(保護者向けリーフレット)(PDF:819KB)

保護者の皆様へ
特別支援教室の導入計画
開設年度
学
校
名
千寿小・千寿本町小・千寿双葉小・千寿常東小・千寿桜小・千寿第八小
平成28年度
(モデル地区実践研究校)
23 校
辰沼小・中川小・中川北小・中川東小・六木小
保木間小・中島根小・渕江小・渕江第一小・西保木間小・竹の塚小
鹿浜五色桜小・鹿浜第一小・北鹿浜小・鹿浜西小・皿沼小・新田小
西新井小・西新井第一小・興本小・本木小・寺地小
綾瀬小・東綾瀬小・東加平小・東渕江小・北三谷小・大谷田小・長門小
平成29年度
栗島小・加平小・東栗原小・平野小・青井小
(先行実践校)
26 校
平成30年度
花畑小・花畑第一小・花畑西小・桜花小・花保小
20 校
現在、小学校の通常の学級に在籍している、知的な発達に遅れのないが心身の発達などに
舎人小・舎人第一小・足立入谷小・古千谷小
課題のある児童の一部は、在籍学級における授業の一部を抜けて、他校に設置された情緒障
扇小・宮城小・江北小・高野小
がい等通級指導学級(※)で特別な指導を受けています。(※)現在3小学校に設置
梅島小・梅島第一小・梅島第二小・島根小・亀田小・栗原小・関原小
(全校配置)
平成29年度新たに26校で特別支援教室が始まります
足立小・弥生小・弘道小・弘道第一小
西新井第二小・西伊興小・栗原北小・伊興小・東伊興小
全校配置となるまで、特別支援教室未設置校の在籍児童については、辰沼小・保木間小・
鹿浜五色桜小での通級による指導を継続して行います。
足立区では、都の特別支援教育に関する方針に基づき、在籍校で指導が受けられるように、
各小学校に「特別支援教室」を設置しています。
この特別支援教室は、平成28年度に23校、平成29年度に26校に導入し、平成30
年度にすべての小学校に設置します。
通級指導学級体制
特別支援教室の利用申込方法
特別支援教室体制
通級指導学級設置校に児童が通級し、指導を受ける。
通級指導学級設置校
平成 29年度の利用申し込みについては、平成 28・29 年度に特別支援教室設置校に在籍
全ての公立小学校に特別な指導を行う教室を設置し、
特別支援教室の教員(巡回指導教員)が指導する。
している児童、又は、入学を希望している未就学児が対象となります。
足立区では、各小学校に巡回指導教員を配置し、自校
■
の児童の指導にあたります。
小学校の通常の学級に在籍している児童
✿
■
在籍している学校を通じてお申し込みください。
来年度4月に小学校に就学する未就学児
✿
こども支援センターげんきが直接受け付けています。
支援管理課
特別支援係
所在地(持参・送付先)
電話番号:03-3852-2875
〒121-0816
足立区梅島 3-28-8
受付時間:8 時 30 分∼17 時 15 分(日曜・祝日・年末年始を除く)
■
利用までの流れ
申込受付⇒こども支援センターげんきの就学相談員との面接・発達検査等⇒
就学支援委員会(未就学児のみ)⇒特別支援教室利用支援委員会の判断⇒結果のお知らせ
※
必要に応じて医師の診察、お子さんの行動観察を行うことがあります。
心身の発達に課題のある児童の教育の充実には、保護者の皆様のご理解が重要です
児童一人ひとりの、生活上や学習上の困難さを改善するためには、特別支援教室での特別
な指導だけでなく、在籍学級や家庭と連携した継続的な指導が重要です。
保護者の皆様には、特別支援教室の導入と運営につきましてご理解とご協力をお願いいた
します。
担
当:⾜⽴区教育委員会 こども支援センターげんき ⽀援管理課
特別支援教室について
:特別支援教室担当 TEL:3852-2868
特別⽀援教室の利⽤申込について:特別⽀援係
TEL:3852-2875
7
在籍校
在籍校
他校通級における主な課題
各小学校
各小学校
・他の学校での指導のため、在籍学級担任と通級指導
学級の担当教員の緊密な連携が図りにくい。
・他校への移動中は在籍学級での授業が受けられない。
各小学校
・保護者の送迎が必要である。
【特別支援教室導入により期待される効果】
・これまでの通級指導学級による指導を全ての小学校で実施することで、より多くの
児童が支援を受けられるようになり、在籍校での個別指導や小集団指導を通して、
児童の学力や在籍学級における集団適応能力の伸長が図られる。
・在籍学級担任と巡回指導教員との連携が緊密になり、指導内容の充実が図られる。
・教職員や保護者が指導の内容を知る機会が増え、特別な指導への理解が図られる。
平 成 2 8 年 9 月
⾜⽴区教育委員会
l
各
小
校
学
に
お
け
る
指
・
導
支
援
の
体
特別支援教室
在籍学級
指導対象児童は、週に1〜8時間、校内に設置され
た特別⽀援教室へ特別な指導を受けに⾏きます。
指導の工夫
在籍学級担任
助言
児童の⾏動観察、
在籍学級(教室)
での指導
巡回指導教員 【注 1】
巡回指導教員は在籍学級担任と相談の上、児童の状態に応じた指導を
実施します。指導対象児童については、保護者との合意に基づいて、
各小学校の校⻑が申請し、⾜⽴区教育委員会が決定します。
巡回指導教員や特別支援教育コ
ーディネーター、在籍学級担任等
との連絡調整及び個別の課題に
応じた教材の作成、児童の⾏動観
察や記録を⾏います。
指導対象児童は、特別支援教室で学んだ
ことを在籍学級で生かします。
指導
連携
連絡調整・教材作成
巡回指導教員は、特別支援教室で指導すると
ともに、在籍学級での指導や⽀援も⾏います。
指導を受けている児童だけでなく、学級全体の状況を観察します。
巡回指導教員【注 1】
特別支援教室専門員
(非常勤) 【注 2】
特別⽀援教室で⾏う指導とは…
児童の⾏動観察
指導内容への助言
通常の学級での学習におおむね参加でき、⼀部特別な指導を必要とする児童に対し、児童の困り感に応じて⾏う「⾃⽴活動」や「教科の補充」の指導のことです。
巡回指導教員が1対1での個別の指導や4〜5人の⼩集団での活動を⾏います。在籍校の児童数が少なくて⼩集団での活動が⾏えない場合は、他校へ通って指導を
⾏う場合があります。
いくつかの情報の中から
必要なものに注目できるよう、情報の提示
の仕方を工夫しながら指導をします
【注 3】
臨床発達心理士等 (巡回)
在籍学級や特別支援教室で⾏動
観察を⾏い、巡回指導教員・在
籍学級担任等に指導上の配慮に
ついて助言します。
【注1】
【注2】
【注3】
制
ロールプレイ等で、適切な
会話ができるようになるた
めの指導をします
ルールに従って行動できるように
なるため、気持ちのコントロール
方法を指導します
物語の登場人物の気持ちを
考えるなどの指導をします
自分に合った学習方法を活用して、
国語や算数等の学習ができるようになるための指導をします
これまでの通級指導学級の担当教員が「巡回指導教員」という名称に変わります。
特別支援教室専門員は、特別支援教室導入校に配置します。
臨床発達⼼理⼠等とは、
「臨床発達⼼理⼠」
、
「特別⽀援教育⼠」
、
「学校⼼理⼠」のいずれかの資格取得者であり、特別⽀援教室導⼊校を巡回します。