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自身の名前を冠した日本学賞ができた
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さん (75)
海外の若手日本研究者を対象
京と
に日本研究所を設けると所長と
する、自身の名前を冠した賞が
なで
り 8年務めた。「日本の産業や社
きた。第1回の受賞者はイタリア
会が抱える問題は欧州と類似点が
の琉球史研究者に決まり、贈呈多
式いと気付き、生まれ育った欧州
が今月あった。
が見えてきました。日本と欧州は
「とても名誉なことですが互
、い
私を映す鏡。多様な視点から立
は何もしていないのですよ」。
体祖
的に見つめることが大切です」
国オ ーストリアの首都ウィーンの賞を制定した法政大には凶年前
博物館で日本文化に初めて出会に
っ招かれ、欧州の博物館に残る日
てから貯年。謙遜の仕方まで、本
ま美術の調査などを手がけた。ボ
ったく違和感のない日本流だ。
ン大学名誉教授だが、妻弘美さん
「貌志倭人伝」を教判明書に
のし
郷て
里熊本に暮らす。
学び始め、幻歳で東京大学に留学気になるのは神縄の現在。「日
した。民俗学者の柳田国男を訪
本ね
は単一民族で単一文他だという
ると、奄美の研究を勧められた思
。いが強いようですが、実に多様
離島で人々の話を聞き、暮らし
でゃ
す。沖縄の文化や価値観など
信仰に目を凝らし、全国各地へを
と、本土の人たちがもっと知るこ
研究フィールドは広がった。 とが必要なのではないでしょう
西ドイツ政府が1988 年、東 か」文・写真渡辺延志
ヨーゼフ・クライナー
ひと
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朝日新聞
AsahiShi
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