JICAボランティア帰国者プロフィール (PDF documentファイル サイズ

JICAボランティアプロフィール/プレス資料
【山形県 】
参加形態
シニア海外ボランティア
氏名
佐藤 芳春
年齢
サ ト ウ
青年海外協力隊
ヨシハル
青年海外協力隊
コバヤシ
カ ワ イ
マ ス ミ
小林 みずほ
川合 真澄
66才
37才
28才
派遣国
マーシャル
エクアドル
モロッコ
職種
環境行政
青少年活動
青少年活動
派遣期間
2013年(平成25年)10月~2015年(平成27年)10月
2012年(平成24年)3月~2014年(平成26年)3月
2014年(平成26)7月 ~ 2016年(平成28) 7月
住所
山形市
山形市
山形市
【活動内容】
エクアドルの第三の都市クエンカにおいて、主に市場で学校に行かなかったり、学校
に行っても勉強についていけないなどの貧困層の子どもたち向けに教育の機会を提
供する活動を行う。貧困層の子どもの家への訪問と学校訪問、市場での実態調査
【活動事例の紹介】
を実施。また、日本・折り紙・手芸・算数・音楽講座・リサイクル生活用品作りの活
・気候変動国民討論会の開催並びに国家環境行政(気候変動・水資 動に携わる。
源・廃棄物)の指導助言の整理提供
任地で日本映画の上映や日本文化講座も実施。
【活動内容】
気候変動対策を中心とした国家環境行政の指導と助言
【活動内容】
小中学校にて、環境教育、情操教育(図工、体育、美術など)の指
導、異文化交流などの活動を行った。
【活動事例の紹介】
・同国の気候災害への適応策、同国の気候変動の緩和策、政府の組
【活動事例の紹介】
織づくりについての提案
特に、山形の小中学校の生徒とモロッコの小中学校の生徒がskypeを
通して繋がれた経験は、彼らにとって財産であると思う。現地のモロッコ人
配属先にとっても初めてのボランティア、初めての日本人。最初は、言葉の壁や習慣 の教員を巻き込んだ活動をより多く取り入れれば、よかったと感じる。
【ボランティア経験を今後どのように活かすか】
昨年12月のパリ合意(COP21)により、世界はいよいよ本格的な低炭
素時代に入った。海水面上昇に脆弱な小島嶼国での経験を気候変動
対策の前進に少しでも生かしていければと思う。
自己紹介
【活動を通して思うボランティア事業の意義】
ボランティア事業の可視化を進め、隊員(青年海外協力隊員)の異業
種間連携を強化していくことにより、日本の人的支援は効果的なものに
なると思う。
の違いもあり、一スタッフとして認識してもらえないこともありました。また、時間の感覚
の違いもあり、仕事や集合時間を守ってもらえずイライラすることもありました。しか
し、二年間の活動を終える頃には「日本人は時間を守るんだよね!とてもいいことだ 【ボランティア経験を今後どのように活かすか】
世界で培った経験をもとに、小中学校での異文化理解教育を行ったり、
と思う。」と言われて、嬉しかったです。
行動力・実行力を活かして地域の様々な活動に参加したり、自らが企
画者となり、地域を盛り上げる活動を行っていきたい。
【ボランティア経験を今後どのように活かすか】
世界は本当に多様だ、と身を以て体感した2年間でした。色々なことが起こる中、今
は想定外の事態やうまくいかない時こそがんばりどころだと思って工夫できるようになり 【活動を通して思うボランティア事業の意義】
ました。ラテンアメリカにエクアドル人をはじめとするたくさんの仲間ができ、習得したス ボランティア活動は、ボランティアをすることが目的ではなく、必ずその先に
ペイン語は、山形での生活でも活かしていきます。
【活動を通して思うボランティア事業の意義】
相手国の社会、経済発展への貢献だけではなく、日本との親善と相互理解にも役
立っていると強く感じます。JICAボランティアやその活動を通して、日本という国を知
り、また、日本の印象がよくなったと言っていただいたことがあります。ボランティア事業
に取り組む個人が相手国の人と信頼関係を結び、日本だけではない世界平和にも
つながっていると思います。
は「相手」がいる。ある側面で「もの」がない生活の中で「もの」以上に大
切なものに気付ける活動であると思う。