に開通した新名神高速道路 四日市JCT~新四日市JCT 東海環状自動

平成28年9月23日
国土交通省中部地方整備局
中日本高速道路株式会社名古屋支社
-
記者発表資料 -
8月11日(木・祝)に開通した
よっかいち
しんよっかいち
しんめいしん
新名神高速道路 四日市JCT~新四日市JCT
とういん
しんよっかいち
とうかいかんじょう
東海環状自動車道 新四日市JCT~東員IC
の交通状況(速報)をお知らせします。
<概
要>
○開通後の交通状況(速報)
■新名神高速道路・東海環状自動車道の利用交通量
・開通後1カ月間(8/12(金)~9/11(日))で約3,700台/日が利用
1日あたりでは、約3,000台~5,200台が利用
■企業進出と港湾へのアクセス時間短縮
・沿線地域には、開通を見据え企業進出が決定
・いなべ市産業集積地から港湾へのアクセス時間は、約19分短縮
・沿線立地企業は、定時性の確保や今後の輸送コスト低減に期待
記者発表クラブ
国土交通省記者会、国土交通省建設専門紙記者会、国土交通省交通運輸記者会、
中部地方整備局記者クラブ、中部経済産業記者会、愛知県政記者クラブ、
三重県政記者クラブ、第二県政記者クラブ、四日市市政記者クラブ、桑名市政記者クラブ
問
い
合
わ
せ
先
中日本高速道路株式会社 名古屋支社 広報・CSチーム TEL:052-222-1183(直通)
国土交通省
中部地方整備局
副所長
北勢国道事務所
ふかや
わたる
深谷
亘
TEL:059-363-5511(代表)
おがわ
計画課長
小川
よしちか
喜睦
開通後の交通状況
効果①
 今回開通区間(四日市JCT~新四日市JCT~東員IC)の日交通量は、平均3,700台/日。
 開通区間隣接の伊勢湾岸自動車道(みえ朝日IC~四日市JCT)・東名阪自動車道
(桑名IC~四日市JCT~四日市東IC)の日交通量は、開通1週間前比較でほぼ横ばい。
伊勢湾岸自動車道(みえ朝日IC~四日市JCT)
東名阪道(桑名IC~四日市JCT)
東名阪道(四日市JCT~四日市東IC)
: 62千台/日→62千台/日〔増減なし〕
: 55千台/日→53千台/日〔3%減〕
: 113千台/日→110千台/日〔2%減〕
【参考】並行する一般道路
(国道421号) ( ⑤ )
交通量(12h)
約6%
東員ICの利用状況
減少
凡 例
:今回開通区間
:事業区間
:高速道路
:国道
(大安IC)
桑名市
東員町
いなべ市
( )書きのIC名称は仮称
桑名東IC
⑤
桑名IC
新名神・東海環状(①)
東員IC
菰野町
①
四日市JCT
四日市東IC
みえ朝日IC
②
④
四日市市
四日市IC
交通量( 百台/日)
新四日市
JCT
(菰野IC)
①四日市JCT~新四日市JCT
~東員IC
③
②みえ朝日IC~四日市JCT
50
0
62
62
開通前
開通後
③桑名IC~四日市JCT
開通前
開通後
100
横ばい
50
0
55
53
開通前
開通後
出典)NEXCOデータ
開通前:平成28年8月1日(月)~8月7日(日)の日交通量の平均値
開通後:平成28年8月12日(金)~9月11日(日)の日交通量の平均値
④四日市JCT~四日市東IC
交通量( 千台/日)
横ばい
37
東名阪道(③、④)
交通量( 千台/日)
交通量( 千台/日)
100
20
0
四日市港
伊勢湾岸自動車道(②)
40
150
横ばい
100
50
0
113
110
開通前
開通後
出典)国道421号交通量調査結果(12h交通量)
開通前:平成28年7月12日(火)
開通後:平成28年8月23日(火)
※12h交通量:7~19時
企業進出と港湾への所要時間短縮
効果②
 沿線地域では、開通を見据え相次いで企業の進出が決定しています。
 今回の開通により、いなべ市内の産業集積地から港湾までの所要時間が約19分短縮
しました。立地企業では、物流・トラック輸送の生産性向上が期待されます。
最近の企業進出
■産業集積地の分布と名古屋港・四日市港までのアクセス経路
工業用地
凡 例
開通後の経路
高速道路
開通前後で
同一の経路
事業区間
三重いなべテクノパーク統括工場
平成27年9月:本格稼働開始
国道
②
②
株式会社フジ技研
(試作部品設計製作等)
③
(大安IC)
株式会社アクティオ
(建設機械レンタル)
今回開通区間
開通前の経路
(北勢IC)
①
最近の進出企業
①
本社工場
:平成28年2月新設
機械加工工場:平成28年3月新設
プレス工場 :平成29年2月稼働予定
鋳造工場
:平成29年2月稼働予定
④
③ ヤマザキマザック株式会社
(工作機械製造)
平成28年2月:新工場建設発表
平成31年度 :全面稼働予定
名古屋港
④
株式会社
浜乙女
株式会社
浜乙女
(海苔製品製造)
(海苔製品製造)
平成28年7月 :新工場立地協定締結
平成29年11月:稼働予定
四日市港
※各社プレスリリース、中部経済新聞(2015.9.5)より引用
開通前後の所要時間変化 (いなべ市~名古屋港・四日市港の所要時間)
四日市港
名古屋港
60
40
20
60
40
20
0
0
データ:開通前 民間プローブデータによる混雑時所要時間、 開通後 実走行調査による所要時間(平成28年8月24日)
沿線立地企業の声
・ 今回の新名神・東海環状道の開通により、
お陰様で東名阪道や伊勢湾岸道を利用し
た各方面の移動が15分程度短縮され、
利便性が改善されました。
・東員ICの開通時期に合わせて、移転を決
定しました。
F社
・開発品・試作品はとても短納期で、県外
の各自動車メーカー関連会社との取引で
高速道路を利用しており、東海環状自動
車道の開通によって時間短縮や定時性が
確保されることを期待しています。
D社
・ 物流コスト低減等が期待でき、企業のグ
ローバル競争力を向上させていく上で、
ありがたい第一歩です。また東海環状道
の更なる延伸にも大いに期待しています。
※国土交通省北勢国道事務所ヒアリング調査より
開通区間概要
参考
●新名神高速道路は、新東名高速道路と一体となって東京・名古屋・大阪の三大都市圏を相互に
結び、人の交流と物流を支える大動脈として日本経済をけん引するとともに、東名・名神高速道
路の代替機能を果たす上で不可欠な路線です。延長約150kmのうち、今回の開通により約46km
が開通しています。
●東海環状自動車道は、愛知・岐阜・三重3県の各都市を環状に連結し、新東名・新名神高速道路
や東名・名神高速道路等と一体となって、広域的なネットワークを形成する延長約160kmの高規
格幹線道路です。今回の開通により約83kmが開通しています。
●今回開通区間の概要
路
線
名
近畿自動車道名古屋神戸線(新名神高速道路)
よっかいちし いさかちょう あぶみだに
よっかいちし きたやまちょう
なかのやま
開 通 区 間
四日市JCT(三重県四日市市伊坂町字鐙谷) ~ 新四日市JCT(三重県四日市市北山町字中ノ山)
延長/車線数
4.4km / 4車線
路
線
名 一般国道475号 東海環状自動車道
よっかいちし きたやまちょう なかのやま
いなべぐん とういんちょう
ながふけ
ぬくい
開 通 区 間 新四日市JCT(三重県四日市市北山町字中ノ山) ~東員IC(三重県員弁郡東員町大字長深字抜井)
延長/車線数
1.4km / 2車線
■今回開通区間の位置図・状況
全体図
東海環状自動車道 延長約160km
西回り 延長約77km
東回り 延長約76km
関広見IC
平成28年8月11日開通
美濃関JCT
岐阜県
156
延長5.8km
大垣西IC
21
土岐JCT
41
22
養老JCT
19
愛知県
詳細図
258
名古屋
第二環状
自動車道
三重県
155
1
東員IC
新四日市JCT
(大安)
豊田東JCT
四日市JCT
306
153
23
伊勢湾岸自動車道
477
新名神高速道路 東員IC
東員IC
421
(菰野)
東名阪自動車道
1
新四日市JCT
新四日市JCT
四日市JCT
23
365
伊勢湾岸自動車道
名古屋西JCT