大田労働基準監督署管内における労働災害発生状況 ●死傷災害の推移 900 8 7 600 500 642 639 198 639 595 2 210 230 4 2 3 800 700 近年の休業4日以上の死傷者数は、増減を繰り返しており、平成27年は691人であり、前年より65 人増加(三次産業、製造業で増加。建設業、運輸交通は減少)しました。 また、死亡者数は、前年と 同数の4人となりました。 平成28年の同死傷者数は、8月末時点で341人であり、前年同期と比べて46人(約12%)減少して います。しかし、5月から7月にかけて合計4名が死亡する災害が発生しました。 217 2 3 592 4 663 2 682 1 243 229 4 4 207 626 200 2 691 269 46人減少! 387 400 300 200 100 0 212 227 232 107 85 122 120 平成19年 平成20年 製造業 76 218 71 101 83 平成21年 平成22年 建設業 274 202 75 ↑ 死 5 亡 0者 数 -5 4 88 47 91 平成23年 平成24年 運輸交通・貨物取扱業 273 293 94 280 107 78 51 62 78 平成25年 平成26年 平成27年 三次産業 136 4 341 125 173 141 34 44 27 44 平成27年 8月末時点 平成28年 8月末現在 その他 -10 -15 -20 -25 -30 死亡 ●死亡災害発生状況(平成28年発生) 業種 事故の型 起因物 28-1 平成28年 5月 建設業 交通事故 (道路) 乗用車 28-2 平成28年 6月 製造業 飛来・落下 玉掛用具 28-3 平成28年 7月 社会福祉施設 交通事故 (道路) トラック 28-4 平成28年 7月 航空業 墜落・転落 地山、岩石 発生月日 職種 性別 年齢 経験年数 管理者 男性 40歳代 15年 板金工 男性 50歳代 9年 発生状況 工事現場で打ち合せが終了し、作業員休憩所に向かうため、丁字路交差点(信 号機なし)の横断歩道を横断していたところ、走行してきた軽自動車に衝突され、被 災したもの。 (死因:調査中) 被災者は、トラックで搬入された鉄板束(重量約2.6t)を天井クレーン(定格荷重 2t)で所定位置に運搬させるため、トラック荷台上で玉掛けし、クレーンを走行させ たところ、鉄板束が被災者の上に飛来・落下し、被災したもの。 (死因:調査中) 社会福祉事業 自転車で介護の利用者宅へ向かう途中、横断歩道にて横断していたとろ、信号無 専門職員 女性 70歳代 15年 管理者 男性 50歳代 37年 視をしてきたトラック(10tトラック)にはねられ頭部を強くうち、病院へ救急搬送され たが死亡したもの。 (死因:調査中) 登山道の土止め用の丸太が劣化し、道の一部が崩れていたため、新しい丸太を 止めるための杭をハンマーで打っていたところ、体勢を崩しそのまま山の斜面を滑 落した。 (死因:調査中) ●死亡災害発生状況(平成27年発生) 職種 性別 年齢 経験年数 作業者 男性 50歳代 2年 昼食の仕出し弁当に入れるおしぼりの在庫が切れ、被災者は、店舗へ買い 出しのため、同僚と2台のバイクで公道を走行中、同僚を追い越した後、カー ブを曲がり切れず、ポールに激突し、被災したもの。 (死因:外傷性胸腔内蔵器損傷) 発生月日 業種 事故の型 起因物 27-1 平成27年 4月 その他の 小売業 交通事故 (道路) バイク 27-2 平成27年 5月 建設業 飛来・落下 玉掛用具 溶接工 男性 70歳代 36年 共同溝補強のためのシートパイルを敷設する工事において、土留め用の鋼矢板をワイ ヤーロープとキャッチクランプを用いて、移動式クレーンにて吊り上げ作業を行っていた ところ、当該ワイヤーロープから鋼矢板が外れ、下方で作業していた労働者に鋼矢板が 当たり、被災したもの。(死因:頭部挫傷、大腿部骨折) 27-3 平成27年 8月 その他の 商業 墜落・転落 掘削用機械 機械修理工 男性 60歳代 38年 ドラグショベル(機体重量約2t)をトラックの荷台に積み込むため、スロープ上 を走行中にドラグショベルが転倒しかけたので、飛び降りたところ、転倒したド ラグショベルのクローラ部分と仮置きされていたリース用道板との間にはさま れ、被災したもの。(死因:大動脈損傷、肺挫傷) 27-4 平成27年 11月 運送業 交通事故 (道路) トラック 運転者 男性 40歳代 27年 商品搬送のため、高速道路をトラックで走行中、事故渋滞により停車中の前 方車両に追突し、被災したもの。(死因:全身打撲)なお、当該前方の車両(ト ラック)は、追突された勢いで、さらに前方の車両(一般乗用車)に追突した。本 件事故により、前方のトラックの運転手1名も軽傷を負った。 発生状況
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