2 0 1 6 年 9 月 栃 木 1 4 日 県 三井住友海上火災保険株式会社 栃木県と三井住友海上が「包括連携協定」を締結 ~ 地方創生の実現・県民サービスの向上を目指して ~ 栃木県(知事 福田富一)と三井住友海上火災保険株式会社(取締役社長 原典之)は栃木県の 地方創生の実現及び県民サービスの向上を目指して「包括連携協定」を締結し、9 月 14 日、栃木県 庁において締結式を行いましたのでお知らせいたします。 1.背景 栃木県は、日光国立公園をはじめとする美しい自然、世界遺産「日光の社寺」に代表される 歴史と文化、豊富な温泉や多彩な食などの魅力にあふれています。また産業面においては、広 大な農地や良質で豊かな水を基に農業や畜産業が盛んである一方、大手企業や技術力の高い中 小企業が集積する「ものづくり県」でもあるなど、バランスのとれた産業活動を展開していま す。県では、これらに更なる磨きをかけて国内外に発信し、「人も地域も真に輝く 魅力あふ れる元気な“とちぎ” 」を目指し、とちぎを元気にする各種プロジェクトに取り組んでいます。 三井住友海上は、MS&ADインシュアランス グループの中核事業会社として新たなリスク を認識し、それに対応した商品・サービスの提供を通じて、お客さまに安心と安全を提供し、 地域社会の発展に貢献していきます。また、中堅・中小企業の経営者を対象とした無料会員制 組織である「三井住友海上経営サポートセンター」は、経営に関する各種相談や、研修、個別 支援等を行っており、2013 年には保険業界で初めて経営革新等支援機関に認定されました。 また、アセアン地域においては、総収入保険料規模NO.1の損害保険グループであり、本 年 2 月には英国の大手保険グループアムリン社を買収するなど、海外においても確固たる地位 を築いています。 本協定の締結を契機に、栃木県と三井住友海上は、相互の連携・協働を強化することにより、 地域の諸課題に対応し、地方創生の実現と県民サービスの向上に取り組んで参ります。 2.主な協定内容について (1)地域産業の振興・支援に関すること ◇県が実施する経営支援等セミナーへの協力 ◇県内企業の海外展開支援に関するセミナーへの協力、情報の 収集・提供等 ◇県が実施する 6 次産業化、食品衛生管理等セミナーへの協力 ◇県内企業と県外企業とのビジネスマッチングに関する協力 ◇三井住友海上本社にて「とちまるショップ」と連携したフェアを開催し県産品を販売 ◇三井住友海上本社へ栃木県情報ラックを設置し、情報発信・観光PRを実施 (2)防災・災害及びリスクマネジメントに関すること ◇危機管理体制構築に関するセミナーや研修、実地演習への協力 ◇三井住友海上「スマ保災害時ナビ」を県民の皆様に紹介し災害時の安心安全をサポート (3)防犯・交通事故防止に関すること ◇交通安全活動を推進するために三井住友海上に加え公的機関が保有する事故データから事故 多発地点を分析・特化のうえマップ化し、同マップに栃木県警「事故事件マップ」へのリン ク(QRコード等)を記載し情報提供 ◇事故多発地点のマップ配布に加え「よくある事故の防止策」について情報提供 (4)教育文化の振興に関すること ◇三井住友海上文化財団が、著名な演奏家を派遣し、県及び市町と共同主催で質の高いクラシ ックコンサートを開催(1992 年より県内各地で 14 回の開催実績有) (5)スポーツの振興に関すること ◇県が開催するスポーツイベントへの三井住友海上女子陸上競技部及び女子柔道部による協力 (6)健康の増進に関すること ◇健康長寿とちぎ応援企業として、健康づくりに関するイベント等に係る情報発信の協力 ◇「とちぎ禁煙・分煙推進店」に登録し、受動喫煙防止への取組みを実施 (7)高齢者支援・障害者支援に関すること ◇認知症サポーター養成講座の受講・普及啓発活動への協力 ◇障害者イベントに係る情報発信の協力 (8)環境の保全に関すること ◇「人、地域、企業、団体等の協働推進プロジェクト」への参加 ◇三井住友海上を中核とするMS&ADインシュアランスグル ープはラムサールサポーターズとして渡良瀬遊水地の外来植 物除去運動を関連会社を含めて推進 (9)その他、地方創生の実現・県民サービスの向上に関すること ◇輝くとちぎの人づくり推進基金への協力 ◇自動車税納期内納付率アップに向けた取組への協力 ◇高次脳機能障害者に関する取組みへの協力 ◇その他、栃木県が主催するイベント等の支援(ポスター掲示、情報発信等) 【問合せ先】 栃木県 県民生活部 県民文化課 県民協働推進室 ℡028-623-3422 三井住友海上火災保険株式会社 栃木支店 金融法人課 ℡028-636-7157
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