学生募集要項 - 岡山県立大学

平成29年度
岡山県立大学大学院
デザイン学研究科(修士課程)
学生募集要項
(秋季・冬季募集)
岡山県立大学大学院デザイン学研究科(修士課程)は、デザイン工学専攻、造形デザイン学専攻で
構成されています。
出願に際しては、専攻及び領域の内容を熟読の上、所定の期日までに出願書類を提出してください。
入学者選抜日程等の概要
1
秋季募集
事
2
項
日
程 ・ 該当者 ・ 試験会場等
障害等のある入学
志願者の事前相談
平成28年10月21日(金)まで
出願資格の審査書
類の提出
平成28年10月28日(金)まで
(注) 対象者は、2頁の出願資格2の(1)の⑧、⑨又は⑩に該当する者(一般
入試・特別入試(外国人留学生)共通)
志望する専攻の専攻長及び指導を希望する教員との面談を事前に済ま
せておくこと。
専攻長及び指導希
望教員との面談
平成28年10月28日(金)まで
出
平成28年11月 4 日(金)~平成28年11月10日(木)
願
期
間
試験日:会場
平成28年11月24日(木):岡山県立大学
合 格 者 発 表
平成28年12月 2 日(金)
入
平成28年12月 6 日(火)~平成28年12月 8 日(木)
学
手
続
冬季募集
事
項
日
程 ・ 該当者 ・ 試験会場等
障害等のある入学
志願者の事前相談
平成28年12月14日(水)まで
出願資格の審査書
類の提出
平成28年12月21日(水)まで
(注) 対象者は、2頁の出願資格2の(1)の⑧、⑨又は⑩に該当する者(一般
入試・特別入試(外国人留学生)共通)
志望する専攻の専攻長及び指導を希望する教員との面談を事前に済ま
せておくこと。
専攻長及び指導希
望教員との面談
平成28年12月21日(水)まで
出
平成29年 1 月 4 日(水)~平成29年 1 月10日(火)
願
期
間
試験日:会場
平成29年 1 月25日(水):岡山県立大学
合 格 者 発 表
平成29年 2 月 3 日(金)
入
平成29年 3 月14日(火)~平成29年 3 月15日(水)
学
手
続
目
次
Ⅰ 岡山県立大学大学院デザイン学研究科の入学者受入れの方針
(アドミッション・ポリシー) ―――――――――
Ⅱ
1
岡山県立大学大学院デザイン学研究科(修士課程)学生募集要項
1
募 集 人 員
―――――――――――――――――――――――
2
2
出 願 資 格
―――――――――――――――――――――――
2
3
出 願 手 続
―――――――――――――――――――――――
3
4
試 験 日 等
―――――――――――――――――――――――
7
5 合格者発表
――――――――――――――――――――――― 10
6
入 学 手 続
――――――――――――――――――――――― 10
7
初年度納付金
――――――――――――――――――――――― 11
8
学位記に付記される分野の名称
9 社会人の履修について
10
そ
の
他
――――――――――――――― 12
――――――――――――――――――― 12
―――――――――――――――――――――― 13
Ⅲ 岡山県立大学大学院デザイン学研究科(修士課程)の案内
―――――――
試験会場の配置図と案内図 ――――――――――――――――――――――
14
―
巻末
Ⅰ
岡山県立大学大学院デザイン学研究科の入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
デザイン学研究科は、グローバルな視野と感性を持ち、社会を的確にとらえ時代の変化を洞察するこ
とで、将来予想される問題を優れたデザインの創出により解決し、豊かで新しい便利な生活と文化に寄
与できる人材の育成を目指しています。
したがって、本研究科が求める学生像は次のとおりです。
●
●
●
国際的な視野と感覚を持ち、独自の優れた個性を発揮したデザイン制作に意欲を持つ学生
新しいデザイン領域の開拓やデザイン理論の創出、もの作りに意欲を持つ学生
デザインを通して、人間性を豊かにし、幸せな社会作りに貢献しようとする意識を持つ学生
デザイン工学専攻(修士課程)の入学者受入れの方針
デザイン工学専攻は、地域社会と産業界の要請に応えられる、高度な専門的知識・技能・技術をベー
スにした総合的な思考力を有する高度専門職業人として多様な価値創造が可能なデザイナー及び研究
者の育成を目指しています。
したがって、本専攻が求める学生像は次のとおりです。
●
●
既成概念にとらわれず、個性的で、物事の本質を観ようとする自主性のある学生
豊かな創造力と柔軟な思考力を鍛え、自ら問題を提起し、それぞれの創作を通して、解決策を示
し、社会や人々の生活・文化の向上に貢献したい学生
● 最新技術と伝統との融合による総合的なデザイン力によって、ヒトと空間、ヒトとモノ、ヒトと
コトの関係性の中から新たな価値を創造し、人々の生活を豊かで潤いのあるものにしたい学生
造形デザイン学専攻(修士課程)の入学者受入れの方針
造形デザイン学専攻は、造形デザイン学の理論と技術を修得する教育研究を行い新たな造形デザイン
構築において諸問題を総合的な視点から解決し、社会に貢献することのできる高度専門職業人としての
デザイナー及び研究者を育成することを目指しています。
したがって、本専攻が求める学生像は次のとおりです。
●
造形や構成などの特性を、柔軟な発想と集積した知識によって分析し、さらに独創的な思考力、
表現力などを発揮して、新たな造形デザインの価値創造を目指したい学生
● 情報化社会のなかで、情報を読み解き、またそれらを組み合わせるなどによって新たな課題発見
の可能性を探究し、造形デザインによる社会的価値の創造に結び付けたい学生
● 社会の動向を注意深く観察する力を養いながら、常に問題意識を持って造形デザインが担うべき
役割を追究し、培った力を社会貢献にいかしたい学生
-1−1−
Ⅱ 岡山県立大学大学院デザイン学研究科(修士課程)学生募集要項
1
募集人員
(人)
募集人員
専
2
攻
入学定員
備
秋季募集
冬季募集
デザイン工学専攻
7
5
2
造形デザイン学専攻
9
6
3
計
16
11
5
考
左記の募集人員は、一般入
試、特別入試(外国人留学生)
の合計人数です。
出願資格
(1) 一般入試
次のいずれかに該当する者とします。
① 学校教育法(昭和22年法律第26号)第83条に規定する大学を卒業した者及び平成29
年3月31日までに卒業見込みの者
② 学校教育法第104条第4項の規定により学士の学位を授与された者及び平成29年3月31
日までに授与される見込みの者
③ 外国において、学校教育における16年の課程を修了した者及び平成29年3月31日まで
に修了見込みの者
④ 外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修することにより当該外国
の学校教育における16年の課程を修了した者及び平成29年3月31日までに修了見込みの
者
⑤ 我が国において、外国の大学の課程を有するものとして当該外国の学校教育制度において位
置付けられた教育施設であって、文部科学大臣が別に指定するものの当該課程を修了した者及
び平成29年3月31日までに修了見込みの者
⑥ 専修学校の専門課程で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修
了した者及び平成29年3月31日までに修了見込みの者
⑦ 文部科学大臣の指定した者(昭和28年文部省告示第5号)
⑧ 学校教育法第102条第2項の規定により大学院に入学した者であって、大学院における教
育を受けるにふさわしい学力があると学長が認めたもの
⑨ 個別の入学資格審査により、大学を卒業した者と同等以上の学力があると学長が認めた者で、
平成29年3月31日までに22歳に達するもの
⑩ 平成29年3月31日において大学に3年以上在学した者(これに準ずる者として文部科学
大臣が定める者を含む。)で、所定の単位を優秀な成績で修得したと学長が認めたもの
※ 出願資格⑧、⑨又は⑩により出願を希望する者は、出願に先立ち出願資格の審査を行います。
(6頁の3の(8)参照)
(2) 特別入試(外国人留学生)
次のいずれにも該当する者とします。
① 2の(1)の①~⑩までのいずれかに該当する者
② 日本の国籍を有しない者で、かつ、出入国管理及び難民認定法(昭和26年政令第319号)
に定める「留学」の在留資格を有する者又は入学手続後に「留学」の在留資格を取得できる者
③ N2レベル以上に相当する日本語能力を有することが望ましい。
-2−2−
3
出願手続
(1) 出願方法
(4)の出願書類等を一括して角形2号(縦332mm×横240mm)の封筒に入れ、封筒の表に「デ
ザイン学研究科修士課程入学試験出願書類在中」と朱書して、簡易書留速達扱いの郵送又は直
接持参により提出してください。
なお、出願時に海外に在住する者は、本学から受験票及び合格通知書等を送付するための「日
本国内の連絡先」を設定してください。(日本国内の連絡先がない場合は、この限りではあり
ません。)
(2) 出願期間
① 秋季募集
平成28年11月 4 日(金)から平成28年11月10日(木)まで
②
冬季募集
平成29年 1 月 4 日(水)から平成29年 1 月10日(火)まで
(注)1 秋季募集は、11月11日(金)以降に到着したものは、11月9日(水)までの発信
局消印のある「簡易書留速達郵便」に限り有効とします。
冬季募集は、1月11日(水)以降に到着したものは、1月9日(月)までの発信局消印
のある「簡易書留速達郵便」に限り有効とします。
※ 上記の「発信局消印」とは日本国内の郵便局消印を指しますので、外国から郵送する
場合は、出願期間中に本学に到着するよう所要日数を十分に考慮して発送してください。
2 直接持参の受付時間は、午前9時から午後4時までとします。ただし、最終日の受付終
了時刻は午後5時とします。(土、日、祝日は除きます。)
(3) 出願先
〒719-1197
岡山県総社市窪木111番地
岡山県立大学事務局教学課
(4) 出願書類等
出願に必要な書類等
① 入学志願票
② 卒業(見込)証明書
③ 成績証明書
作
成
方
法
本学所定の用紙(様式1)を使用し、必要事項を漏れなく記入してください。
「志望領域」について、14~16頁の「各領域の概要」を参照の上、志望
する領域名を記入してください。但し、造形デザイン学専攻は、造形デザイン
学領域のみとなります。
「学歴」について、外国の学校教育における16年又は15年の課程を修了し
た者及び修了見込みの者は、小学校入学から記入してください。
出願時に海外に在住する者は、「海外の住所」を現住所(通信先)に、設定
された「日本国内の連絡先」を緊急連絡先に記入してください。
「外国語能力」について、外部評価スコア・資格等(TOEIC・英検など)を取
得している場合は、その内容と取得年月日を記入のうえ、証明書等の写しを添
付してください。
出身大学の学長又は学部長が作成し、厳封したもの。
なお、本学を卒業した者及び卒業見込みの者は提出の必要はありません。
出身大学の学長又は学部長が作成し、厳封したもの。
在学中に単位修得した全ての授業科目の成績が記載されたものを提出してく
ださい。
-3−3−
④ 研究計画書
⑤ 受験写真票
⑥ 受験票
⑦ 住所票
⑧ 作品制作意図
本学所定の用紙(様式2)を使用し、入学志願者本人が記入してください。
なお、「志望領域名」には、入学志願票(様式1)に記入した志望領域名を
記入してください。
本学所定の用紙(様式3及び様式4)を使用し、必要事項を漏れなく記入し
てください。
縦4cm×横3cmの写真(正面上半身無帽、背景なし、カラー、出願前3か月
以内に単身で撮影したもの)の裏面に志望専攻名、氏名を記入し、写真貼付欄
にはがれないよう全面をのり付けしてください。
本学所定の用紙(様式5)を使用し、必要事項を漏れなく記入してください。
出願時に海外に在住する者は、送付先住所は設定された「日本国内の連絡先」
を記入してください。
本学所定の用紙(様式6)を使用し、入学志願者本人が記入してください。
⑨ 検定料納付証明書
(C票)
検定料は30,000円です。本学所定の「検定料納付書」に必要事項を記入
し、金融機関(ゆうちょ銀行及び郵便局を除く。)の窓口で納付してください。
ATMやインターネットバンキング等からは振り込めません。振込手数料は入学
志願者の負担となります。秋季募集は平成28年11月10日(木)午後3時ま
でに、冬季募集は平成29年1月10日(火)午後3時までに本学指定口座に入
金済みになるように振り込んでください。
納付後は、検定料納付証明書(C票)を、金融機関の収納印が押印されている
ことを確認の上、入学志願票(様式1)の裏面の貼付欄にはがれないよう全面を
のり付けしてください。
海外から出願する場合も、可能な限り日本国内の連絡先の者が上記の方法によ
り納付してください。やむを得ず海外から納付する場合は、(注)6により納付し
てください。
東日本大震災及び平成28年(2016年)熊本地震の被災者に対する検定料
全額免除の特例措置があります。詳しくは本学ホームページをご覧ください。
⑩ 受験票送付用封筒
長形3号(縦235mm×横120mm)の封筒に、「受験票在中」と朱書し、郵便番
号、住所、氏名を明記し、362円分の切手(速達料金を含む。)を貼ってく
ださい。
出願時に海外に在住する者は、受取人住所は設定された「日本国内の連絡先」
を記入してください。
⑪ その他
ア 外国人の入学志願者は、市区町村長発行の在留資格及び在留期間を明示した
「住民票の写し」を提出してください。市区町村に住民登録をしていない者は、
パスポートの本人の氏名、生年月日及び性別の部分の写しを提出してくださ
い。
イ 2の出願資格②により出願する者は、次の区分により必要書類を提出してく
ださい。
(ア) 学士の学位を授与された者
・大学改革支援・学位授与機構が発行した学士の学位授与証明書
(イ) 大学改革支援・学位授与機構に学士の学位の授与を申請中の者
・大学改革支援・学位授与機構が発行した学士の学位授与申請受理証明書
(ウ) 学位規則(昭和28年文部省令第9号)第6条第1項の規定により大学改
革支援・学位授与機構が定める要件を満たすものとして認定を受けた専攻科
に在籍する者
・専攻科の修了見込証明書
・当該者が学士の学位授与を申請する予定である旨を証明する当該者の在籍
する短期大学長又は高等専門学校長の証明書
ウ 特別入試(外国人留学生)については、日本語能力を証明することができる
書類を有している場合はその写しを提出してください。
-4−4−
(注) 1 出願に必要な書類等のうち、①及び④~⑨の各書類は、本冊子に綴じ込んであります。
出願書類は黒ボールペンで記入してください。書き間違えた場合は、二重線で消して正しい内
容を横に書いてください。
2 本学所定の用紙中、※印欄には何も記入しないでください。
3 出願に必要な書類のうち、外国語(英語を除く。)で書かれた証明書等には、その日本語
訳を添付してください。
4 外国の大学が発行した証明書の原本の返却を希望する者は、その旨出願書類等を提出する
際に申し出てください。原本を本学でコピーして返却します。
5 検定料の返還
納付された検定料は、次の①から③までの場合を除き返還しません。返還する場合の返還額
は検定料相当額とします。検定料の返還は納付した者からの請求に基づき行いますので、該当
者は平成29年3月22日(水)までに岡山県立大学事務局教学課へ連絡し、必要な手続(検
定料納付証明書が必要です。)をとってください。 ②の場合は岡山県立大学事務局教学課から
該当者に連絡します。
① 検定料を納付したが、出願しなかった場合
② 検定料を納付したが、出願が受理されなかった場合
③ 検定料を誤って二重に納付した場合
6 検定料を日本国外から納付する場合
検定料30,000円を、現地の金融機関から必ず日本円建ての電子扱いで送金してくださ
い。本学所定の「検定料納付書」は使用できません。
日本国内外の金融機関で発生する全ての手数料は依頼人負担になります。送金手続を行う現
地の金融機関に手数料の額を確認し、検定料30,000円が送金先の金融機関の口座に到着
するように手続してください。
送金後、外国送金依頼書の写しを、送金銀行の受領印又はサインがあることを確認の上、他
の出願書類等と一緒に提出してください。入学志願票(様式1)の裏面の貼付欄には貼らない
でください。
送金には時間がかかりますので、早めに手続を行い、秋季募集は日本時間の平成28年11
月10日(木)午後3時までに、冬季募集は日本時間の平成29年1月10日(火)午後3時
までに本学指定口座に到着するようにしてください。
送金種類
電信送金(Electronic Transfer)
支払方法
通知払(Advise and Pay)
支払等手数料
送金目的
メッセージ
依頼人負担(Payer Account)
検定料(Application Fee)
入学志願者氏名(英語)(Applicant’s name(in English))
銀行名
中国銀行(THE CHUGOKU BANK, LTD.)
支店名
総社東支店(SOJA-HIGASHI BRANCH)
銀行住所等
口座番号
口座名義
Swift Code
〒719-1125 岡山県総社市井手971-5
(971-5 Ide, Soja-shi, Okayama Pref. 719-1125, JAPAN)
Tel.+81-866-92-6677
205 -
00
- 1237436
(店番) (口座科目) (口座番号)
公立大学法人岡山県立大学
(Municipal University Corporation Okayama Prefectural University)
CHGKJPJZ
(5) 専攻長及び指導希望教員との面談
デザイン学研究科修士課程の具体的な研究内容等を知っていただくため、秋季募集は平成28
年10月28日(金)までに、冬季募集は平成28年12月21日(水)までに、志望する専攻
-5−5−
の専攻長及び指導を希望する教員へ連絡し、必ず面談を行ってください。また、指導を希望する
教員に出願の承諾を得てから出願してください。
なお、指導を希望する教員は、授業科目のうち特別研究を担当する教員(デザイン工学専攻は
21頁、造形デザイン学専攻は23頁参照)のみとなります。
(6) 障害等のある入学志願者の事前相談
障害等のある入学志願者で、受験上及び修学上の配慮を必要とする場合は、秋季募集は平成28
年10月21日(金)までに、冬季募集は平成28年12月14日(水)までに岡山県立大学事
務局教学課へ連絡し、相談してください。
なお、受験上及び修学上の配慮事項についての決定通知があるまでは出願しないでください。
(7) 出願手続上の注意事項
① 出願に必要な書類等がそろっていない場合は受付できませんので十分確認してください。
② 入学を許可した後であっても、出願書類の記載と相違する事実が発見された場合は、入学を
取り消すことがあります。
③ 出願受付後に出願事項の変更は認めません。ただし、氏名、住所、電話番号に変更があった
場合は、岡山県立大学事務局教学課へ連絡してください。
④ 受験票が、秋季募集は平成28年11月19日(土)までに、冬季募集は平成29年1月21
日(土)までに届かない場合は、岡山県立大学事務局教学課へ連絡してください。
⑤ 受付をした出願書類は返還しません。
⑥ 出願時に海外に在住する者で「日本国内の連絡先」を設定したものの受験票及び合格通知書
等は、当該連絡先に送付します。
(8) 出願資格の審査
2の出願資格⑧、⑨又は⑩により出願を希望する者は、出願に先立ち出願資格の審査を行いま
すので、次の必要書類を秋季募集は平成28年10月28日(金)(必着)までに、冬季募集は
平成28年12月21日(水)(必着)までに岡山県立大学事務局教学課へ提出してください。
資格審査の結果は申請者あて通知します。
なお、書類を提出するに当たっては、事前に志望する専攻の専攻長及び指導を希望する教員と
の面談を済ませておいてください。
必
要 書
類
作
成
方
法
① 出願資格認定申請書
本学所定の用紙を使用し、必要事項を漏れなく記入してください。
② 卒業証明書
出願資格2の(1)の⑨に該当する者
最終出身校が作成し、厳封したもの
ア
③ 成績証明書
出願資格2の(1)の⑧に該当する者
在籍する大学院の研究科長等が作成し、厳封したもの
イ 出願資格2の(1)の⑨に該当する者
最終出身校が作成し、厳封したもの
ウ 出願資格2の(1)の⑩に該当する者
在籍する若しくは在籍した大学の学長又は学部長が作成し、厳封
したもの(修得科目名、単位数及び評語が記載され、成績順位を付
けている大学・学部にあっては、その順位も記載されたもの)
在学中に単位修得した全ての授業科目の成績が記載されたものを提
出してください。
④ 在学証明書
出願資格2の(1)の⑧又は⑩に該当する者(本学在学者は提出不要)
-6−6−
⑤ 履修便覧、学生便覧、
教育課程表等
出願資格2の(1)の⑩に該当する者(本学在学者は提出不要)
在学学科等の卒業に必要な単位数、授業科目の内容、開講科目の講
義内容等が詳細に記載されたもの
⑥ 業績調書
出願資格2の(1)の⑨に該当する者
本学所定の用紙を使用し、短期大学、高等専門学校、専修学校等の
卒業(修了)後における学習、研究、実務経験等を記載すること。
(注)1 「本学所定の用紙」は、本冊子は添付していませんので、別途、岡山県立大学事務局教学課に照
会してください。
2 出願資格が認定された場合の出願書類について、②及び③の書類は省略することができます。
3 出願資格2の(1)の⑩により出願を希望する者は、次の要件を満たす必要があります。
① 2年次までに、共通教育科目(教養科目)の卒業要件単位を修得していること。
② 2年次までに開講された学部教育科目(専門科目)の必修科目の単位を修得していること。
③ 2年次までに修得した卒業要件単位の8割以上が、100点満点評価における80点以上
の評価であること。
④ 3年次までに修得見込みの単位数が、卒業要件単位数から4年次に開講される必修科目の
単位数を除いた単位数以上であること。
なお、入学者選抜試験に合格し、入学手続が完了した後であっても、平成29年4月1日(土)
現在で次のいずれかに該当する場合は、入学を許可しません。
① 3年次までに修得した単位の8割以上が100点満点評価における80点以上の評価を得
られない場合
② 3年次までに修得した単位数が、卒業要件単位数から4年次に開講される必修科目の単位
数を除いた単位数未満である場合
また、出願資格2の(1)の⑩により入学する場合は、大学生としての学籍上の身分は退学とな
り、大学卒業が要件となる各種国家試験の受験資格等がなくなりますので、十分に注意してくだ
さい。
4 試験日等
(1) 試験日
①秋季募集
試験日
平成28年11月24日(木)
②冬季募集
試験日
平成29年 1 月25日(水)
(2) 選抜方法
入学者の選抜は、小論文、作品及びポートフォリオ審査、面接(書類審査を含む。)の結果を
総合して行います。
(3) 試験科目・時間割
時
間
割
10:00~12:00
(120分)
13:30~
試
験
一般
入試
科
目
及
び
内
容
デザインをテーマとする小論文
(日本語による記述回答)
小論文
特別
入試
面
○辞書使用可(電子辞書可。ただし、その他
の機能を持つ電子辞書は除く。)
接(一般・特別)
-7−7−
(4) 作品及びポートフォリオについて
ポートフォリオは、試験当日の9時15分から9時40分の間に提出してください。提出場所
は受験票の送付と同時に通知いたします。
デザイン工学専攻
(領域共通)
「自作1点もしくは連作一式」(作品制作意図に記入した作品)及び「自
作3点以上を収録したポートフォリオ」
造形デザイン学専攻
「自作1点もしくは連作一式」(作品制作意図に記入した作品)及び「自
作3点以上を収録したポートフォリオ」
作品は
○持ち込み可能な大きさ
○動画はDVDビデオ(DVD)若しくはフラッシュビデオ(データC
D又はDVD)
○Web等はインターネットエクスプローラーで閲覧可能なもの(デー
タCD又はDVD)
(5) 配点
専
攻
デザイン工学専攻
造形デザイン学専攻
(注)
入試区分
小論文
作品及び
ポートフォリオ
一般入試
100
100
100
300
特別入試
50
100
150
300
一般入試
100
100
100
300
特別入試
50
100
150
300
面
接
配点合計
書類審査は面接評価に含まれます。
(6) 試験会場
〒719-1197
岡山県総社市窪木111番地
岡山県立大学 デザイン学部棟
(7) 受験上の注意事項
① 受験者は、次の集合時刻までに指定された試験室(面接にあっては面接控室)に入室し、着
席してください。試験室及び面接控室は、試験当日、試験会場の掲示により指定します。
なお、ポートフォリオの提出場所及び時間は、4-(4)を参照してください。
試験科目
小論文
面
接
集合時刻
試験開始時刻
9時45分
10時00分
13時15分
13時30分
②
小論文及び面接の開始後は、30分以内の遅刻に限り受験を認めます。ただし、試験時間は
延長しません。
③ 試験開始後は、終了するまで試験室から退室できません。
④ 小論文、作品及びポートフォリオ、面接のいずれか一つでも受験又は提出しない者は、入学
者選抜の対象から除きます。
⑤ 受験票のほかに小論文の時間中に机の上に置けるものは、黒鉛筆(シャープペンシル可)、
消しゴム、鉛筆削り(電動式を除く。)、時計(時計表示機能のみで、秒針音のしないもの)、
眼鏡、ハンカチ、ティッシュペーパー(袋又は箱から中身だけ取り出したもの)、目薬、辞書
です。電子辞書の場合は通信やネット接続など辞書機能以外の機能を持たないものに限ります。
-8−8−
これ以外のものを置いている場合は、解答を一時中断させて、試験終了まで預かることがあり
ます。
また、携帯電話、スマートフォン等の電子機器類(辞書機能のみの電子辞書を除く。)は使
用できません。
⑥ 携帯電話、スマートフォン等の電子機器類は、試験室(面接にあっては面接控室)に入る前に
必ずアラームの設定を解除し電源を切っておいてください。
⑦ 受験票は、試験実施時に、指示に従って試験監督者に明示できるよう机の上に置いてくださ
い。当日に受験票を忘れた者は、速やかに試験実施本部で仮受験票の交付又は指示を受けてく
ださい。
受験票は入学手続の際に必要となりますので、試験後も大切に保管してください。
⑧ 試験監督者が受験写真票と受験者の顔の確認を行います。「マスク」や「帽子」を着用して
いる場合、本人確認のため、一時的に外すよう試験監督者が指示することがあります。
⑨ 試験室(面接にあっては面接控室)における受験者間の物品の貸借は一切認めません。
⑩ 面接控室では、待機中の読書(電子書籍を除く。)や水分補給を認めますが、待機中に本や
水筒等をかばん等から取り出すときは、必ず試験監督者の許可を受けてください。
⑪ 不正行為を行った場合は、その場で受験の中止と退室を指示され、それ以後の受験はできな
くなります。また、全ての試験成績が無効となります。
なお、次のことをすると不正行為となります。
・
・
・
・
・
・
・
入学志願票、受験票・受験写真票、解答用紙へ故意に虚偽の記入をすること。
カンニングをすること。
他の受験者に答えを教えたり、カンニングの手助けをしたりすること。
試験時間中に、問題冊子を試験室から持ち出すこと。
解答用紙を試験室から持ち出すこと。
「解答始め。」の指示の前に、問題冊子を開いたり解答を始めたりすること。
試験時間中に、携帯電話、スマートフォン等の電子機器類(辞書機能のみの電子辞書を除く。
)
を使用すること。
・ 「解答やめ。」の指示に従わず、解答を続けること。
上記以外にも、次のことをすると不正行為となることがあります。指示等に従わず、不正行為
と認定された場合の取扱いは、上記と同様です。
・
試験時間中に、携帯電話、スマートフォン等の電子機器類(辞書機能のみの電子辞書を除く。
)
をかばん等にしまわず、身に付けていたり手に持っていたりすること。
・ 試験時間中に携帯電話や時計等の音(着信・アラーム・振動音など)を長時間鳴らすなど、試
験の進行に影響を与えること。
・ 試験に関することについて、自身や他の受験者を利するような虚偽の申出をすること。
・ 試験会場において他の受験者の迷惑となる行為をすること。
・ 試験会場において試験監督者等の指示に従わないこと。
・ その他、試験の公平性を損なうおそれのある行為をすること。
⑫ 昼食を持参してください。学生会館内の食堂で食事もできます。
⑬ 所定の日程による試験実施が困難となるような不測の事態(自然災害等)が発生し、入学志願
者への緊急連絡が必要となった場合は、本学ホームページ(アドレスは裏表紙参照)でお知らせ
します。
⑭ その他連絡の必要が生じた場合は、受験票送付の際に併せて通知します。
-9−9−
5
合格者発表
(1) 発表日時
①秋季募集
平成28年12月 2 日(金)午前10時
②冬季募集
平成29年 2 月 3 日(金)午前10時
(2) 発表方法
岡山県立大学本部棟西出入口前に合格者の受験番号を掲示するとともに、岡山県立大学のホー
ムページ(アドレスは裏表紙参照)に合格者の受験番号を掲載します。
また、合格者には合格通知書を発送します。
電報、電話、郵便、電子メール等による問い合わせには応じません。
6
入学手続
(1) 入学手続方法
(4)の入学手続に要する書類等を一括し、簡易書留速達扱いの郵送又は直接持参により提出して
ください。
(2) 入学手続期間
①秋季募集
平成28年12月 6 日(火)から平成28年12月 8 日(木)まで(必着)
②冬季募集
平成29年 3 月14日(火)から平成29年 3 月15日(水)まで(必着)
(注)
直接持参の受付時間は、午前9時から午後4時までとします。ただし、最終日の受付終了
時刻は午後5時とします。
(3) 入学手続先
〒719-1197
岡山県総社市窪木111番地
岡山県立大学事務局教学課
- 10 − 10 −
(4) 入学手続に要する書類等
入学手続に要する書類等
作
成
方
法
① 受験票
② 宣誓書
本学所定の用紙を使用し、必要事項を記入の上、必ず押印して
ください。
③ 住民票記載事項証明
書(証明願)
7の(1)の①の「岡山県内の者」に該当する者のみ必要です。
本学所定の用紙(市区町村の様式ではありません。)を使用し、
居住地の市区町村の関係窓口へ提出して証明を受けてください。
④ 入学料
7の(1)の額の入学料を納付する必要があります。納付方法につ
いては合格通知書発送の際にお知らせします。
⑤ 写真1枚
(学生証作成用)
縦4cm×横3cmの写真(正面上半身無帽、背景なし、カラー)
の裏面に専攻名、氏名を記入してください。
⑥ 卒業証明書等
次の出願資格のいずれかに該当する者で、卒業等の見込みで受験
したもの(本学出身者は不要)
・出願資格①~⑥ 卒業(修了)証明書又は学位授与証明書
・出願資格⑩
成績証明書
(注) 1「本学所定の用紙」は、合格通知書発送の際、同封します。
(注) 2 ⑥に示す卒業証明書等は、入学資格(2の出願資格に示す項目①~⑥及び⑩)の判定資
料です。該当者は平成29年3月31日(金)までに必ず提出してください。
(5) 入学手続上の注意事項
① 入学手続は、所定の期日までに完了してください。期間内に手続を完了しなかった者は、入
学を辞退したものとして取り扱います。
② 入学手続に要する書類及び入学料納付証明書の全てがそろっていないもの並びに入学手続期
間を過ぎて到着したものは受付できません。
③ 受付をした入学手続書類は返還しません。
④ 東日本大震災及び平成28年(2016年)熊本地震等の被災者に対する入学料の減免制度があ
ります。詳しくは本学ホームページをご覧ください。
⑤ 平成29年4月1日(土)現在で入学資格を欠く場合は、入学を許可しません。
7 初年度納付金
(1) 入学料
入学手続の際には、次の額の入学料を納付する必要があります。納付方法については、合格通
知書発送の際にお知らせします。
① 岡山県内の者
188,000円
② 上記以外の者
282,000円
(注) 1 「岡山県内の者」は、次のいずれかに該当する者をいいます。
① 平成28年4月1日から引き続き岡山県内に住所を有している者
② 平成28年4月1日から配偶者又は1親等の親族が引き続き岡山県内に住所を有し
ている者
2 「岡山県内の者」とは、居住地の市区町村長の証明を受けた「住民票記載事項証明書」
により判断します。
なお、(注)1の②に該当する者及び平成28年4月2日以降に県内で移動した者は、
追加で提出していただく書類がありますので、岡山県立大学事務局教学課へお問い合わせく
- 11 − 11 −
ださい。
3 入学料の改定があった場合は、改定後の入学料が適用されます。
4 納付された入学料は、次の①から③までの場合を除き返還しません。返還する場合の返
還額は納付された入学料相当額とします。入学料の返還は納付した者からの請求に基づき行
いますので、該当者は平成29年3月22日(水)までに岡山県立大学事務局教学課へ連絡
し、必要な手続(入学料納付証明書が必要です。)をとってください。②の場合は岡山県立
大学事務局教学課から該当者に連絡します。
① 入学料を納付したが、入学手続をしなかった場合
② 入学料を納付したが、入学手続が完了しなかった場合
③ 入学料の額を誤って納付した場合
(2) 授業料
① 金
額
(年額)535,800円
② 納付方法
入学後、前期、後期の2回に分けて納付していただきます。
③ 納付時期
前期 5月末 後期 10月末
(注) 授業料は、原則として口座振替により納付していただくことになりますので、入学時に必
要な手続きをお願いします。納付された授業料は返還しません。
なお、授業料の改定があった場合は、改定後の授業料が適用されます。
(3) 後援会費
① 金
額
②
納付方法
(4) 同窓会費
① 金
額
②
(注)
納付方法
44,000円(入会金20,000円、会費(2年分)24,000円)
(注) 本学を卒業した者(見込みを含む。)は、入会金を納付する必要はありま
せん。
入学手続時に、金融機関から納付してください。ただし、入学を辞退した場合は
返還します。
10,000円(入会金)
(注) 本学を卒業した者(見込みを含む。)は、同窓会費を納付する必要はあり
ません。
入学手続時に、金融機関から納付してください。ただし、入学を辞退した場合は
返還します。
後援会費、同窓会費の納付書は、合格決定後発送します。
8
学位記に付記される分野の名称
岡山県立大学大学院デザイン学研究科修士課程を修了した者は、修士の学位が授与されます。そ
の際、学位記に付記される分野の名称は、「デザイン学」です。
9
社会人の履修について
大学院設置基準(昭和49年文部省令第28号)第15条に基づき、職業を有している等の事情に
よる修学の困難さに対して標準修業年限を超えて一定の期間にわたり計画的に教育課程の履修を認
める「長期履修学生制度」を設けています。
長期履修学生となるためには、長期履修の許可申請を行い、大学から許可を受ける必要がありま
す。長期履修学生として許可を受けた場合は、長期履修期間の延長、長期履修の取消・中止、授業料
の減免・徴収猶予の申請ができなくなりますので、事前に担当指導教員に相談し、所見を得た上で許
可申請を行うことになります。
- 12 − 12 −
10 その他
(1) 奨学金及び授業料の減免等については、入学後相談に応じます。入学料及び授業料の減免につい
ては、東日本大震災及び平成28年(2016年)熊本地震等の被災者も対象となることがあります
ので、入学後に岡山県立大学事務局教学課学生支援班にお問い合わせください。
(2) 本学が入学者選抜等において取得する個人情報は、岡山県個人情報保護条例(平成14年岡山
県条例第3号)に準じて取り扱うとともに、次の業務で利用します。
① 出願に当たって知り得た個人情報は、入学者選抜(出願処理、選抜実施)、合格者発表及び
入学手続に関する業務を行うために利用します。また、入学者選抜で用いた試験成績等の個人
情報は、選抜方法の検討や大学教育の改善のための調査・研究に関する業務を行うために利用
します。ただし、調査・研究結果の発表に際しては、個人が特定できないように処理します。
② 本学の入学手続を完了した者の個人情報は、入学後における教務関係(学籍、修学指導等)
、
学生支援関係(健康管理、授業料免除、奨学金申請、就職支援等)及び授業料等の徴収に関す
る業務を行うために利用します。
③ 本学合格者の個人情報は、本学の関係団体である同窓会及び後援会から本学合格者に連絡を
行うために利用します。
④ 上記のうち一部の業務を本学から業者に委託することがあります。業務委託に当たり、当該
業者に対して、委託した業務を遂行するために必要となる限度で、知り得た個人情報の全部又
は一部を提供します。
(3) 募集要項の郵送を希望する者は、請求する封筒に必ず「デザイン学研究科学生募集要項請求」と
朱書し、返信用封筒〔「角型2号」(縦332㎜×横240㎜)の封筒に郵便番号、住所、氏名を明記し、
180円分の切手(速達郵便を希望する場合は485円分の切手)を貼ること。〕を同封の上、申
し込んでください。
なお、返信用封筒のない場合又は切手不足の場合は送付できません。
申込先:〒719-1197
岡山県総社市窪木111番地
岡山県立大学事務局教学課
- 13 − 13 −
Ⅲ
岡山県立大学大学院デザイン学研究科(修士課程)の案内
専攻・領域の構成と授業科目
デ ザ イ ン 学 研 究 科
デザイン工学専攻
科 目
造形デザイン学専攻
科 目
製品・情報デザイン学領域
造形デザイン学領域
プロダクトデザイン学特論Ⅰ
プロダクトデザイン学特論Ⅱ
インダストリアルデザイン学特論Ⅰ
インダストリアルデザイン学特論Ⅱ
情報デザイン学特論Ⅰ
情報デザイン学特論Ⅱ
情報デザイン学特論Ⅲ
プロダクトデザイン学演習
情報デザイン学演習
製品・情報デザイン学ゼミナール
ビジュアルデザイン学特論
エディトリアルデザイン学特論
メディアデザイン学特論
コミュニケーションデザイン学特論
セラミックデザイン学特論
セラミック造形学特論
テキスタイルデザイン学特論
テキスタイル造形学特論
ビジュアルデザイン学演習
エディトリアルデザイン学演習
メディアデザイン学演習
コミュニケーションデザイン学演習
セラミックデザイン学演習
セラミック造形学演習
テキスタイルデザイン学演習
テキスタイル造形学演習
フォトデザイン演習
プリンティング造形演習
デジタルコンテンツデザイン演習
生活デザイン演習
産業陶磁演習
インスタレーション演習
造形デザイン学総合プロジェクト
造形デザイン学特別演習
造形デザイン学特別研究
建築・都市デザイン学領域
空間計画学特論Ⅰ
空間計画学特論Ⅱ
空間意匠学特論
構造デザイン学特論
建築デザイン学演習Ⅰ
建築デザイン学演習Ⅱ
建築設計プラクシス
建築・都市デザイン学ゼミナール
デザイン工学総合演習Ⅰ
デザイン工学総合演習Ⅱ
デザイン工学特別演習
デザイン工学特別研究
専 攻 共 通 科 目
美学特論
デザイン文化特論
美学特論演習
美術デザイン批評特論
文学と美術
学術論文作法Ⅰ
モード特論
ビジネスマネジメント学特論
学術論文作法Ⅱ
- 14 − 14 −
デザイン工学専攻の概要
専攻の教育・研究
デザイン工学専攻では、学部でのプロダクトデザインコース、建築デザインコース、情報デザイン
コース(平成25年度より、製品・情報デザイン領域と建築・都市デザイン領域に改編)を基礎にして、
各コースに対応する次の2修士領域を設け、更に造形デザイン学専攻との共通科目を設けています。各
領域は、互いに連携しながら専門領域の深化を図るとともに、近年の技術革新並びにデザインニーズの
高度化と多様化に対応したデザイン理論の深化とデザイン手法の革新を図り、高度な専門的知識、能力、
技術を備え、総合的視野を持った高度専門職業人としてのデザイナー及び研究者を養成するための教
育・研究を行います。
[製品・情報デザイン学領域]
学部のプロダクトデザインコース並びに情報デザインコースの教育と接続する課程を準備していま
す。具体的には、従来の経済性、機能性に加え、地球環境保全、成長と転変の著しい情報化や社会の成
熟化への対応等の新たな社会的課題に対応できる実践的なデザイン手法や方法論について学びます。そ
のため、最新の技術革新や情報化関連知識と、生活者、市場性、生産現場などを見据えた経済・産業分
野への理解力に基づき、グローバルかつローカルな視座に立った高度専門職業人としてのデザイナー及
び研究者の養成に必要な教育・研究を行います。
[建築・都市デザイン学領域]
人間の行動、生活に必要な室内空間から地域・都市空間までの広い住環境空間を対象としています。
21世紀における重要な考え方として、地球環境における環境負荷低減を目指した持続可能な都市・建
築、また超高齢社会におけるユニバーサルデザインに対応した住環境空間の創造などが挙げられます。
そのため、学部での構造・法規・施工といった実務理論の延長的な内容だけでなく、他学領域との学際
的な融合と創造を目指して、質の高い魅力ある建築・都市、住環境空間を提案できる高度専門職業人と
してのデザイナー及び研究者の養成に必要な建築デザイン領域の教育・研究を行います。
[専攻共通科目]
各デザイン領域との関連を念頭に置き、美学・美術史系を中心に研究手法そのものも対象としつつ、
教育・研究を行い、本質的に人間が持っている美意識の顕在化を目指すことにより、現代における造形
文化を全体的かつ根本的に考察し、解明するための視座の獲得を図ります。美学領域では、美と芸術と
感性を主題にする美学理論に基づき、特に装飾・服飾・意匠等を芸術境界領域として重んじ、デザイ
ナーとして幅広い視野と構想力を身につけるための教育・研究を行います。
- 15 − 15 −
造形デザイン学専攻の概要
専攻の教育・研究
造形デザイン学専攻は、学部学科教育で学んだビジュアルデザイン領域や造形デザインデザイン領域
における研究を基盤として、視覚伝達、生活空間、空間演出など人間との関わりにおけるデザイン環境
の在り方をより深く探求するために、さらに高度な専門知識・技術力を修得し、新たな造形デザイン構
築のための課題発見能力や課題解決能力を育み、総合的な視点から価値創造を生み出す人材を育成しま
す。また、デザイン工学専攻との共通科目群を置き、造形デザインの共通基盤となる美学を初めとする
理論や思考における教育を通して、それぞれの専門的研究の深化を図ります。
[造形デザイン学領域]
印刷メディアを主体とした造形構成・編集、デジタルメディアを主体としたコンテンツ形成、生活空
間を構成演出するアイテム制作、現代を意識した造形表現を基盤として、デザインの可能性や造形への
挑戦を目指します。そして、グラフィック、Web、動画、セラミック、テキスタイル、木材などの分野
や材料を融合的に扱いながら、社会に求められるデザインとして専門的かつ総合的な研究に取り組みま
す。
[専攻共通科目]
美学・美術史系を中心に研究手法そのものも対象としつつ、教育・研究を行い、本質的に人間が持っ
ている美意識の顕在化を目指すことにより、現代における造形文化を全体的かつ根本的に考察し、解明
するための視座の獲得を図ります。美学領域では、美と芸術と感性を主題にする美学理論に基づき、特
に装飾・服飾・意匠等を芸術境界領域として重んじ、デザイナーとして幅広い視野と構想力を身につけるた
めの教育・研究を行います。
- 16 − 16 −
デザイン学研究科の専任教員と主な研究課題
1 デザイン工学専攻
領域
職名
教
授
(平成29年4月1日予定)
氏 名
森下 眞行
専門分野
主な研究課題
プロダクトデザイン
(1)ユニバーサルデザイン、エコロジーデザインなど社会
領域分野のデザイン及びマネジメントの研究
教
授
小野 英志
グラフィックデザイン
(1)タイポグラフィ
(2)エディトリアルデザイン
製品・情報デザイン学領域
教
授
金丸 敏彦
プロダクトデザイン
(1)産業陶磁器デザイン及び産地活性化の研究
教
授
村木 克爾
プロダクトデザイン
(1)製品化の為のプロダクトデザイン及びデザインマネジ
メントの研究
准教授
三原 鉄平
プロダクトデザイン
(1)地域産業におけるプロダクトデザインの研究
准教授
益岡 了
インタフェースデザイン
(1)WEBを用いた認知工学実験
(2)インタフェースデザイン評価
講
助
師
教
尾崎 洋
上田 篤嗣
インタラクションデザ
(1)地図サービスを用いたWeb開発(インタラクション)
イン
(2)グラフィックデザイン
グラフィックデザイン
(1)ピクトグラムなどのコミュニケーションデザインに関
する研究(インタラクション)
(2)ユニバーサルデザインに関する研究
助
教
林 秀紀
プロダクトデザイン
(1)カラー・マテリアル(CMF)デザイン
(2)デザインマネジメント
教
授
岩本 弘光
建築
(1)建築空間と架構に関する研究
環境デザイン
(2)スリランカ人建築家ジェフリー・バクの建築に関する
研究
建築・都市デザイン学領域
教
授
准教授
福濱 嘉宏
津田 勢太
建築
(1)地域固有の建築構法に関する研究
構法デザイン
(2)日本・近世の建築構法に関する研究
建築
(1)可動体によるモバイル構造に関する研究
構造デザイン
(2)最適設計を用いたシェル・空間構造の形態デザインに
関する研究
准教授
西川 博美
建築
(1)建築設計
都市デザイン
(2)台湾老街の成立に関する研究
(3)アジア都市史に関する研究
講
師
朴 貞淑
(1)日本と韓国における住環境
住環境
高齢者の福祉住環境計画 (2)高齢者の住環境及びユニバーサルデザイン
ユニバーサルデザイン
(3)福祉のまちづくり
- 17 − 17 −
2 造形デザイン学専攻
領域
職名
教
教
授
授
氏 名
山下 明美
助川 たかね
(平成29年4月1日予定)
専門分野
主な研究課題
色彩学、
(1)デザインにおける隠す/顕すについての考察
グラフィックデザイン
(2)色彩デザインと迷彩に関する応用研究
アーバン・インフラスト (1)創造性を核とした都市計画・デザイン戦略
ラクチャとデザイン:
(2)クリエイティブ産業を中心とする経営戦略
メディア・都市
教
授
嘉数 彰彦
映像デザイン
(1)インフォメーションテクノロジーとコミュニケーシ
ョンに関する映像コンテンツの研究
造
(2)映像表現に関する研究
形
教
授
野宮 謙吾
グラフィックデザイン
(1)シンボルマーク・ロゴタイプを中心としたグラフィッ
クシンボル及びVIの研究
デ
(2)書体のイメージに関する研究
ザ
准教授
関﨑 哲
洋画、版画
(1)絵画・版画を主体とするビジュアル表現の研究と制作
イ
(2)造形・美術鑑賞教育に関する研究
ン
准教授
北山 由紀雄
写真デザイン
(1)写真作品の展示方法に関する研究
学
(2)展示効果の研究、写真技法の歴史とその表現に於ける活用
領
に関する研究
(3)写真による抽象表現
域
准教授
西田 麻希子
グラフィックデザイン
(1)グラフィックデザインにおけるユーモア表現の研究
准教授
齋藤 美絵子
映像デザイン
(1)ICTを活用した防災情報提供の研究
(2)映像コンテンツと視聴環境の関係に関する研究
講
師
山下 万吉
映像デザイン
(1)デジタルメディアによる双方向性に関する研究
(2)Web表現と情報のデザイン
助
教
石 王美
アプリ、ウェブデザイン、(1)高齢者のためのデジタルデバイス
インタフェースデザイン
インタフェース研究
(2)ユーザー参加を求めるアプリデザイン提案
- 18 − 18 −
領域
職名
教
授
氏 名
難波 久美子
専門分野
主な研究課題
テキスタイルデザイン
(1)伝統的技法を中心としたテキスタイルデザイン及び
染織文化研究
教
授
吉原 直彦
グラフィックデザイン
(1)視覚構成と身体との関係の研究
造 形 デ ザ イ ン 学 領 域
(2)ブランディング・デザインの研究
教
授
久保田 厚子
(1)日本洋食器史の研究
陶磁器デザイン
(2)陶磁器デザインの研究
准教授
准教授
中西 俊介
真世土 マウ
グラフィックデザイン
(1)デザインによる地域活性化事例研究
メディアデザイン
(2)学習教材におけるマンガの活用法の研究
陶磁器デザイン
(1)中南米の土器
(2)陶磁器デザイン
准教授
准教授
南川 茂樹
島田 清徳
クラフトデザイン
(1)木材を中心としたクラフトデザインの研究
家具デザイン
(2)間伐材の需要拡大のための家具デザインの研究
テキスタイルデザイン
(1)異領域とのコラボレーションによる空間演出
(2)テキスタイルの領域におけるアートとデザイン
講
師
作元 朋子
セラミックデザイン
(1)陶磁器の造形及びセラミックデザインの研究
3 専攻共通科目
領域
職名
教
授
(平成29年4月1日予定)
氏 名
柴田 奈美
専門分野
近・現代俳句
主な研究課題
(1)正岡子規を中心とした近・現代俳句研究
(2)俳句と絵画の関係
(3)俳句創作
専 攻 共 通
教
授
樋笠 勝士
美学芸術学
(1)美の哲学、バウムガルテン形而上学研究
哲学
(2)西洋古代中世哲学
(3)九鬼美学、記号論
准教授
講
師
等
(1)英語教育における効果的な情報技術(IT)の利用につ
アンソニー・
ブルネリ
英語教育
風早 由佳
英語教育
(1)アメリカ詩における声の機能
アメリカ文学
(2)英米児童文学の詩と挿絵の関係
いて
情報技術教育
(3)早期英語教育
- 19 − 19 −
平成29年4月1日予定
(デザイン工学専攻)
講義内容と担当教員
科目区分
授業科目の名称
(担当教員名)
プロダクトデザイン学特論Ⅰ
(森下眞行教授)
プロダクトデザイン学特論Ⅱ
(南川茂樹准教授)
インダストリアルデザイン学特論Ⅰ
(三原鉄平准教授)
インダストリアルデザイン学特論Ⅱ
製
品
・
情
報
デ
ザ
イ
ン
学
領
域
科
目
(村木克爾教授)
プロダクトデザイン学演習
(柳田宏治講師*)
情報デザイン学特論Ⅰ
(小野英志教授)
情報デザイン学特論Ⅱ
(益岡了准教授)
情報デザイン学特論Ⅲ
(尾崎洋講師)
情報デザイン学演習
(高橋賢一講師*)
講義等の内容
少子高齢化社会においては、健常者から高齢者・障がい者を対象としたユニバーサルな視
点での使いやすさのデザインが必要であるとされてきた。今日では、使いやすさのデザイ
ンは家庭用品、家電製品・情報機器全般まで広がり、自動車や建築のみならず景観・街づ
くりへも進展してきた。本演習では、人間中心、人間工学(エルゴノミクス)に基づく設
計思想や技術に視点をあて、使いやすさのデザイン開発のための方法論とその検証手法
(ユーザービリティテスト)を習得する。
市場に溢れる様々な製品は、どのようなユーザーのどのようなニーズによって製品化され
たかを、具体的な製品を対象として考察する。その製品をユーザーサイドに立って検証
し、使いやすさ、環境配慮等について論じる。また、その視点から得られた所見を基に、
新たな製品の在り方を考察し、提案を導く。
デザイン学とは各種表現技術を基礎とした実学である一方、複合的・学際的な学問領域で
あり、その体系化には多くの課題を残している。製品デザインに関する既往の研究を概観
し、製品デザインにおける研究課題とその限界を理解するとともに、自身の研究を体系的
に位置づける手法を習得する。
インダストリアルデザインの歴史を通してハイテク、情報化が製品デザインにどのように
反映したかを説明する。
さらに、市場動向と企業文化に対するデザインの社会的貢献について講義する。
プロダクトデザインでは、既存の製品が抱える問題点や顕在化しているユーザーのニーズ
を扱う問題解決型のデザインアプローチに加えて、ユーザーの求める本質的要求に基づい
て真に人々や社会に受容される製品を提案し、暮らしや社会を先導するビジョン提案型の
デザインアプローチが求められる。本演習では、演習課題を通して、人間中心設計の観点
からユーザーの求める本質的要求を具体的な製品やサービスのデザインにまで繋ぐビジョ
ン提案型デザインアプローチの考え方と手法を学習し、実践できることを目標とする。
Edward R.tufteの論考を参照しつつ、特に紙(ないし静止画像)ベースでの情報の形象
化、すなわち情報を整理し、分かりやすく伝え、かつ共有するためのデザインの在り方に
ついて考察する。
ユーザインタフェースデザインの社会的受容は、Donald A. Normanの著書「The
Psychology Of Everyday Things(1988)」から始まったと考えられる。その出版のデザ
インに与えた影響やユーザインタフェースデザインの変遷を採り上げ、そのデザイン開発
や技術的手法、人の感覚的な関連などを検証する。
インタラクションデザインの変遷と実例を採り上げ、その技術的手法と実例を検証し、情
報デザインの理解を深める。
情報デザイン、ユーザインタフェースデザイン、エクスペリエンスデザインの考え方を学
習し、体験的な課程解決の手法の習得を目指す。
製品・情報デザイン学ゼミナール
(小野英志教授、森下眞行教授、
金丸敏彦教授、村木克爾教授、
アンソニー・ブルネリ准教授、
益岡了准教授、三原鉄平准教授、
尾崎洋講師、上田篤嗣助教、
林秀紀助教、中原嘉之助手)
各教員の専門分野における今日的課題をとりあげ、研究活動の紹介・文献講読・調査・見
学・討議を通じて、製品・情報デザイン学領域における視野を広めつつ、自己設定課題の
解決を試みる。
- 20 − 20 −
科目区分
授業科目の名称
(担当教員名)
空間計画学特論Ⅰ
(岩本弘光教授)
空間計画学特論Ⅱ
(西川博美准教授
生田国男講師*)
空間意匠学特論
建
築
・
都
市
デ
ザ
イ
ン
学
領
域
科
目
(福濱嘉宏教授)
構造デザイン学特論
(津田勢太准教授)
建築デザイン学演習Ⅰ
(西川博美准教授、朴貞淑講師)
建築デザイン学演習Ⅱ
(陶器二三雄講師*)
講義等の内容
今世紀のグローバルなテーマである地球環境問題は、建築や地域・都市が直接に原因して
おりこれに責任を負っている。本講義では、地球環境とサスティナビリティー(持続可能
性)について概説し、建築や地域・都市が果たすべき役割、問題意識、研究成果を総覧し
た上で、サスティナブル建築の基本的な設計手法を調査、分析した後、設計演習にて実践
力を滋養する。
都市における具体的な建築を対象に、歴史的観点から空間構造を考察し、現在の都市・地
域における空間の在り方を考える。そのために必要な建築物の実測方法、調査方法、分析
方法なども修得する。
建築設計に求められる文化・社会・環境・歴史地域等の条件に対して、独創性と先進性を
持つデザインで応えることを可能にするべく、深い思考能力を研鑽し体得する。
建築家と構造家の協働によるデザイン手法を題材として、建築のフォルムと構造および材
料の関係についての基本理論を学ぶとともに、数値シミュレーションを用いた実践的デザ
イン手法を学ぶ。
具体的な建築空間、地域空間の計画を課題として、分析、シミュレーションおよび考察を
行い、図面、模型やCGなど成果物を作成する。
課題1(朴担当)は、市街地活性化のための建築空間の提案。
課題2(西川担当)は、都市空間・地域空間の計画を考案する。
現代建築の空間表現を考察し、空間の発想から三次元化、プレゼンテーションまで、一貫
した設計論及び空間構成を構築する方法・技法を習得する。
建築設計プラクシス
本科目は、一級建築士受験資格の実務経歴に関わるインターンシップとしての中核科目で
ある。履修者は、建築設計事務所、建築施工会社等に出向き、一級建築士の指導の下、
(岩本弘光教授、福濱嘉宏教授、
1)計画の検討、2)設計図書の作成や技術計算、3)工事監理の段階において、建築設
津田勢太准教授、西川博美准教授、 計・工事監理の補助業務を行う。インターンシップの期間中に可能であれば、これらの全
朴貞淑講師)
ての段階を経験する。
建築・都市デザイン学ゼミナール
建築・都市デザイン学領域の各専任教員が専門とする四分野において、空間に関する今日
的問題を取り上げ、文献輪読、調査、見学、討論を通して考察・分析を行い、建築デザイ
(岩本弘光教授、福濱嘉宏教授、
ンとしての解決策を考究する。
津田勢太准教授、西川博美准教授、
スペースデザインの研究手法を習得する。
朴貞淑講師、未定)
デザイン工学総合演習Ⅰ
(小野英志教授、村木克爾教授、
益岡了准教授、福濱嘉宏教授、
津田勢太准教授、三原鉄平准教授、
製品・情報デザイン領域ならび建築・都市デザイン領域のより詳細な専門分野における研
アンソニー・ブルネリ准教授)
究成果を示し、それぞれの分野における基礎的な知識、技術、研究課題、研究方法等の概
説を行う。また、必要に応じて、特別にテーマを定め、輪講、演習、実習を行う。
デザイン工学総合演習Ⅱ
領
域
共
通
科
目
(小野英志教授、森下眞行教授、
岩本弘光教授、西川博美准教授、
朴貞淑講師、金丸敏彦教授、
尾崎洋講師、未定)
デザイン工学特別演習
(小野英志教授、森下眞行教授、
金丸敏彦教授、岩本弘光教授、
福濱嘉宏教授、村木克爾教授、
アンソニー・ブルネリ准教授、
益岡了准教授、津田勢太准教授、
西川博美准教授、
三原鉄平准教授、尾崎洋講師、
上田篤嗣助教、中原嘉之助手)
特別研究の指導教員の助言のもとに、特別研究のテーマに関する担当教員を定め、担当教
員の研究室において行われる研究に参加して、文献講読、調査、討論を行う。また、必要
に応じて、研究テーマに関して、輪講、演習、実習を行う。研究指導は、専攻に所属する
指導教員と副指導教員が行うが、テーマによっては他分野の専任教員も協力する場合もあ
る。
デザイン工学特別研究
(小野英志教授、森下眞行教授、
金丸敏彦教授、岩本弘光教授、
福濱嘉宏教授、村木克爾教授、
益岡了准教授、津田勢太准教授)
学生の希望と指導教員の助言により設定された研究テーマについて研究遂行能力を涵養
し、研究テーマに沿った「修士論文及び修士作品」、あるいは研究科委員会で承認を受け
た「特定の課題における成果物」の作成指導を行う。研究指導は、専攻に所属する指導教
員と副指導教員が行うが、テーマによっては他分野の専任教員も協力することもある。
(注)担当教員中*印は非常勤講師
※ 専攻共通科目は、P24参照
- 21 − 21 −
平成29年4月1日予定
(造形デザイン学専攻)
講義内容と担当教員
科目区分
授業科目の名称
(担当教員名)
ビジュアルデザイン学特論
(吉原直彦教授)
エディトリアルデザイン学特論
(山下明美教授)
メディアデザイン学特論
(嘉数彰彦教授)
コミュニケーションデザイン学特論
(野宮謙吾教授)
セラミックデザイン学特論
(真世土マウ准教授)
セラミック造形学特論
造
形
デ
ザ
イ
ン
学
領
域
科
目
(久保田厚子教授)
テキスタイルデザイン学特論
(難波久美子教授)
テキスタイル造形学特論
(島田清徳准教授)
ビジュアルデザイン学演習
(吉原直彦教授、西田麻希子准教授)
エディトリアルデザイン学演習
(中西俊介准教授)
メディアデザイン学演習
(齋藤美絵子准教授、石王美助教)
コミュニケーションデザイン学演習
(西田麻希子准教授)
セラミックデザイン学演習
(真世土マウ准教授)
セラミック造形学演習
(久保田厚子教授)
講義等の内容
ビジュアルデザインにおける要素間の関係とその修辞的オペレーションに関する体系的思
考を縦糸に、ゲシュタルトやボディ・シェーマといった慣習的知覚を横糸に、現代文化の
形成に影響を与えているビジュアルデザインのあり方を解説する。講義では学術書講読の
ほか、修辞技法とチェックリスト法の関連に基づくデザインプロセス分析を行い、これを
独自のデザインリソースによる創案制作に活かす。
グラフィックメディアの歴史を情報デザインやコミュニケーションの視点で概観するとと
もに、新しいエディトリアルデザインの可能性とデザインとの関係について事例を通して
考察する。
多様なデザイン領域に対して横断的にデザインがどう成立するかを問う。メディアデザイ
ンをコンテンツ表現、メディアテクノロジー、メディアマネジメントの3つのアプローチ
から捉え、デザインにおけるデザイン力について学ぶ。講義ではプロジェクトにおけるメ
ディア戦略の事例紹介を経て、調査・分析により問題発見、解決能力を磨き、企画・提案
力およびプロジェクト推進能力を身につけるための基本的な理解をはかる。
グラフィックデザインの領域を軸に、視覚によるコミュニケーションの技能、形態、種類
について概説する。前半は「視覚シンボルとコミュニケーション」、後半は「グラフィッ
クメディアとコミュニケーション」を主題に具体例をもとに考察する。
古代中南米には二つの文化圏が形成されていた。メキシコ中央部からコスタリカにかけて
の「メソアメリカ文化圏」、そしてペルー・ボリビアに栄えた「中央アンデス文化圏」で
ある。本特論では、それぞれの文化の流れを象徴する個性的な土器の制作プロセスと制作
意図について講義する。
近代の国産洋食器の研究者は少なく、先行研究がほとんどない状況である。しかし陶磁器
デザイナーには、洋食器文化の理解が必須である。近代日本の洋食器についてモダンデザ
インをキーワードに、今まで実際に調査した製陶所について講義する。
テキスタイルデザインを文化的、歴史的な観点から分析し、文化・社会への役割や影響を
中心に考察を進め、現代におけるテキスタイルデザインやその将来及び役割について講義
していく。
テキスタイルの領域において、純粋なアートとしての表現と社会的に意味を持つ造形作品
のそれぞれの観点から、相違と共通さらに可能性について調査研究すると同時に、自らの
論の構築を目指す。
消費者本位の考え方を基本とするブランディングの概念理解に立って、ブランド戦略およ
び企画について、調査研究をへてこれをビジュアルデザインと結びつける術を演習するこ
とにより、論理的側面と感性的側面を兼ね備えたブランド構築に臨むことのできる基礎力
をつける。
エディトリアルデザインとはページを伴った印刷物の編集及びデザインのことである。し
かし近年のデザインは多様性=メディアミックスが増加する傾向にあるため、デザイナー
が制作する対象物も印刷物に限定できない側面を持つ。この授業ではエディトリアルとい
う言葉を広義に捉えて、デザインの「編集」という概念を中心に置き、より実践的で現代
指向性のある制作を行う。
今日の社会に求められるデジタルメディアについて調査・分析を行い、デジタルコンテン
ツの制作および活用に必要な表現と技術を習得する。
ビジュアルコミュニケーションデザインの重要な要素としてグラフィックシンボル及びタ
イプフェイスに焦点を当て、その機能と役割について理解を深めるとともに課題制作を通
して感覚と技能を高める。グラフィックシンボルの造形性を主題とするが、サイン、ダイ
ヤグラム、マップ、VI等展開・応用デザインについても関連的に扱っていく。
本演習では各自研究テーマ・コンセプトを元に、素材の可能性を今一度検証してゆく。中
型作品を制作し、プロセスへの理解を深め焼成技術を高める。陶と他素材との関係を探
る。
セラミック造形学特論では様々な洋食器を手に取って学んだ。本演習ではその中から注目
した製品を研究対象として選択する。選択した製品の製陶所について、材質と成形技法、
デザイン、使用状況や時代背景について考察する。演習の前半で資料の技法や形態等の基
礎実験を行う。後半ではその結果を受けて自身の作品制作に応用展開する。成績評価は試
験を行っている。
- 22 − 22 −
科目区分
授業科目の名称
(担当教員名)
テキスタイルデザイン学演習
(難波久美子教授)
テキスタイル造形学演習
(島田清徳准教授)
フォトデザイン演習
(北山由紀雄准教授)
プリンティング造形演習
(関﨑哲准教授)
デジタルコンテンツデザイン演習
(山下万吉講師、石王美助教)
生活デザイン演習
造
形
デ
ザ
イ
ン
学
領
域
科
目
(南川茂樹准教授)
産業陶磁演習
(作元朋子講師)
インスタレーション演習
(三橋遵講師*)
造形デザイン学総合プロジェクト
(助川たかね教授)
講義等の内容
現代社会におけるキーワードを基に、調査・討論・ブレインストーミング手法を用いなが
ら、テキスタイルデザインコンセプトを構築させることで、多角的複合的視野でテキスタ
イルデザインを提案する能力を育成する。
近年、技法・素材・表現手法などが多様化するテキスタイルの領域の中で、特にミニア
チュール作品としてのテキスタイル造形について調査研究するとともに、他素材との関係
や調和を、技法や設置方法も含めて検証分析し、独創性に富む作品提案力を涵養する。
写真を用いての具体的な表現活動を前提とし、必要となる思考と感性を陶冶すべく、写真
感材及びデジタル画像の特性について理解し、その特性を活かすデザイン感覚、表現手法
の柔軟な活用について演習する。そこでは、スタジオワークを中心とした撮影技術の習
得、暗室作業による感材処理、更にはデジタル写真を用いた画像処理及び出力等に関する
知識を経験的に修得する。その成果として、課題テーマに基づく写真作品の制作を実施す
る。
様々な版的表現を理解するとともに、今日における版的表現の意味について考察する。作
品制作では、プリンティングの手法を用いた上で、表現意図とそれを表現するための造形
物との関係について検証し、作品の展示方法やデザイン物への展開方法など、各自の研究
テーマを踏まえたプレゼンテーションの方法を試みる。
今日至る所で、様々な配信方法を用いて情報やコンテンツが提供されている。本授業で
は、社会空間・公共空間での映像を中心とした「サイトスペシフィック」な表現について
調査した上で、デジタルメディアと社会との関わりに着目しつつ、映像等の制作を進め
る。その中で、自己表現の実現とその社会的意義について考察する。
デザインは、生活を豊かにするためには欠かせない。そしてそこには、必ず人とモノとの
関係性が存在する。大量生産、大量消費の時代を経ていま、本当の意味での暮らしの質を
問う必要がある。現代のライフスタイルに活かされる生活工芸を中心に、プロダクト製品
とは違った少数手工業で作られたものを分析し、その成り立ちをはじめ、人とモノとの関
係、作り手と使い手との関係を、さらに広め手までを含めたしくみなどを考察していく。
窯業地の現状を調査し、その独自の魅力や取り組むべき課題について考察した上で、商品
化を目指した陶磁器製品の開発を行う。陶磁器の反復生産技術の特性を生かした制作を行
い、産地メーカーへの提案までを行う。
素材・技法をとおして造形表現の実践的展開を展覧会という場で検証する。毎回、ミー
ティングを重ね、それぞれの進度の確認および、意見交換を行い、展覧会実現のプロセス
を踏みながら、素材・技法の研究と展覧会空間での表現の可能性を考察する。
本演習科目では、デザイン分野を研究対象もしくは職業として目指す者に必要なプロジェ
クト遂行(マネジメント)能力の修得を目標とする。研究者にとっては研究課題が、実務
者・表現者にとっては、自分の作品や企画が「商品」であり、その価値が評価され購入さ
れるもしくは実施されることでプロジェクトが完遂されたと言える。そのために、デザイ
ンの開発プロセスで解決すべき課題を発見し、実現性の高い提案を構築することを最終目
的とする。取り組む課題については、各人の興味を考慮し、対象を選定する。
造形デザイン学特別演習
(難波久美子教授、嘉数彰彦教授、
吉原直彦教授、樋笠勝士教授、
久保田厚子教授、山下明美教授、
柴田奈美教授、助川たかね教授、
野宮謙吾教授、関﨑哲准教授、
南川茂樹准教授、
北山由紀雄准教授、
中西俊介准教授、島田清徳准教授、
真世土マウ准教授、
西田麻希子准教授、
齋藤美絵子准教授、山下万吉講師、
作元朋子講師、風早由佳講師、
石王美助教)
造形デザイン学特別研究の研究経過、及び担当教員による指導に基づき、修士研究に必要
とされるテーマ展開、情報収集、調査、分析、実験等について修士論文・修士作品への結
実を念頭に置き主体的に取り組む。
造形デザイン学特別研究
(難波久美子教授、嘉数彰彦教授、
吉原直彦教授、山下明美教授、
助川たかね教授、久保田厚子教授、
野宮謙吾教授、関﨑哲准教授、
南川茂樹准教授、
北山由紀雄准教授、
島田清徳准教授)
造形デザイン学総合プロジェクト及び造形デザイン学特別演習の研究経過、ならびに担当
教員による指導に基づき、修士論文・作品制作に必要とされるテーマ展開、情報収集、調
査、分析、実験について主体的に取り組み、修士論文・修士作品の完成に導く。研究成果
は、研究科修了研究中間発表会および最終発表会にて発表する。
- 23 − 23 −
授業科目の名称
(担当教員名)
科目区分
美学特論
(樋笠勝士教授)
講義等の内容
本講義では、美学の全体像と特殊論を学ぶ。美学は「美・芸術・感性」を主題とする。講
義の前半では各主題の一般的な講義とそれに関するディスカッションを行う。参加者には
各分野に対して多角的な問題提起をしてもらい、全員で議論したい。後半では、特殊論と
して、デザインの領域で、どのようにして各主題が関わっているかを皆で考察し議論した
い。
美術デザイン批評特論
未定
(未定)
モード特論
(川野佐江子講師*)
デザイン文化特論
(小林昌廣講師*)
専
攻
共
通
科
目
文学と美術
(柴田奈美教授)
ビジネスマネジメント学特論
(助川たかね教授)
美学特論演習
(加藤哲弘講師*)
学術論文作法Ⅰ
(風早由佳講師)
学術論文作法Ⅱ
(アンソニー・ブルネリ准教授)
本講義の前半では、なぜ衣服を着るかという基本的な問いからはじめて近代消費社会のな
かでいかにしてモード現象が発生したかを論ずる。後半では代表的なデザイナーの足跡を
たどることで20世紀のモードがいかなる問題軸を中心に展開されてきたか、そしてこれ
からのモードがどのような方向へ向かうのか、を検討する。
デザインはひと(身体)・もの(アートワーク)・こと(文化)の三者をつなぐ計画であ
る。これらは各時代における地域間の文化的影響関係によってレイアウトされる。本講義
ではジャポニスム化への批評を嚆矢に、過去に作品や論という形で表象されたデザイン像
に対する議論を紹介する。また現代のデザインを考える上で、今日主流となりつつある身
体文化論の議論などにより、三者をつなぐものの見方を共有する。
平安時代から明治時代までの日本絵画と文学の交流のあり方を、主に「写生」という視点
から考察する。代表的な作品を鑑賞していくので、デザイナーとしての教養を高めるとと
もに、各自の研究にも役立ててほしい。
近年、創造性(creativity)をビジネスの重要な要素と位置づけ経営戦略の柱とする考え
方は、その成功事例が増えるにつれて洗練度を増している。その範囲は、メディアやエン
タテインメント、プロダクトデザインやファッションなどの業界にとどまらず、各種サー
ビス業や都市開発、公共政策などにまで及んでいる。本授業科目では、エンタテインメン
ト業界を題材に創造性を核とする実際の事例を通して、戦略論の基礎を修得するととも
に、その理論をビジネスに応用できるようになることを目指す。
「価値の多様化」という表現はこれまでも言われてきた。しかし今ほどそれが妥当する時
代はない。美学という、芸術作品を含む美的対象を扱う学問はそうした時代にどのように
対応するのか。西洋の伝統的思考の潮流をおさえるとともに、生命と身体、情報とテクノ
ロジー、自然環境、ジェンダーとエスニシティ、映像メディアなどのキーワードを手がか
りに、価値多様化の時代の美学の可能性を提示したい。また、授業の具体性を高めるため
に、美術館などでの実地研修も計画している。
研究成果を発表する方法として、学術論文の執筆は重要である。大学院生として必要な論
文執筆のための基礎的な知識を養い、学術論文が執筆できるよう支援する。また、論文執
筆の基盤となる文章力を向上させるために、実際に文章を書く練習を重ね、各々の研究分
野における学術論文を作成するための素地を養うことを目的とする。
This class will help students develop writing skills needed for success in
academic writing. This course will offer knowledge and practice in academic
writing, focusing on abstract writing. At the end of this course, students will
be able to write a clear and precise thesis abstract in English.
(注)担当教員中*印は非常勤講師
- 24 − 24 −
出
願
書
(注)
類
等
様式中※印欄には何も記入しないでください。
(ここから切り離して提出してください)
岡山県立大学
→岡山駅方面
休憩室
JR桃太郎線
←総社駅方面
情報工学部
教育研究棟
西門
教育研究棟
デザイン学部棟
試験会場、試験実施本部
学部共通棟(西)
学部共通
棟(東)
(受付)
正門
合格発表場所
東門
岡山総社インターチェンジ
出願・入学手続会場
守衛所
正門
総社バイパス
東門
県立大学入口交差点
→岡山市街地
T
総社バイパス
岡山総社
インター
方面チェンジ
県立大学入口交差点
←総社市街地 方面
R180
←総社市街地 方面
岡山市街地 方面→
R180
JR津山線
桃太郎線
線
郎
太
桃
駅
岡山
ももたろう
はっとり
桃太郎線 ・ 服部駅
倉敷市街から約 12km (国道 429号経由)
出願・受験・その他に関するお問い合わせ先
岡山県立大学事務局教学課
〒719-1197
岡山県総社市窪木111番地
℡ 0866-94-9163(直通)
0866-94-2111(代表)
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