インド:商工会議所連合会 石炭火力発電所への依存度

インド:商工会議所連合会 石炭火力発電所への依存度の低下を提言
2016 年 9 月 23 日掲載
9 月 12 日付けの地元報道によると、商工会議所連合会(ASSOCHAM)は、中央政府は国際的な義務を果
たすため、石炭火力発電への依存を弱め、環境に配慮した交通・都市計画に取り組むべきとした。
ASSOCHAM は、インドは気候変動に関するパリ合意の批准期限 2016 年 12 月までに、合意を批准し
なければならず、中央政府は、すぐにでも石炭火力への依存の低減、環境配慮の交通・都市計画に取り組
むべきとした。
ASSOCHAM は、インドは世界で最も急速な経済発展国として、エネルギー需要の急速な増加に対応し
なければならないとした。また、インドは新興国の代弁者として、豊かな国に対して、世界の排出量削減
のための技術開発と技術移転に 1,000 億 USD の拠出を求める圧力は継続すべきであるとした。更に、国
際連合(UN)の枠組み協定にて、パリ合意の調印国には法的拘束がある限り、約束の不履行があってはなら
ず、インドは義務を果たさない国になってはならないとも付け加えた。
(石炭開発部 辻
誠)
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