む し のおはなし

9 月
む し
のおはなし
『もじゃらんこ』きしだ
えりこ/ぶん
ふるや かずほ/え
福音館書店
もじゃらんこ もじゃらんこ みんな どこいくの? わからん わからん もじゃもじゃ じゃら
じゃら。
3びきの もじゃらんこは はっぱのかげで かくれんぼ。 もじゃもじゃ じゃらじゃら たのしく
さんぽを つづけます。
(E/フ)
いいの
『むかでのいしゃむかえ』飯野
かずよし
和好/さく
福音館書店
むかし むかしの おはなし。しょうやの かまきりべえの いえで むしたちが あつまって のん
だり たべたりしていました。ところが ばったの とくさんが きゅうに はらいたを おこして、た
いへんな くるしみよう。みんなで だれがいちばん はやく おいしゃさんを よびにいけるか そう
だんし、あしが たくさんある むかでの たへいさんが いくことに。さあ、たへいさんは はやく
おいしゃさんを よびに いくことが できるのでしょうか?(E/イ)
は つ か だ い こ ん
『ごちそうラディッシュ』はたけの
あおむしと こどもたち
おおば
まきお
ぶん
大場 牧夫 /文
ふなばし
ぜんに
え
船橋 全二/絵
福音館書店
こどもたちが、はつかだいこんのたねをまきました。たねはおひさまあびて、みずをもらって、
ぐんぐんおおきくなります。できたら、どうやってたべよう。サラダ?つけもの?こどもたちはし
ゅうかくをたのしみにまっています。ところがあるひ、はっぱのうえに、あおむしが・・・。「こ
ろしちゃえ」「くすりをまこう」「え~かわいそう」・・・。こどもたちは、はなしあいのけっか、
いいほうほうをみつけましたよ。(E/フ)
『ぼく、だんごむし』
とくだ
ゆきひさ
得田 之久/ぶん
たかはし きよし/え
福音館書店
ぼくは、だんごむし。きみは、だんごむしが、なにをたべるかしってるかな?そうそう、かれた
しょくぶつや、しんだむし、しんぶんしや、ダンボールたべるよね。でも、ほかにもあるんだ。そ
れはね、コンクリート! どう?ぼくたちのこと、もっとしりたいって、おもってくれた?そんな
きみに、おすすめのえほんだよ。(E/タ)
『はらぺこ あおむし』
エリック=カール/さく
もり ひさし/やく
偕成社
おつきさまが みつめる はっぱのうえに、ちっちゃな たまごが ありました。おひさまが のぼ
ると、そのたまごから ちっぽけなあおむしが うまれました。あおむしは おなかがぺっこぺこ。
たべるものを さがしはじめた あおむしは、いちごをひとつ たべました。それでも おなかはぺっ
こぺこ。それから あおむしは、いったい なにを たべたのでしょう?(E/カ)
『ほたるボテル』
カズコ・G・ストーン/さく
福音館書店
おおきな やなぎの きの したの、ちいさな やなぎむらには、バッタの トビハネさん、かたつ
むりの キララさん、くもの セカセカさん、ありの セッセかぞくが すんでいます。ことしも、ほ
たるの ピッカリさんたちと「ほたるホテル」を ひらきます。そこへ、あばれんぼうの かえるの
ピョンタがやってきて、「おれもとめてくれ!」と いうのですが・・・。
「やなぎむらのおはなし」シリーズのうちの1冊です。(E/ス)
『ジャイアント・ジャム・サンド』
ジョン・ヴァーノン・ロード / ぶん・え
あんざい
てつ お
安西 徹雄/やく
福音館書店
まちじゅうが ハチのたいぐんにおそわれ、たいへんなことになりました。どうにかして このハ
チをつかまえなければ、みんなさされて いたいめにあいます。まちじゅうのひとがあつまって、
つかまえるほうほうを かんがえましたが、なかなか いいかんがえが うかびません。でも たった
ひとつ、ハチは ジャムがすきだということをてがかりに、あるほうほうをみつけたのです。それ
は どんなことでしょう。ジャムのにおいが ムンムンしてきそうな えほんです。(E/ロ)
『くもさん おへんじ どうしたの』
エリック=カール/さく
もり ひさし/やく
偕成社
しっていますか?くもは かぜにのって やってくることを。くもが どうやって きれいな「す」
をつくるのかを。
「はらぺこあおむし」で おなじみの エリック=カールの えほん。この えほんは、てでさわっ
て たのしむこともできます。くものいとを ゆびで たどってみてください。(E/カ)
『くものすおやぶん とりものちょう』
あきやま
こ
秋山 あゆ子/さく
福音館書店
“くものすおやぶん“こと おにぐもの あみぞうは きょうも はえとりの ぴょんきちをつれ、
まちの みまわり。そこへ“おかしのありがたや”が たすけを もとめにきた。
“かくればね”とい
う ぬすっとに くらのなかの おかしを ねらわれているという。そこで おやぶん、くらに くもの
すを かけ“かくればね”を まちぶせ。そこへ やってきたのは まっしろい くものようなもの。
“かくればね”とは いったい・・・。(E/ア)
『ひとあし ひとあし』なんでも
はかれる しゃくとりむしの はなし
レオ=レオニ
ひ
やく
たにかわ
しゅんたろう
訳/谷川 俊太郎
好学社
た
ある日、コマドリに食べられそうになった“しゃくとりむし”。だけど、そのむしが、いろんな
なが
じぶん
ものの長さをはかれることをしったコマドリは、さっそく自分のしっぽをはかってもらって、うれ
しくなりました。そして、ほかのとりたちのところへ、しゃくとりむしをつれていきます。しゃく
あさ
とりむしは、とりたちのくび、くちばし、あしをはかりました・・・。ある朝、ナイチンゲールが
た
「わたしのうたをはかってごらん。でないと食べちゃうよ」といってきました。さあ、どうしまし
ょう?(E/レ)
『とべバッタ』
田島征三
偕成社
おおきな むしや いきものに みつからないように、いつも びくびくして いきてきたバッタ。
そのバッタは、あるひ「もう こんなくらしは いやだ!」と ゆうきを ふるいおこして、けついす
るのです。そのご バッタのうんめいは・・・?(E/タ)
『あした花になる』
いもと ようこ
岩崎書店
らんぼうものの かまきり、マンティスは あるひ、らんの はなの うつくしさに おどろきます。
マンティスは「これから この かまは けっして つかいません。だから、あの はなに にあうから
だに してください」と いのりました。えものを とらなくなった マンティスは やせほそり、い
のったまま じめんに ころげおちました。それから なんねんも つきひが ながれ、1おくねんも
いのりのつきひが ながれていった。あるあさのこと・・・。(E/イ)
『ヘレン、ようこそ どうぶつえんへ』マーガレット・ブロイ・グレアム/さく・え
ともの ふゆひこ/やく キッズメイト
あるあさ、どうぶつえんのもんのところに、マッチばこがおいてありました。てがみには、「ペ
ットをかえなくなったので、ヘレンのせわを、おねがいいたします。ビリー」と、かいてありまし
た。マッチばこからにげだしたヘレンは、ハエがいっぱいの、ライオンのおりにはいりました。ハ
エは、ヘレンのだいこうぶつ。ヘレンは、クモなのです。“す”をはって、たくさんのハエをたべ
ました。ハエがいなくなって、ライオンモよろこびました。こうして、ヘレンは、いろんなどうぶ
つのおりのハエをたべましたが、あるとき、おそうじのおじさんにみつかって、“す”をこわされ
てしまいます。(E/ア)
あおい
『あまのじゃく』青井
よし み
芳美/さく・え
ブックローン出版
にわ
「あまにじゃくつり、しよう」。はるおちゃんがやってきた。あまのじゃくは、だれも いない庭
じめん
は
く
の地面の あなのなかに かくれてる。あなのふちに にらの葉をのぞかせて、あまのじゃくが 食い
ま
かお
しろ
ほそ
からだ
つくのを待った。
「あまのじゃくが つれた」!おにのような顔なのに、白くて細い ぶざまな 体 が
ぐねぐねしていた。
おお
ひ
ちゅう
しょうたい
し
大きくなった わたしは ある日、こん 虫 ずかんで あまのじゃくの 正 体 を 知った!(E/ア)
こんちゅうき
ぶん
『ファーブル昆虫記』かみきりむし
こばやし
せ い の すけ
文/小林 清之介
す
だ
え
ないとう
さだお
絵/内藤 貞夫
まごしち
監修/須田 孫七
き
ひさかたチャイルド
おとな
ねん
あいだ
ファーブルは、かみきりむしが木にたまごでうみつけられてから、大人になるまでの3年もの 間 、
き
なか
そだ
ちい
木の中で、どのように育つのかをくわしくしらべました。たまごのからをやぶって、小さなはだか
で
おお
き
なか
かたち
つく
むしが出てきて、大きなはだかむしになり、そして木の中でたまごのような 形 のへやを作るよう
おお
おとな
そだ
そと
す。大きなはだかむしからさなぎになり、ようやく大人のかみきりむしに育ち、外へとびたつまで
をくわしくかんさつしています。(E/フ)
『変身
栗林さんの虫めがね』
う
か
くりばやし
さとし
栗林 慧
フレーベル館
み
むし
なか
セミが羽化するのを見たことがありますか? カブトムシはどうでしょう? 虫の中には、だっ
ぴ
へんしん
ぴ
皮をして、まるでべつのすがたに変身するものがいます。くつしたをぬぐみたいにだっ皮をしたり、
はな
み
ふ し ぎ
むし
むし
花のたねのように見えたものから、にょきっとでてきたりと不思議な虫もいます。虫たちのびっく
へんしん
へんしん か い し
へ ん し ん かんりょう
しゃしん
き ろ く
ほん
りするような変身のようすを変身開始から変身完了まで写真で記録した本です。(486/ク/2)
しゃしん
『すごいな ぞうきばやし』
しんかい
たかし
写真/新開 孝
ぶん
にしざわ
きょうこ
文/西沢 杏子
チャイルド本社
ぞうきばやしに なつが きたよ!そとが どんなにあつくたって、ぞうきばやしのなかは ひんや
りしている。はなも、むしも、みんなうれしそう。あさも ひるも よるも、すごい!と、わくわく!
がいっぱいの ぞうきばやし。なにに であうかな?いってみよう!(E/シ)
むし
『さがそう!かくれる虫』
は
むし
えだ
むし
き
うんの
かずお
海野 和男
偕成社
みき
み
むし
葉っぱににた虫、枝ににた虫、木の幹にとまったら見えなくなる虫。こけがはえたようなもよう
むし
か
むし
せかい
は
むし
み
の虫や、枯れ葉ににた虫。なにもいないように見えるけれど、しぜんにかくれているんだ。みじか
むし
むし
み
な虫から世界の虫まで、かくれる虫を見てみよう。
ほか
むし
むし
シリーズで、他に「さがそう!ちがう虫」「さがそう!まねする虫」があります。
(486/ウ/2)