平成 28 年 9 月 30 日 QB第一号ファンド 「五稜化薬 株式会社」への出資について 西日本シティ銀行(頭取 谷川 浩道)は、地域の事業会社等と共同で出資している「QB 第一 号ファンド」 (以下「本ファンド」)において、三件目の投資案件となる「五稜化薬 株式会社(代 表取締役 丸山 健一)」(以下「当社」 )へ出資しましたので、お知らせします。 当社は、独自の研究試薬事業ならびに東京大学大学院薬学系研究科 浦野 泰照 教授の研究成果 を活用した診断薬事業を展開する大学発ベンチャー企業であり、九州大学の教授がアドバイザー を務め、鹿児島大学病院等九州の病院で臨床試験を進めています。 当行は、地域金融機関として、本ファンドを通じて大学発ベンチャー企業の成長を積極的に支 援してまいります。 記 1.対象企業概要 会 社 名 本 社 住 所 代 表 設 五稜化薬 株式会社 北海道札幌市北区北 21 条西 12 丁目 2 北大ビジネス・スプリング 2 階 者 代表取締役 丸山 立 平成 22 年 7 月 16 日 事 業 内 容 資 金 使 途 健一 機能性蛍光プローブ※の販売・受託合成および機能性蛍光プローブを 用いたがん外科手術向けナビゲーションドラッグの開発 臨床試験等の開発資金等 ※機能性蛍光プローブとは、選択的に測定対象のみを捉え、測定対象捕捉後に強い蛍光を発する分子の総称。 2.出資概要 本件は、新たな蛍光ナビゲーションによる外科手術の実用化を目指す当社の下記の点を評価し 出資しました。 (1)将来性 がん患者は国内外で増加傾向にあり、がん外科手術分野においても大きな市場規模が見込 まれる。 (2)高い技術力 世界初の蛍光プローブ設計技術(発明者:東京大学/浦野 泰照 教授)を応用し、蛍光プロ ーブによってがんを可視化し、外科手術においてナビゲーションを行えるドラッグ(ナビゲ ーションドラッグ)の開発(応用特許保有)を行っている。当社が開発を行うナビゲーショ ンドラッグと従来の検査を組み合せることによって、より高い精度でがんの検出が実現可能 となる。 以 1/2 上 参 考 『QB第一号ファンドについて』 1.ファンドの概要 名 設 立 称 QB 第一号投資事業有限責任組合(通称:QB 第一号ファンド) 日 平成 27 年 9 月 フ ァ ン ド 総 額 約 31億円 無限責任組合員 QB パートナーズ有限責任事業組合 (GP:General Partner) (LP:Limited Partner) 株式会社西日本シティ銀行、独立行政法人中小企業基盤整備機構 地域事業会社 他 存 10 年間 有限責任組合員 続 期 間 2.運営会社の概要 名 称 QB キャピタル合同会社 設 立 日 平成 27 年 4 月 所 在 地 福岡市早良区百道浜 2-1-22 SRP センタービル 出 資 者 株式会社西日本シティ銀行 株式会社産学連携機構九州 員 坂本 剛 本藤 孝 代 表 社 他 3.ファンドスキーム図 産学連携機構九州 産学連携機構九州 (九⼤TLO) ( 九⼤TLO) ⻄⽇本シテ ィ銀⾏ フ ァ ン ドマ ネ ー ジャ ー 出資 出資 運営 会社 出資 QB キ QB キャャピピタル タル合同会社 合同会社 Limited ( LimitedLiability LiabilityCompany Company) ) ( フ ァ ン ドマ ネ ー ジャ ー 出資 出資 QBQB パ ーパトナ ー トナ ー ズー有限責任事業組合 ズ 有限責任事業組合 (Limited ( Limited Liability Liability Partnership) Partnership) LP出資 (有限責任組合員:Limited Partner) ⻄⽇本シテ ィ銀⾏ ファンド運営管理 GP出資 (無限責任組合員:General Partner) 中⼩企業基盤整備機構 ⼤⽯産業㈱ ⻄部ガ ス ㈱ 新⽇本製薬㈱ 第⼀交通産業㈱ ⽇本磁⼒選鉱㈱ 福岡地所㈱ ㈱フ ジコ ー ㈱ワ ー ル ドホ ー ル デ ィン グ ス 他 (敬称略、50音順) QB 第⼀号投資事業有限責任組合 QB 第⼀号投資事業有限責任組合 ( QB ( QB第1号フ 第1号ファァン ンド) ド) 投資・成⻑⽀援 ⼤学発ベ ン チ ャ ー ⼤学発ベ ン チ ャ ー 2 ャー3 S P C S P C ( 投資) (ププレレ投資) 本件に関するお問い合わせ先 法人ソリューション部 渡辺・折尾 2/2 TEL092-476-2741
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