働安全衛生法、最低賃金法、労働派遣法
等)
ス
4
その他浦幌町留真温泉の管理運営に関する法令等
指定期間
平成29年4月1日から平成32年3月31日まで(3年間)
※管理を継続することが適当でないと判断したときは、指定を取り消すことがあります。
5
指定管理料
浦幌町留真温泉の管理運営に必要な経費は、申請時の提案額に基づき、会計年度(4月1日か
ら翌年3月31日まで)ごとに、本町の予算の範囲内で、町と指定管理者が協議して決定します。
支払時期や額、方法等は、年度協定で定めます。
なお、指定期間中の指定管理料の上限額は、3年間で52,655千円(消費税及び地方消費
税その他一切の経費を含む。)とします。指定管理料上限額の算出基礎は、資料1「指定管理料
上限額の算出表」を参照してください。
※消費税率(消費税及び地方消費税)は、8%で算出しています。
6
利用料金制度
(1)
設定
浦幌町留真温泉の管理運営に当たっては、地方自治法第244条の2第8項の規定に基づく利用
料金制度を導入します。指定管理者は、留真温泉条例に定める範囲内で、あらかじめ町の承認
を得て、利用料金を定めることができ、利用料金は、指定管理者の収入とします。過去の利用
料金の実績は、資料2「浦幌町留真温泉利用実績」を参照してください。
(2)
減免
指定管理者は、留真温泉条例の規定に基づき、町の承認を得て、利用料金(多目的交流施設
のみ)の全部又は一部を免除することができます。
なお、減免による利用料金収入の減収分については、町が支払う経費に含まれているものと
し、別途補てんは行いません。
7
自主事業について
指定管理者が行う管理業務以外の自主的な事業については、留真温泉条例の設置目的に反し
ない範囲で行うことができるものとしますが、あらかじめ町と協議し、承認を受けるものとし
ます。
(1)
自主事業の実施にあたっては、管理業務の実施を妨げないよう留意するとともに、利用
者から参加費など料金を徴収する場合には、その料金が高額とならないよう留意してくださ
い。
(2)
自主事業の内容によっては、別途、行政財産の目的外使用許可(地方自治法第238条の4
第7項)が必要となります。また、その場合は、原則として使用料(浦幌町行政財産使用料
条例第2条に定める使用料及び同条例第5条に定める加算料金)の納付義務が発生します。
2
8
リスク分担及び保険加入に関する事項
(1)
リスク分担
リスク分担は、資料3のとおりです。なお、分担表に定めのないリスクの対応について
は、町と指定管理者が、別途、協議するものとします。また、協議事項については、事案ご
とに判断しますが、第一次責任は、指定管理者が有することとします。
(2)
保険加入
損害保険会社により提供されている施設賠償責任保険(指定管理者特約条項付き)に加
入してください。
(参考)町が加入している全国町村会総合賠償補償保険の内容
賠償保険
身体賠償
財物賠償
1事故1億円
補償保険
死亡
入院
9
2~30万円
1名あたり3億円
500万円
通院
後遺障害
1事故あたり30億円
15~500万円
0.5~12万円
申請資格等
(1)
申請資格
ア
法人その他の団体(以下「団体」という。)とします(個人での申請は、できません)。
イ
指定管理者となった場合は、町内に事務所又は事業所を置くものとします(申請時は、
町内、町外を問いません)。
(2)
申請者の制限
次のいずれかに該当するときは、申請者となることができません。
ア
地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当していること
イ
申請書類提出時点において、本町の一般競争入札の参加停止又は指定競争入札の指
名停止等の措置を受けていること
ウ
法人税、法人都道府県民税、法人市町村民税、消費税及び地方消費税等の租税又は労
働保険料を滞納していること
エ
会社更生法、民事再生法による更生・再生手続中であること
オ
暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第
2号の規定する暴力団又は構成員(暴力団体の構成団体の構成員を含む。)若しくは暴
力団の構成員でなくなった日から5年を経過していない者及びその統制下にある者であ
ること
カ
2年以内に本町及び他の地方公共団体から地方自治法第244条の2第11項の規定によ
る指定の取消しを受けていること
キ
2年以内に労働基準監督署から是正勧告を受けていること(仮に受けている場合には、
必要な措置の実施について労働基準監督署に報告済みでないこと)
ク
指定管理者の指定を管理の委託とみなした場合に、地方自治法第92条の2、第142条
(同条を準用する場合を含む。)又は第180条の5第6項の規定に抵触することとなる者
ケ
浦幌町留真温泉の管理運営に不可欠な資格等を有していないこと
※複数の団体で構成するグループによる申請の場合には、構成するすべての団体が前記の
欠格事項に該当しないものとします。
3
10
選定スケジュール等
指定管理者による管理開始までのスケジュール等は、次のとおりです。
(1)
募集要項等の配布
ア
配布期間
平成28年9月30日(金)~10月31日(月)
イ
配布場所
浦幌町字桜町15番地6
浦幌町役場産業課(役場庁舎2階)
ウ
配布時間
土曜日、日曜日、祝日を除く午前8時30分から午後5時15分まで
※町ホームページからダウンロードすることも可能です。
(2)
募集要項等に関する質問受付
ア
受付期間
平成28年9月30日(金)~10月18日(火)
イ
受付方法
質問書(様式第10号)に必要事項を記入の上、「21
問合せ先及び申請書
類提出先」まで持参、郵送、ファクス又は電子メールのいずれかの方法に
より、提出してください。
※電話・口頭でのお問い合わせには応じられませんので、ご了承願います。
(3)
募集要項等に関する質問の回答
ア
回 答 日
平成28年10月24日(月)
イ
回答方法
質問者に直接又はファクス若しくは電子メールのいずれかの方法により回
答します。
ウ
公
表
質問及びその回答は、質問者の権利、競争上の地位その他正当な利益を害
するおそれがあると町が認めるものを除き、町のホームページでも公開
します。
(4)
管理業務等に関する説明会
ア
開催日時
平成28年10月18日(火)
イ
開催場所
浦幌町役場2階
ウ
参加人数
2名以内
エ
申込方法
説明会参加申込書(様式11)に必要事項を記入の上、平成28年10月14日
(金)までに「21
午前9時00分から
中会議室
問合せ先及び申請書類提出先」へ持参、郵送、ファク
ス又は電子メールのいずれかの方法により、提出してください。
※希望者には、説明会終了後に現地視察を行います(現地集合、現地解散)。
※募集要項等の資料は配布しませんので、当日ご持参ください。
(5)
申請関係書類の提出期限
平成28年10月31日(月)
※詳細については、「11
(6)
申請の手続き」を参照してください。
選定委員会による審査・ヒアリング等
平成28年11月中旬
(7)
選定結果の通知及び公表
平成28年11月下旬予定
(8)
指定管理者の指定
平成28年12月上旬予定(定例町議会議決後)
(9)
指定管理者の協定の締結
平成29年1月下旬予定
(10)
指定管理者の管理開始
平成29年4月1日(土)
4
11
申請の手続き
指定管理者の指定を受けようとする団体は、次の申請書類を提出してください。
(1)
提出書類
ア
指定管理者指定申請書(様式1)
イ
団体概要(様式2)
ウ
浦幌町留真温泉指定管理者事業計画書(様式3)
エ
浦幌町留真温泉指定管理者収支予算書(兼指定管理料提案書)(様式4)
オ
欠格事項に該当しないことの宣誓書(様式5)
カ
法人の登記事項証明書(非法人の場合は、団体の代表者の身分証明書)
キ
法人の定款(非法人の場合は、規約その他これらに相当する書類)
ク
計算書類(賃借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、個別注記表)又は有価
証券報告書(過去3期分)
ケ
国税(法人税及び消費税)に係る納税証明書
コ
本店所在地の都道府県税に係る納税証明書(法人都道府県民税、事業税及び不動産取
得税)
サ
本店所在地の市町村税に係る納税証明書(法人市町民税、固定資産税及び都市計画税)
※ケ~サの納税証明書は、募集要項の配布開始日以降に交付されたものに限ります。公
益法人又は人格のない社団等で、収益事業等を実施していないことにより法人税・法
人市町村民税の申告義務がなく、かつ実際に申告税額がない場合には、法人税及び法
人町民税の課税対象となる収益事業等を実施していないことの宣言書(様式6)を提
出してください。
シ
グループとして申請する場合には、さらに次の書類を提出してください。
①
留真温泉管理業務に関するグループ協定書(様式7)
②
グループ構成員届出書(様式8)
③
委任状(様式9)
※代表団体を決め、代表団体が申請書類を提出してください。なお、申請書類のうち、
イ及びオからサの各書類については、構成員全てについての書類を提出してくださ
い。
ス その他町長が必要と認める書類
(2)
提出部数
2部(正本1部、副本1部)
(3)
提出期限・方法
平成28年10月31日(月)までに「21
問合せ先及び申請書類提出先」へ持参又は郵送し
てください(土曜日、日曜日、祝日を除く午前8時30分から午後5時15分まで)。
12
申請に当たっての留意事項
(1)
募集要項の承諾
申請者は、申請書類の提出をもって、本募集要項の記載内容を承諾したものとみなしま
す。
(2)
申請者の失格
申請者が次の事項に該当した場合は、失格とします。
ア
募集要項に定める手続きを遵守しない場合
イ
申請書類に虚偽又は不正があった場合
5
(3)
ウ
申請書類提出期限までに所定の書類が整わなかった場合
エ
所定の様式以外で申請が行われた場合
オ
「5
指定管理料」で示す指定管理料の上限額を超える提案をした場合
重複申請の禁止
申請は、一団体につき、一申請とします。複数の事業計画書及び収支計画書を提出する
ことはできません。
(4)
接触の禁止
申請者若しくは申請者の代理人その他の関係者が浦幌町留真温泉指定管理者選定委員会
委員に対し、接触を求めたり、文書等を送付したり、利益を供与するなど、選定に際し申請
者を有利にするよう働きかけた場合には、失格になることがあります。
(5)
申請書類の内容変更・追加の禁止
提出された書類の内容の変更又は追加はできません。ただし、軽微な修正又は浦幌町留
真温泉指定管理者選定委員会(以下「選定委員会」という。)が認めた場合は、この限りで
はありません。
(6)
申請書類の取扱い・著作権
ア
著 作 権
申請者から提出された申請書類の著作権は、申請者に帰属します。ただし、
町は、指定管理者候補者選定結果の公表に必要な場合、その他町が必要
と認める場合は、指定管理者候補者の申請書類の全部又は一部を無償で
使用できるものとします。
イ
(7)
返
却
申請書類は、理由の如何を問わず返却しません。
情報の公開等
申請者から提出された申請書類については、浦幌町情報公開条例に基づく情報公開の対
象となり、原則として公開となります。ただし、申請者の正当な利益を害するおそれがある
部分等については、非公開とします。
(8)
申請の辞退
申請書類を提出後、辞退する場合は、辞退届(様式12)を提出してください。
(9)
申請に当たっての費用負担
申請に当たって必要となる費用は、全て申請者の負担とします。
13
指定管理者候補者の選定等
(1)
選定基準
選定基準は、資料4のとおりです。
(2)
選定方法
選定委員会において、申請書類の審査及びヒアリングを実施し、選定基準に従い総合的
に評価して、選定委員会委員全員の評価点の合計が最も高い申請者を指定管理者の候補者と
して選定します。ただし、提出された全ての提案が基準(評価点の合計が満点の10分の6)
を満たさないと判断した場合は、指定管理者の候補者を選定しない場合があります。
なお、評価点の合計が同じ場合は、抽選により受託候補者を決定します。
※ヒアリングの実施日は、別途、申請者に連絡します。
(3)
選定結果の通知及び公表
選定結果は、申請者に対して速やかに通知するとともに、町ホームページへの掲載等に
より公表します。なお、指定管理者の候補者として選定された団体には、指定管理者の候補
者となることの承諾書を提出していただきます。
6
(4)
指定管理者の指定
浦幌町議会の議決(平成28年第4回定例会を予定)を経て、指定管理者として指定しま
す。指定に当たっては、指定団体に文書で通知するとともに、その旨を告示します。
14
協定に関する事項
町は、浦幌町議会の議決後、指定管理者として指定した団体と、業務を実施していく上で必
要となる事項について協議を行い、協議結果に基づいて協定を締結します。また、年度ごとの
取り決めが必要となる事項については、年度協定によりその内容を明記します。
15
事業計画及び事業報告等に関する事項
(1)
事業計画書の提出
指定管理者は、協定締結後速やかに、翌年度の事業計画及び収支予算に関する事項を記
載した事業計画書を作成し、町へ提出するものとします。
(2)
事業報告書の提出
指定管理者は、管理業務の実施状況に関して、年度終了後に事業報告書を作成し、町へ
提出するものとします。また、毎月の利用状況及び利用料金収入について、翌月10日までに
町へ報告するものとします。
(3)
実地調査の実施
町は、定期的及び必要に応じて留真温泉に立ち入り、管理業務の実施状況等について実
地調査を行います。この場合、指定管理者は、合理的な理由がある場合を除き、実地調査に
協力するものとします。
(4)
利用者アンケート調査の実施
指定管理者は、利用者等の意見及び要望を把握するため、自らの責任と費用により、毎
年度、利用者等を対象としてアンケート調査を実施し、調査結果について分析及び評価を行
い、以後の管理業務に反映するものとします。
(5)
業務実施状況等の評価
指定管理者は、毎年度終了後、別に定める評価票により管理業務の実施状況等について
自己評価を行い、町に提出するものとします。
町は、指定管理者から提出された評価票及び実地調査の結果を踏まえて、総括的に評価
を行い、指定管理者による管理業務が仕様書等に示した基準を満たしていないと判断した場
合は、速やかに改善を指示し、改善が図られない場合には、指定を取り消すことがあります。
(6)
決算に関する書類の提出
指定管理者は、毎年度、決算後速やかに、財産目録、賃借対照表、損益計算書等の決算
に関する書類を町へ提出するものとします。
16
業務の引受け、引継ぎについて
(1)
業務の引受け
指定管理者として選定された団体は、平成29年4月1日から管理業務を円滑に行えるよ
う業務の引受け及び習得を行うものとします。
なお、管理業務の開始日(平成29年4月1日以前)より前に業務引受け等に要した費用
は、すべて指定管理者として選定された団体の負担とします。
(2)
業務の引継ぎ
指定期間が終了したとき(継続して指定管理者に指定されたときを除く。)又は指定が取
7
り消されたときは、施設を原状に回復して町に施設、備品及び必要な書類等を引き渡すとと
もに、次期の指定管理者又は町と十分に業務の引継ぎを行うこととします。
ただし、原状回復について、町が必要ないと認めた場合は、この限りではありません。
(3)
引受け、引継ぎの方法
引受け及び引継ぎを行うときには、現指定管理者と次期指定管理者又は町の責任者の間
で、面談して行うこととします。
17
指定取消及び管理業務の停止
町は、指定管理者が次の事項のいずれかに該当すると認められるときは、地方自治法第244条
の2第11項の規定に基づき、指定管理者の指定を取り消し、又は期間を定めて管理業務の全部
又は一部の停止を命ずることがあります。
(1)
留真温泉条例等又は協定の規定に違反したとき
(2)
地方自治法第244条の2第10項の規定に基づく報告の要求又は調査に対して、これに応じ
ず又は虚偽の報告を行い、若しくは調査を妨げたとき
(3)
地方自治法第244条の2第10項の規定に基づく指示に従わないとき
(4)
本募集要項に定める資格要件を失ったとき
(5)
申請の際に提出した書類の内容に虚偽があることが判明したとき
(6)
指定管理者の経営状況の悪化等により管理業務を継続することが不可能又は著しく困難
になったと判断されるとき
(7)
指定管理者の管理業務に直接関わらない法令違反等により、当該団体に管理業務を継続
させることが、社会通念上著しく不適当と判断されるとき
(8)
指定管理者の責めに帰すべき事由により管理業務が行われないとき
(9)
不可抗力(暴風、豪雨、洪水、地震などの町又は指定管理者の責めに帰することのでき
ない自然的な現象をいう。)により管理業務の継続が著しく困難になったと判断されるとき
(10)
指定管理者から、指定の取り消し、又は管理業務の全部又は一部の停止を求める書面に
よる申し出があったとき
18
(11)
浦幌町留真温泉が、公の施設として廃止されることとなったとき
(12)
その他、町が当該指定管理者による管理を継続することが適当でないと認めるとき
業務の継続が困難となった場合の措置等
(1)
指定管理者の責めに帰すべき事由による場合
指定管理者の指定を取り消すことがあります。この場合、町に生じた損害は、指定管理
者が賠償することになります。
(2)
その他の事由による場合
災害その他の不可抗力等、町及び指定管理者双方の責めに帰すことのできない事由によ
り業務の継続が困難となった場合は、業務継続の可否について協議するものとし、一定期間
内に協議が整わない場合は、指定管理者の協定を解除できるものとします。
19
その他管理運営に当たっての留意事項等
(1)
個人情報の保護に関する事項
指定管理者は、浦幌町個人情報保護条例の適用を受けますので、管理運営上知り得た個
人情報を適切に保護する義務が生じます。
(2)
情報公開に関する事項
8
指定管理者は、浦幌町情報公開条例の趣旨に基づき、管理業務に関して保有する情報に
ついて、情報公開が推進されるよう努めなければなりません。
(3)
課税に関する事項
指定管理者は、法人に係る町民税等の納税義務者となる可能性がありますので、浦幌町
役場町民課、十勝総合振興局及び十勝池田税務署にお問い合わせください。
(4)
再委託に関する事項
指定管理者が行う業務の全部を第三者に委託し、請け負わせることはできません。ただ
し、町が必要と認めた場合については、業務の一部に限り、町の承認を受けて再委託するこ
とができます。
(5)
資金の管理等に関する事項
施設の管理運営に係る収入及び支出の経理は、他の業務に係るものと独立して行い、必
要な帳簿を作成するとともに、出入金の管理は、専用の預金口座で管理してください。
(6)
目的外使用許可に関する事項
浦幌町留真温泉の目的外使用に係る使用許可については、町が行います。
(7)
町監査委員の監査に関する事項
指定管理者が行う公の施設の管理業務に係る出納関連の事務については、町監査委員の
監査の対象となります。この監査結果に指摘事項等があった場合には、速やかに改善等を行
わなければなりません。
(8)
備品等の貸与に関する事項
管理業務に関する町所有備品等は、指定管理者に無償で貸与します。
20
協定書の解釈に疑義が生じた場合等の措置
協定書解釈に疑義が生じた場合又は協定書に定めのない事項が生じた場合については、町と
指定管理者は、誠意を持って協議するものとします。
21
問合せ先及び申請書類提出先
浦幌町役場産業課商工観光係
〒089-5692
十勝郡浦幌町字桜町15番地6
TEL 015-576-2181
/ FAX 015-576-2519
/ E-mail [email protected]
9
(資料1)
指定管理料上限額の算出表
(単位:円)
金 額
科
目
科目の内容
29年度
30年度
31年度
12,331,000
12,331,000
12,360,000
A×15%
1,850,000
1,850,000
1,854,000
需用費(消耗品費)
1,703,000
1,703,000
1,703,000
需用費(燃 料 費 )
4,263,000
4,263,000
4,263,000
需用費(光熱水費)
3,646,000
3,646,000
3,646,000
需用費(修 繕 料 )
167,000
167,000
167,000
役
務
費
423,000
423,000
423,000
委
託
料
2,266,000
2,266,000
2,266,000
付
1,995,000
1,995,000
1,995,000
計
14,463,000
14,463,000
14,463,000
D 直 接 業 務 費
A+B+C
28,644,000
28,644,000
28,677,000
E 一 般 管 理 費
D×7%
2,006,000
2,006,000
2,008,000
F 業
価
D+E
30,650,000
30,650,000
30,685,000
税
F×8%
2,452,000
2,452,000
2,455,000
H 指定管理業務費
F+G
33,102,000
33,102,000
33,140,000
I 利用料金見込
15,563,000
15,563,000
15,563,000
J 指定期間上限額
17,539,000
17,539,000
17,577,000
A 人
件
費
B 福 利 厚 生 費
C 物
品
費
入
G 消
務
原
費
K 指定期間の上限額
湯
税
納
3 年間
52,655,000
10
備考
(別紙2)
浦幌町留真温泉利用実績
項 目
H25
利 温泉利用者数
用
者
数 コテージ利用者数
利
用
料
H26
H27
31,326
29,202
34,302
379
361
472
金
14,279,300
14,897,000
15,905,800
入
166
0
0
収
入
雑
収
11
(資料3)
項目別のリスク分担表
リスク負担
段階
リスクの種類
募集要項リスク
選定段階
応募コストリスク
契約リスク(協定が
締結できない等)
法令変更リスク
税制変更リスク
全段階共通
政治リスク
第三者賠償リスク
物価変動リスク
金利リスク
不可抗力リスク
維持管理費用増大
リスク
債務不履行リスク
維持管理・運営段階
施設・設備・物品
等の損傷リスク
需要変動リスク
利用料金未払いリ
スク
リスクの内容
募集要項(関連資料を含む)の記載誤り
及び内容の変更によるもの
申請に関して必要となる費用
申請に関して負担した費用及び生じた損
害
管理運営の準備のために負担した費用及
び生じた損害
本事業に直接影響を与える法令等の新
設、変更
法人税の変更や民間事業者の利益に課せ
られる新税に関するもの
消費税の変更に関するもの
上記以外で管理運営に影響する税制度の
新設及び変更
政策の変更
指定管理者の帰責事由により第三者へ損
害を与えた場合
上記以外の場合
人件費、物品費等の物価及び金利の変動
に伴う経費の増加
資金調達に係る金利変動に関するもの
自然災害(地震、台風など)
、暴動等によ
る業務の休止、変更、延期又は臨時休業
指定管理者に起因するもの
上記以外の事由によるもの
町の協定内容の不履行によるもの
指定管理者の協定内容の不履行によるも
の
経年劣化によるもので極めて小規模なも
の(5万円以下)
経年劣化によるもので上記以外のもの
指定管理者の管理上における瑕疵及び指
定管理者の責めに帰すべき事由による施
設・設備・物品等の損傷
上記以外による施設・設備・物品等の損
傷
第三者の行為から生じた極めて小規模な
もので相手方が特定できないもの(5万
円以下)
第三者の行為から生じた上記以外のもの
で相手方が特定できないもの
相手方は特定できるが相手方に支払能力
がない場合
需要見込みと実施結果との差異によるも
の
公権力の行使に基づく利用料金徴収権が
なければ、未払い金を徴収できない場合
上記以外の事由によるもの
12
町
指定管理者
(申請団体)
検討事項
○
○
○
○
法令等の把
握、予測
○
○
○
同上
同上
両者の協議
同上
○
○
○
○
変動範囲の
設定
○
両者の協議
○
○
○
○
○
○
○
適正の範囲
の設定
同上
設備、備品
の現状確認
及び帰属
○
○
○
適正の範囲
の設定
同上
両者の協議
○
○
○
リスク負担
段階
リスクの種類
中断リスク
リスクの内容
町
指定管理者の帰責事由によりサービスが
提供できない場合
維持管理・運営段階
上記以外の事由によるもの
指定管理者の帰責事由による利用者の事
故
事故リスク
上記以外の事由によるもの
施設の管理運営用における周辺住民等第
住民・利用者対応
三者からの苦情及びトラブル
リスク
利用者からの苦情及びトラブル
指定管理者の帰責事由による個人情報の
情報の安全管理リ
漏えいや犯罪発生等
スク
上記以外の事由によるもの
自主事業実施リス 指定管理者が行う自主事業の実施に伴う
ク
もの
指定管理者の帰責事由による指定の取り
消し、又は期間を定めて管理業務の全部
指定の取消リスク
又は一部の停止を命じた場合の損害・損
失及び町又は第三者への賠償
事業終了・引継リ 事業終了時の現状復帰、業務引継ぎに関
スク
するもの
※上記以外のことで疑義が生じたときは、両者協議の上で定めるものとする。
契約終了段階
13
指定管理者
(申請団体)
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
検討事項
(資料4)
選 定 基 準
1 選定の基準等及び配点
審査基準
選定の基準
項目
視点
指定管理業務全般を通じた団体の運営方針・
施設の管理運 理念、考え方は適切か
営の基本的な
考え方
施設の管理運営に対する意欲が感じられるか
利用者の平等な利
用の確保及びサー
ビスの向上が図ら
れるものであるこ
と(指定手続条例
第4条第1号)
事業計画書-1(1)
5
事業計画書-1(2)
10
事業計画書-1(3)
15
事業計画書-2(1)
20
事業計画書-2(2)
15
事業計画書-2(3)
利用料金制に関する理解や考え方は適切か
10
事業計画書-3(1)
利用料金や減免基準の設定は適切か
10
事 業 計 画 書 -
3(2)、(3)
施設が果たすべき役割を理解し、施設の管理
運営に活かす能力を有しているか
10
事業計画書-4(1)
関係団体等との連携・協働した事業展開(利
用促進や地域活性化)の取組は適切か
10
事業計画書-4(2)
指定管理者制度を理解し、地域への貢献に関
する考え方や取組は適切か
10
事業計画書-4(3)
施設の適切の 施設の特性と課題を踏まえた維持管理の考え
維持及び管理 方や取組は適切か
10
事 業 計 画 書 -
5(1)、(2)
収支計画・積算は適切か
10
収支予算書
経費節減に向けた取組は適切か
10
事業計画書-6(1)
職員採用
職員の採用・確保の方策は適切か
10
事 業 計 画 書 -
7(1)、(2)
人材育成
職員の研修内容・計画は適切か
10
事業計画書-7(3)
組織や職員の配置の考え方は適切か
10
事 業 計 画 書 -
8(1)、(2)
業務の一部を委託する場合の考え方、業務内
容は適切か
5
事業計画書-8(3)
これまでの実 類似の業務を行う施設等での管理実績を有し
績
ているか
10
事業計画書-8(4)
財政的な能力
10
決算諸表
10
事業計画書-9
10
事業計画書-10
20
事業計画書-11
事業計画書-12
利用者の平等
利用者の平等な利用が確保されているか
な利用の確保
利用促進や満足度向上への取組内容は適切か
利用者の利用
促進やサービ
利用促進への営業・広報活動の取組は適切か
ス向上に向け
た取組
利用者の意見の把握・反映の内容は適切か
公の施設の効用を
最大限に発揮する
も の で あ る こ と 施設の役割
(指定手続条例第
4条第2号)
公の施設の管理を
安定して行う人
員、資産その他の
経営の規模及び能
力を有しており、
又は確保できる見
込みがあること
(指定手続条例第
4条第4号)
審査の対象とする
申請書類の該当箇
所
10
利用料金制の
考え方
公の施設の適切な
維持及び管理並び
に管理に係る経費
の縮減が図られる
ものであること
(指定手続条例第
4条第3号)
配点
施設の管理運
営に係る経費
職員配置
団体の財務状況は健全か
個人情報の保 個人情報保護についての考え方、管理体制、
護
職員への研修内容等は適切か
町長が特に定める
事故防止等安 利用者の事故防止策、防犯、防災対策や非常
事項(指定手続条
全管理
災害時の危機管理体制は適切か
例第4条第5号)
民間の利点や発想を活かした企画・提案が行
自主事業等
われているか
14
2 各審査基準の評価ランク及び係数
(1) AからFまでの6段階評価とします。6段階評価の目安とし、浦幌町で想定している一般的な提案は、C評価
とします。
(2) 各評価項目の配点に、評価係数を乗じて得た額を評価点とします。
評価ランク
評価視点
評価係数
A
非常に優れている/高度の能力を有している
1.0
B
優れている/充分な能力を有している
0.8
C
平均的である(浦幌町の想定する提案)
0.6
D
やや劣っている/能力が若干乏しい
0.4
E
非常に劣っている/任せることが不安
0.2
F
内容がない(記述がない)
0.0
15