パキスタンにおけるテロ事件について(9月19日)

Statement
外務報道官談話
Ministry of Foreign Affairs of Japan
平成28年9月19日
H-
パキスタンにおけるテロ事件について
1
9月16日(現地時間同日),パキスタン北西部の連邦直轄地域(FATA)モー
マンド管区のモスクにおいて発生したテロ事件によって多くの死傷者が生じたこ
とに強い衝撃を覚えます。亡くなられた方々に心から哀悼の意を表するとともに,
負傷者の方々にお見舞いを申し上げます。
2
テロはいかなる理由によっても正当化できず,日本はこのようなテロ行為を断
固として非難します。日本は,パキスタン政府及びパキスタン国民に対し,強い
連帯の意を表します。
[参考]
9月16日(現地時間同日),パキスタン北西部の連邦直轄部族地域(FATA)モーマンド管区
のモスクにおいて自爆テロが発生し,21名以上が死亡,31名以上が負傷した。テロが発生し
た際,モスクでは金曜礼拝が行われていた。本事件に対して,パキスタン・タリバーン運動(T
TP)から分派したジャマートゥル・アハラール(JuA)が犯行声明を出している。なお,J
uAは8月8日にクエッタの病院で発生したテロ,9月2日のマルダン地方裁判所を狙った自爆
テロについても犯行声明を出している。
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