岡山県児童健全育成補助金交付要綱(H26改正後)

岡山県児童健全育成補助金交付要綱(H26改正後)
(趣旨)
第1条
知事 は 、 地 域 組 織 活 動 の 育成 を 図 り 、 も っ て 子 ども の 福 祉 を 向上 さ せる た め、 予 算
の 範 囲 内に お い て 補 助 金 を 交 付 する こ と と し 、 そ の 交 付に 関 し て は 、岡 山 県補 助 金等 交 付
規 則 ( 昭 和 41年 岡 山 県 規 則 第 56号 。 以 下 「 規 則 」 と い う 。) 及 び こ の 要 綱 の 定 め る と こ ろ
による。
(補助対象事業)
第2条
この補助金は、次に掲げる地域組織活動育成事業を交付の対象とする。
①
事業の目的
児 童の 健 全な 育 成を 図 るた め 、母 親な ど地域 住民 の積 極的参 加に よる 地域組 織活 動
の促進を図るものである。
②
実施主体
本事業の実施主体は、市町村とする。
③
実施要件
ア
組織及び運営
地域組織活動の組織及び運営は、次により行うものであること。
(ア) 地 域組 織は、 母親 の連 帯組 織など 児童健 全育成に寄 与する自主 的な団体( 母親
クラブ、子育てサークル等)とし、一組織の会員は、概ね30人以上とすること。
(イ) 地域組織には、会員の互選により会長、副会長、委員等の役員を置くとともに、
その運営は会員の協議により行うものとすること。
(ウ) 地 域組 織の活 動は 、児 童厚 生施設 やその 他の公共施 設と有機的 な連携をも つも
のとすること。
(エ) 地域組織は、政治上又は宗教上の組織に属さないものとすること。
(オ) 地域組織は、その収入及び支出の状況を常に明確にしておくこと。
イ
活動
地域組織は、地域における児童福祉の向上を図るため次の活動を行うこと。
(ア) 親子及び世代間の交流、文化活動
「家庭の日 」を設けた り「こども の日」や「敬老の日」などを利用し、親子や
お年 寄りと の交流を 図るため、 野外での交 流活動を企 画実行した り、読書会 、映
画会 、人形 劇サーク ル、地域文 化の伝承サ ークル、料 理教室など の文化活動 を行
う。
(イ) 児童養育に関する研修活動
児童の発達 上の特徴や 留意点、家 庭でのしつけ、安全養育、地域での児童健全
育成の向上に関する研修会などを開催する。
(ウ) 児童の事故防止等活動
地域の実情 に応じ、遊 び場の遊具 の点検、特に幼児の遊び場の巡回、交通安全
活動、非行防止活動、犯罪の被害から守るための活動等の奉仕活動を行う。
(エ) その他、児童福祉の向上に寄与する活動
なお 、地 域組織 等の 活動に際し ては、地域 組織等の年 間活動計画 を策定し、 地域
の理 解と 協力を 得る よう 広報等 に努 める ほか 、必要 に応 じて 関係行 政機関等と 緊密
な連携を図ること。
④
対象費用
地域組織活動育成事業として市町村が助成する事業に要する費用
(交付額の算定)
第3条
補助 額 は 、 別 表 第 1 欄 の 区分 に つ い て 別 表 第 2 欄に 定 め る 補 助基 準 額と 、 別表 第 3
欄 に 掲 げる 対 象 経 費 の 実 支 出 額 から 寄 付 金 そ の 他 の 収 入額 を 控 除 し た額 の 合計 を 比較 し て
少 な い 方の 額 に 、 別 表 第 4 欄 に 定め る 補 助 率 を 乗 じ て 得た 額 と す る 。た だ し、 算 出さ れ た
額に1,000円未満の端数が生じた場合は、これを切り捨てるものとする。
(交付額の下限)
第4条
第2 条 各 号 に 掲 げ る 事 業 につ い て は 、 前 条 の 規 定に よ り 算 定 され た 補助 金 の額 の 合
計が10万円に満たない場合には、交付の決定を行わないものとする。
(交付申請)
第5条
補助 金 の 交 付 を 受 け よ う とす る 者 は 、 補 助 金 交 付申 請 書 ( 様 式第 1 号) に 次に 掲 げ
る 書 類 を添 え て 、 知 事 が 別 に 定 める 日 ま で に 正 副 2 部 を知 事 に 提 出 しな け れば な らな い 。
(1) 事業費所要額総括表(別表1)
(2) 事業費所要額内訳表(別表2)
(3) 事業計画書(別表3)
(4) 歳入歳出予算書(見込書)抄本
(申請の取下げ期限)
第6条
補助 金 の 交 付 の 申 請 を し た者 は 、 規 則 第 8 条 第 1項 の 規 定 に より 、 補助 金 の決 定 を
受けた日から起算して20日以内に申請の取下げをすることができる。
(変更時の承認申請)
第7条
補 助 金 の 交 付 の 決 定 を 受 け た 者 ( 以 下 「 補 助 事 業 者 」 と い う 。) は 、 規 則 第 10条 の
規 定 に より 、 経 費 の 配 分 を 変 更 する と き は 、 補 助 金 変 更交 付 申 請 書 (様 式 第2 号 )を 、 補
助 事 業 等の 内 容 そ の 他 申 請 に 係 る事 項 の 変 更 又 は 補 助 事業 の 中 止 若 しく は 廃止 の 承認 を 受
け よ う とす る と き は 、 変 更 ( 廃 止又 は 中 止 ) 承 認 申 請 書( 様 式 第 3 号) を 知事 に 提出 し な
ければならない。
2
各事業ごとの100分の10未満の補助額の減は、規則第10条ただし書に規定する知事が別に
定める軽易な変更とする。
(指示申請書)
第8条
補助 事 業 者 は 、 規 則 第 12条 第 2 項 の規 定 に よ り 知事 の 指示 を 求め る 場合 は 、指 示 申
請書(様式第4号)正副2部を知事に提出しなければならない。
(実績報告)
第9条
補助 事 業 者 は 、 補 助 事 業 が完 了 し た と き ( 補 助 事業 の 廃 止 の 承認 を 受け た とき を 含
む 。) は 、 補 助 事 業 実 績 報 告 書 ( 様 式 第 5 号 ) に 次 に 掲 げ る 書 類 を 添 え て 、 補 助 事 業 の 完
了 の 日 から 起 算 し て 14日 を 経 過 す る 日 と 補助 金 の交 付 決定 を 受け た 年度 の 3月 31日と の い
ずれか早い日までに正副2部を知事に提出しなければならない。
(1) 事業費精算額総括表(別表1)
(2) 事業費精算額内訳表(別表2)
(3) 事業実施状況(別表3)
(4) 歳入歳出決算(見込)書抄本
(財産の処分等の承認)
第 10条
事 業 に よ り取 得 し 、 又 は 効 用 の 増 加し た 価格 が 50万 円 以上 の 機械 及 び器 具 を補 助 金
の 目 的 に反 し て 使 用 し 、 譲 渡 し 、交 換 し 、 貸 し 付 け 、 又は 担 保 に 供 する た めに は 、規 則 第
20条の規定により財産処分等承認申請書を知事に提出しなければならない。
2
知 事 の承 認 を 受 け て 前 項 の 財 産を 処 分 す る こ と に よ り収 入 が あ っ た場 合 には 、 知事 は そ
の収入の全部又は一部を県に納付させることができる。
3
事 業 によ り 取 得 し 、 又 は 効 用 の増 加 し た 財 産 に つ い ては 、 事 業 完 了後 に おい て も善 良 な
管理者の注意をもって管理するとともに、その効率的な運用を図らなければならない。
(補助金に係る帳簿等の保存年限)
第 11条
補 助 事 業 者は 、 事 業 に 係 る 収 入 及 び支 出 を 明 ら かに し た帳 簿 を備 え 、当 該 収入 及
び 支 出 につ い て 証 拠 書 類 を 整 理 し、 か つ 当 該 帳 簿 及 び 証拠 書 類 を 事 業完 了 後5 年 間保 管 し
なければならない。
(書類の経由)
第 12条
こ の 要 綱 に基 づ き 知 事 に 提 出 す る 書類 は 、 所 轄 の県 民 局長 を 経由 し なけ れ ばな ら な
い。
(その他)
第13条
この要綱に定めるもののほか必要な事項は、知事が別に定める。
附
則
1
この要綱は、平成23年度分の補助金から適用する。
2
岡 山 県市 町 村 児 童 環 境 づ く り 基盤 整 備 事 業 費 補 助 金 交付 要 綱 は 廃 止す る 。た だ し、 同 要
綱 に 基 づい て 平 成 22年 度 以 前 に 交 付 さ れ た補 助 金 の 取 扱い に つい て は、 な お従 前 の例 に よ
る。
附
則
この要綱は、平成24年度分の補助金から適用する。
附
則
この要綱は、平成25年度分の補助金から適用する。
附
則
この要綱は、平成26年度分の補助金から適用する。
別
表
1 区分
2 基
準
額
3 対象経費
地 域 組 織 活 動 152,000円(1か所当たり年額)×組織数 地 域 組 織 活 動 育 成 事
育成事業
業に必要な経費
4 補助率
1/3