堺市報道提供資料 担当課 直 通 内 線 FAX 平成28年9月26日提供 問い合わせ先 文化観光局 文化部 文化財課 072-228-7198 4653 072-228-7228 河口慧海生誕 150 年記念事業「慧海と堺」展と講演会を開催します ~チベット脱出時の日記を初公開~ かわぐち え かい 河口慧海(1866~1945)の生誕 150 年と なる本年、生誕の地である堺で、慧海の人 と事績、ひいては慧海を生んだ堺の地に焦 点をあてた記念事業を開催します。 慶応2年(1866)堺山伏町(現在の堺区 北旅籠町西3丁)に生まれた河口慧海は、 仏教の原典を求めて日本人で初めてヒマ ラヤを越えて当時鎖国下のチベットに入 った人物として知られています。帰国後刊 行された『チベット旅行記』は、仏教学者 チベットから脱出した際の緊迫した状況が書かれている自筆の日記 だけではなく、民族学者、探検家にも高く評価され、英訳も出版 されました。 展示は 10 月 26 日(水)から 12 月 4 日(日)まで、清学院・山 口家住宅・堺市博物館で行われます。主な展示品は、チベット探 検時の日記や愛用の辞書、慧海の求めに応じて近代彫刻史の巨匠 高村光雲が制作した「釈迦牟尼仏像」、慧海を生涯支えた堺の親友 肥下徳十郎宅に伝わった「くり抜き日記帳」などです。 なかでも注目されるのは、慧海がいかにしてチベットを脱出し たかを記した明治 35 年(1902)の日記です。初公開となるこの日 記によって、スリリングな脱出行がほぼ慧海の語った通りの出来 事であったことが裏付けられ、大変貴重です。 講演会・シンポジウムと合わせて、河口慧海と慧海を生んだ 堺を身近に感じていただければと思います。 ■事業名称 河口慧海生誕 150 年記念事業「慧海と堺」展 ■日程 平成 28 年 10 月 26 日(水)から 12 月 4 日(日)まで 高村光雲が制作した「釈迦牟尼仏像」 ■会場及び開館時間など ○町家歴史館 清学院 (堺市堺区北旅籠町西1丁3番13号) 直通/FAX 072-228-1501 【開館時間】午前 10 時から午後 5 時まで(入館は午後 4 時 30 分まで) 【休館日】 展示期間中は無休 【入館料】 100 円・20 人以上の団体は 80 円(65 歳以上の方、障害のある方、中学生以下は無料) 【公開テーマ・資料】慧海が生まれたまち 「くり抜き日記帳」 、慧海から堺の親友に宛てた直筆の手紙他 ○町家歴史館 山口家住宅 (堺市堺区錦之町東 1 丁 2-31) 直通/FAX 072-224-1155 【開館時間】午前 10 時~午後 5 時(入館は午後 4 時 30 分まで) 【休館日】 展示期間中は無休 【入館料】 200 円・20 人以上の団体は 160 円(65 歳以上の方、障害のある方、中学生以下は無料) 【公開テーマ・資料】慧海と堺 慧海愛用の『蔵英辞典』 、 「チベット旅行絵巻」他 ○堺市博物館 (堺市堺区百舌鳥夕雲町 2 丁 大仙公園内) 直通 072-245-6201/FAX 072-245-6263 【開館時間】午前 9 時 30 分~午後 5 時 15 分(入館は午後 4 時 30 分まで) 【休館日】 10 月 31 日、11 月 7・14・21・28 日 【入館料】 一般 200 円(160 円) 、高校・大学生 100 円(70 円) 、小・中学生 50 円(30 円)※( )内は 20 名以上の団体料金 ※市内在住・在学の小・中学生は無料 ※65 歳以上の方および障害のある方は無料(要証明書) 【公開資料】慧海とその思想 チベット脱出行が書かれた明治 35 年(1903)の日記、高村光雲作「釈迦牟尼仏像」他 ■講演とシンポジウム 【日時】平成 28 年 11 月 3 日(木・祝)午後 1 時 30 分から午後 3 時 30 分 【講演】奥山直司氏(高野山大学教授)・高山龍三氏 【パネルディスカッション】奥山直司氏、高山龍三氏、吉川和子氏 【会場】さかい利晶の杜(堺区宿院町西 2 丁 1 番 1 号) 【参加費】無料 【定員】80 名 【申込】10 月 3 日(月)から TEL 及び FAX で堺市文化財課へ事前申し込み(先着順) TEL:072-228-7198 ■主催 堺市 FAX:072-228-7228
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