応募要項(PDF:327KB)

平成28年度
泡盛黒麹菌類の独自性に関する調査研究委託事業
(沖縄振興特別推進交付金)
企画提案応募要項
平成28年9月
沖縄県工業技術センター
平成28年度泡盛黒麹菌類の独自性に関する調査研究委託事業応募要項
「泡盛黒麹菌類の独自性に関する調査研究委託事業」応募要項
沖縄県では「沖縄振興特別推進交付金」を活用した平成28年度「泡盛黒麹菌類の独自性に
関する調査研究委託事業」を公募により実施します。受託を希望される方は、次の要項に従
って企画提案書等を提出してください。
1 .業務概要
(1)委託事業名
泡盛黒麹菌類の独自性に関する調査研究委託事業
(2)事業の目的
泡盛製造の技術は琉球王国時代に交易のあった近隣諸国からもたらされたものとされ
ている。一方、泡盛製造に必要不可欠な黒麹菌については沖縄独自のものと言われており、
琉球の名称を冠する学名(Aspergillus luchuensis)がつけられているが、その独自性に関
する科学的な検証は未だ無い。Aspergillus 類は沖縄以外の周辺国にも存在しており、さら
に近年は黒麹菌を用いた九州産焼酎の台頭もあることから、琉球泡盛における黒麹菌の独
自性を検証することは、琉球泡盛の県外や海外でのプロモーションおよび需要拡大にとっ
て重要であると考えられる。
また、「琉球料理及び黒麹菌による琉球泡盛文化圏の世界無形遺産登録推進委員会」に
て、世界遺産登録に向けた活動の一環として、泡盛黒麹菌の源流に関する科学的論証が必要
であるとの意見が出されており、泡盛を無形遺産として保護をするためにどのような手段
が必要かを検討するための資料としても求められている。
以上のことを踏まえ、本事業は泡盛黒麹菌の独自性について分子生物学的手段による検証
を行い、泡盛産業への寄与を図ることを目的とする。
(3)委託業務の期間
契約締結の日から平成29年3月10日(金)まで
(4)予算額(平成28年度)
6,161,000円以内 (消費税含む)
2. 委託業務の内容
別添の業務委託仕様書を参照のこと。
3. 応募資格
次に掲げる要件を全て満たす者であること。
(1)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第1項の規定に該当しない者で
あること。
1
平成28年度泡盛黒麹菌類の独自性に関する調査研究委託事業応募要項
(注)地方自治法施行令第167条の4第1項
普通地方公共団体は、特別の理由がある場合を除くほか、一般競争入札に当該入札に係る契約を締結する
能力を有しない者及び破産者で復権を得ない者を参加させることができない。
(2)暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第2号に規定する暴力
団をいう。以下同じ。)又は暴力団員(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律
第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)に該当する者でないこと及び暴力団
又は暴力団員と密接な関係を有する者でないこと。
(3)本事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、かつ、資金等について十分な管
理能力を有していること。
(4)県内に主たる事業所を有すること。
(5)本募集要項及び業務委託仕様書に記載された趣旨を全て理解する者であること。
(6)本事業の趣旨に沿った課題等を解決する能力を有すること。
(7)当該分野の研究に関する計画策定、調査研究業務の経験を有すること。
(8)今回の委託業務を実施するため、選任の担当者を割り当て、充分な遂行体制がとれるこ
と。
(9)本事業の実施に必要な設備等を有すること。
(10)
過去5年間に、国・地方公共団体等からの製造業振興等に関する事業の受託実績を有す
ること。
(11)1 提案者につき、提案は1件であること。
4.応募方法など
(1)応募書類等の提出
応募書類等の提出は、次により持参又は郵送により行うこと。なお、郵送の場合は到着
確認が可能な手段をとるものとし、提出期限内に到着すること。
ア 提出期限 平成28年9月30日(金) 午後3時(厳守)
イ 提出場所
「11 問い合わせ先」のとおり
なお、応募予定者は、9月28日(水)までに電子メール等にて応募の予定があることを
連絡してください。(※9月28日以降でも、応募予定がある場合はできるだけ連絡をする
ようお願いいたします。)
(2)応募に係る質問
本募集要項及び業務委託仕様書等に関して質問がある場合には、質問書【様式9】を電
子メールもしくはFAXにより提出することとし、送付後速やかに担当まで電話連絡によ
り受信の確認を行うこと。
(3)質問に対する回答は、受付後5日内を目処に当センターのホームページへ掲載する。
5.提出書類及び必要部数等
(1)提出書類
ア 応募申請書……………………………【様式1】
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イ 調査研究内容等説明書………………【様式2】
書き方は任意。ただし以下の項目は必ず盛り込むこと。
① 本事業内容と方法に関する考え方
② 事業目的の達成に必要と考えている手法・技術
③ 事業実施に要する機器設備について所有の有無
④ 提案者が本事業を実施するに当たっての優位性、実績等
ウ 本事業に携わる研究者………………【様式3】
エ 積算書…………………………………【様式4】
オ 事業計画および執行体制……………【様式5】
実施する項目について、スケジュールを記入する。
本様式以外の様式での作成も可とする。その場合は、【様式5】と明記のこと。
カ
実績書…………………………………【様式6】
キ
類似計画等状況説明書………………【様式7】
ク
誓約書…………………………………【様式8】
ケ
定款又は寄附行為(法人格を有しない場合は、運営規約に相当するもの)
コ
直近2事業年度の決算報告書(貸借対照表、損益計算書等)又はこれに類する書類
サ
法人の場合は、直近2年間の法人事業税について滞納がないことを証明する書類。
個人事業種の場合は、直近2年間の個人事業税について滞納がないことを証明する書
類。
(2) 提出部数 8部(ただし、ア、エ及びクについては正本に1部添付し、残部に複写を添付
すること。また、ケからサについては、1部提出すること。)
6.委託事業者の選定
(1)審査方法
第一次審査としての3の応募資格等を満たしているかの書面審査を行った後、第二次
審査(プレゼンテーション審査)として沖縄県に設置する企画提案選定委員会において
評価を行い、入選者を選定する(選定数1)。
(2)評価基準
第二次審査においては、以下の評価基準に基づいて、総合的な評価を行う。
ア 業務に関する専門的知見及び実績
イ 提案内容(課題分析の妥当性、実施提案内容の有効性)
ウ 業務の実施体制(実施体制の適切性、効率性)
エ 積算内容(積算の適切性、効率性)
(3)第二次審査(プレゼンテーション審査)
ア 日時および場所:一次審査後、対象者に連絡する。
イ 内容:提出書類に基づき説明を行うこと。
(4)結果の通知
審査結果は県より電子メールで通知し、追って書面にて通知する。
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7.契約
(1)契約の締結
選定された申請者と委託業務の内容及び額を協議した上で、地方自治法施行令第167
条の2項第1項第2号の規定に基づき随意契約を締結する。なお、本委託契約については、
原則として第一位入選者とするが、委託に関して必要な協議が合意に至らない場合は、
次順位以降の者を繰り上げて、協議のうえ契約する。
(2)契約の方法
受託者から提出される報告書を基に、受託者が業務の実施に要した経費等から支払
うべき額を確定する「精算」の方法をとる。
(3)契約金額
契約金額については、委託先候補者から見積書を徴収し、予定価格の範囲内において
決定する。なお、提出された経費見積書と同額とならない場合がある。
(4)契約条項
委託先候補者との協議事項とする。
(5)契約締結の際は、契約保証金として契約額の100分の10以上の額を、契約締結前に納付
する必要がある。ただし、沖縄県財務規則第101条第2項の各号の何れかに相当する場合
は、契約保証金の全部又は一部の納付を免除することができる。
(※)契約保証金について(抜粋)
第 101 条 地方自治法施行令第 167 条の 16 第1項の規定による契約保証金の率は、
契約金額の 100 分の 10 以上とする。
2 前項の契約保証金は、次の各号のいずれかに該当すると認められるときは、そ
の全部又は一部の納付を免除することができる。
(1)契約の相手が保険会社との間に県を被保険者とする履行保証保険契約を締結
したとき。
(2)契約の相手方から委託を受けた保険会社、銀行、農林中央金庫その他予算決算
及び会計令(昭和 22 年勅令第 165 号)第 100 条の3第2号の規定により財務
大臣が指定する金融機関と工事履行保証契約を締結したとき。
(3)地方自治法施行令第 167 条の5及び地方自治法施行令第 167 条の 11 に規定す
る資格を有する者と契約を締結する場合において、その者が過去2箇年間に国
(独立行政法人、公社及び公団を含む。)又は地方公共団体と種類及び規模を
ほぼ同じくする契約を数回以上にわたって締結し、これらをすべて誠実に履行
し、かつ、契約を履行しないこととなるおそれがないと認められるとき。
8.経費の計上
(1) 経費の区分
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本事業の対象とする経費は、事業の遂行に直接必要な経費及び事業成果のとりまとめに必
要な経費であり、具体的には以下の通りである。
経費項目
Ⅰ.人件費
内容
事業に直接従事する者の直接作業時間に対する人件費
Ⅱ.事業費
旅費
事業を行うために必要な国内出張に係る経費
賃借料
事業を行うために必要な機械器具等のリース・レンタルに要する経費
事業を行うために必要な物品であって、備品費に属さないもの
消耗品費
(ただし当該事業のみで使用されることが確認できるもの)の
購入に要する経費
受託者が直接実施することができないもの又は適当でないも
外注費
のについて、他の事業者に外注するために必要な経費(請負契
約)
印刷製本費
事業成果報告書等の印刷製本に関する経費
補助職員人件費
事業を実施するために必要な補助員(アルバイト等)に係る経費
事業を行うために必要な経費のうち、当該事業のために使用さ
れることが特定・確認できるものであって、他のいずれの区分
にも属さないもの
その他諸経費
(例)
-通信運搬費(郵便料、運送代、通信・電話料等)
-光熱水料(電気、水道、ガス、たとえば大規模な研究施設等に
ついて、専用のメーターの検針により当該事業に使用した料金
が算出できる場合)
Ⅲ.再委託費
県との取り決めにおいて、受注者が当該事業の一部を他者に行
わせる(委任又は準委任する)ために必要な経費
委託事業を行うために必要な経費であって、当該事業に要した
経費としての抽出、特定が困難なものについて、委託契約締結
Ⅳ.一般管理費
時の条件に基づいて一定割合の支払いを認められた間接経費
((Ⅰ.人件費+Ⅱ.事業費)の 10%以内を上限とする。小数点
以下切り捨て)
再委託費と外注費の合計は、原則として総経費の1/2を超えないようにすること。1/2を
超える場合は企画提案書に理由書を添付すること。
(2) 直接経費として計上できない経費
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ア 建物等施設に関する経費
イ 事業内容に照らして当然備えているべき機器・備品等(机・椅子、書棚等の什器類、
事務機器など)
ウ 事業実施中に発生した事故・災害の処理のための経費
エ その他事業に関係の無い経費
9.その他留意事項
(1) 書類提出に当たって使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨とする。
(2)提案書類の作成、プレゼンテーション及びヒアリングの出席に要する費用は応募者の
負担とし、提出書類等は返却しない。
(3) 提出された書類、審査内容、審査経過については公表しない。
10.スケジュール<予定>
(1)公募開始 平成28年9月21日(水)
(2)質問締め切り 平成28年9月28日(月)午後5時
(3)企画提案書提出締め切り平成28年9月30日(金)
(4)選定委員会 平成28年10月第2週(予定)
(5)委託先決定 平成28年10月第2週(予定)
(6)契約締結 平成28年10月第2週(予定)
※(4)で応募者に対するヒアリング゙(応募者による企画書プレゼンテーション含む)
を実施予定
11.問い合わせ先
〒904-2234 沖縄県うるま市字州崎12-2
沖縄県工業技術センター(担当:比嘉、前泊)
電 話:098-929-0111 FAX:098-929-0115
電子メールアドレス:[email protected]
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